ここ最近はすらっとした中性的な雰囲気を持った男性が流行っているようですが、たくましく鍛え上げられた体に憧れを持っている人はまだまだ多いはず。
程よく筋肉がついて引き締まった体には、どんな服装も似合います。筋トレは最大のおしゃれと言えるでしょう。
でも、いざ筋トレといったところで、これまでにトレーニングの経験がない人にとっては、何をどう始めていいのかわかないと思います。
見よう見まねで何となく良さそうなことをやっていても、疲れるだけで思うように筋肉はつかないかもしれません。一見正しいようなことをやっていたとしても、意識の置き方ひとつで、その効果は大きく変わってきます。
正しい知識をもって効果的に筋トレを行って、理想の体を手に入れましょう。
マッチョはイヤ?
筋トレをやる人は何が目的かというと、筋肉をつけることですよね?筋肉をつけるということは、筋肉を大きくする、筋肥大させる、ということになります。
筋肥大という言い方をすると、ムキムキのマッチョマンを想像して「いや、あそこまでムキムキになりたいわけじゃない」と言われそうですが、心配しなくてもちょっとやそっとトレーニングでボディビルダーのような筋肉が手に入るわけがないですのでご安心を。
筋肉は負荷をかけなければ勝手に落ちてしまいますので、万が一筋肉がつきすぎて嫌になったら、トレーニングをやめればみるみる筋肉は落ちます。
筋肉を肥大させる
では筋肥大はどのようにして引き起こされるのか。
まずは筋肉に負荷をかけて刺激を与えます。この刺激は日常生活でかかる刺激よりも大きいものでなければ筋肥大の反応は起こりません。
十分な刺激を筋肉に与えると、筋肉は少し痛みます。そこで栄養と休息をしっかりと与えて回復を促します。筋肉はこの過程で、以前より少し強く大きく回復するのです。
これを筋肉の超回復と言います。筋肉を過酷な環境にさらすとその環境に適応しようとして、筋肉はより強く大きくなっていくのです。
効果的な刺激
だからといって、ただ何となく重たいものを持ち上げていればいいわけではないのです。それでも筋肉のとっては過酷な環境とはいえるのですが、やみくもに負荷をかけ続けるだけでは効果的とは言えません。
まずはどの筋肉に刺激を与えているのかをしっかりと自覚すること。何となく重いものを上げて、どこに効いているのよくわからない、では筋肉に対して効果的に刺激が入りません。
栄養を与えて休ませる
そしてしっかりと刺激した後は、その筋肉が回復するために十分な栄養を与えます。特に重要なのは筋肉の主材料となるたんぱく質の補給です。
ビルダーやアスリートたちがトレーニングの後にプロテインを摂取するのはこのためです。
最後に回復させるための十分な休息時間をとることです。一般的には回復に48~72時間かかるといわれていますが、最初のうちはざっくりと一日おきぐらいの感覚で大丈夫だと思います。
まとめ
しっかりと負荷をかけて、しっかりと栄養、休息をとる。筋肉をつけるにはこのサイクルが非常に重要なのです。
せっかく貴重な時間を割いてトレーニングをやるのなら、これらの原則を頭において効果的にトレーニングを楽しみましょう。