【永久】と【永遠】の意味と使い方・由来や例文

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永久と永遠には、どの点に違いがあるのでしょうか。

永久は、「形のある物質的なものが存在する限りずっと使われる事」です。

永遠は、「形のない観念的な事柄が続く事」を言います。

永久は、形のあるものに対して使う言葉です。

形のあるものが消えた場合は、そこで終わりになります。

それに対して永遠は、形のないものに対して使います。

形がないので、いつまでも存在する事が出来るのです。

「永久」の意味

永久とは、いつまでも限りなく続く事という意味です。

目に見える物に対して使う言葉です。

例えば、乳歯の後に生えてくる永久歯があります。

歯は、目に見える物です。

そして永久の「永」とは、時間が長続くや久しいという意味があります。

永久の「久」は、時間が長く経るさまや長く続くさまという意味です。

永久の類語には、とわと永遠があります。

「永遠」の意味

永遠とは、いつまでも果てしなく続く事・時間を超えて存続する事・哲学において無限に接続すると考えられるものという意味になります。

永遠は、目に見えないものに対して使う言葉です。

例えば、永遠の愛とよく聞く言葉があります。

愛は目に見えるものではありません。

永遠の「永」は、時間が長続くや久しいという意味があります。

永遠の「遠」とは、距離や時間が隔たっている・奥深い・遠ざかるという意味です。

「永久」と「永遠」の用法と用例

永久と永遠の用法と用例を紹介します。

永久を使って例文にすると、「妹に永久歯が生えてきました」です。

妹に永久歯が生えてきた事が文章で分かります。

永久歯は、いつかは消えるものです。

永遠を使って例文にすると、「ビートルズの曲は、永遠の名曲です」になります。

ビートルズの曲は、これから先ずっと消えない名曲である事がこの文章で分かるのです。

「永久」と「永遠」の違いを知っておきましょう

永久と永遠だと、同じ意味だと思ってしまいがちです。

しかし永久と永遠では、使い方が違うのです。

永久の場合は、目に見える物に対して使います。

そしていつかは消えるものです。

それに対して永遠は目に見えない物に対して使う言葉になります。

そしていつまでも存在し続けるのです。

永久と永遠だと、間違って使ってしまいます。

使い方の違いを、正しく知っておきましょう。

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