恋人ができて嬉しいと思う反面、社内恋愛だから辛い...というジレンマにおちいっている人はいませんか？実際、社内恋愛は想像以上に大変なものです。
付き合う前は「社内恋愛だってきっと大丈夫！」と考えていたけれど、現実はそんなに甘くなかったという人もいるでしょう。
そこで今回は、社内恋愛の辛さ・職場で恋をするデメリットや、社内恋愛が辛いと感じた時の気持ちの切り替え方などについて、くわしく解説していきます。
目次
「社内恋愛は辛い...」職場で恋するデメリット
職場以外に恋人がいる人は、もちろん交際していることを誰かに隠す必要はありません。職場の人に恋愛相談をしても良いでしょう。
しかし社内恋愛になると話は違ってきます。職場に恋人同士であることがバレてしまうと、お互いに仕事がやりづらくなるなど、辛い思いをする機会も増えます。
では、社内恋愛のどんなところが辛いのか、職場で恋をすることのデメリットについて探っていくことにしましょう。
「人目が気になる」オープンな交際ができなくて辛い
社内恋愛が辛いと感じるいちばんの原因は、どうしても「人目が気になってしまう」という点でしょう。せっかく想いが通じて恋人同士になれたのに、関係をオープンにできないのはストレスです。
本当は幸せいっぱいのはずなのに、上司や同僚に「知られてはならない」という意識から、辛い気持ちを抱えて過ごさなければいけないというジレンマにおちいります。
周囲に気を遣って恋人関係を続けるのが辛いのであれば、どちらかが仕事を変えるか、思い切って2人の関係を明らかにしてスッキリするか、どちらかの選択肢しかありません。
「異性が近づくだけでイライラ！」ヤキモチが止まらない
社内恋愛をしているカップルは、「誰にも分からないように」関係を続けていることが多いようです。不必要に冷やかされたり、からかわれたりして仕事に支障が出ては困るという考え方からでしょう。
しかし、2人の関係が周囲にバレていない以上、相手に異性が近寄ってきて「マズイ」と思っても、あなたは何もすることができません。
特に相手がモテるタイプだった場合、異性からのアプローチは絶えることがないでしょう。しかしあなたは堂々と「彼女です」ということができない、とても辛い心境に追い込まれます。
ヤキモチが止まらず、つい恋人を責めてしまうこともあるかもしれません。社内恋愛の辛さはこんなところにも潜んでいるのです。
「どちらかが昇進！」素直に喜べないことが辛い
社内恋愛をしている恋人が思わぬ昇進をしたとき、あなたは手放しで喜べるでしょうか。恋人でありながら、お互いに切磋琢磨し合える良き同僚であったとしたら、複雑な思いに捉われるのではないでしょうか。
「たとえ社内恋愛中であっても、仕事とプライベートはきちんと分けることにしているから」と、頭では理解していても、なかなか現実を受け入れられないかもしれません。
もしも昇進したのがパートナーでなかったら、社内恋愛をしていなければ、こんなに辛い思いをせずに済んだのに...と感じることもあるかもしれません。
「隠すのに疲れた...」社内恋愛が辛いと思った時の気持ちの切り替え方
社内恋愛をしていることが周囲に分かってしまうと、いろいろな部分に支障が出る可能性があるという考えから、最初から「誰にも言わない」という前提でお付き合いを始めることがあります。
しかし、そんな誰にも言えない・秘密の関係を続けることが、大きな負担になることもあります。「隠すのが辛い・疲れてきてしまった...」と、感じるようになることもあるでしょう。
では、社内恋愛が辛いと思った時の、上手な気持ちの切り替え方について、具体的に考えていくことにしましょう。
近くにいられる時間が長いことを素直に喜ぶ
せっかく恋が実ったのに、社内恋愛だから辛いと感じるのはもったいないです。辛いと思うばかりでなく、恋をしていることをもっと楽しむことはできるはずです。
周囲に2人の関係を知られてはいけない社内恋愛だとしても、「毎日会社に行けば好きな人の近くにいられる」ということを素直に喜んでみてはどうでしょうか。
もちろん、恋人を思わせる振る舞いはNGですが、それでも「同じ空間にいられる」「いつも顔が見える」というのは、社内恋愛をしているからこそのメリットと言えます。
お互いの立場を理解し合える関係であることに感謝する
「社内恋愛は辛い」「社内恋愛なんてするんじゃなかった」そんな気持ちにかられて苦しくなっている人も中に入るでしょう。
周囲の目を気にするあまりパートナーと思うように接することができず、モヤモヤしてしまうことも一度や二度ではないかもしれません。
しかし、あなたが好きになった相手は同じ職場で仕事をする人なのです。また、お互いの立場を理解し合っているからこそ、恋愛関係を継続できているということに感謝することも必要です。
2人きりになったら思いきり甘えよう！と気持ちをリセットする
社内にいるときは「他人」を装っていても、会社の外に出たら2人は恋人同士です。誰にも言えない辛い社内恋愛だからこそ、社外に出たら思いきり甘えよう！と気持ちをリセットしてみてはいかがでしょうか。
仕事中は恋人と一緒に過ごせなくて辛いかもしれませんが、「今度の休みにはどこへ行こうか」「美味しいお店を探しておこう」など、できるだけワクワクすることを考えて乗り切りましょう。
2人とも起きている間中、社内にいるわけではないのです。終業時間になったら早めに会社の外に出て、恋人同士の甘い時間を過ごせるようになると良いですね。
社内恋愛が辛い...これからも関係を続けるべき？
「これからも社内恋愛を続けていけるのか、正直不安に思っている」「社内恋愛ってかなりハードで辛い。もっと他に良い人を探したほうがいいのかな...」と、悩んでしまうこともあるかもしれません。
確かに、社内恋愛は一般的な恋愛と違い、会社と仕事が深く関わってくるため、簡単にはいかない部分があります。
では、社内恋愛が辛いと感じた時、2人の関係をこれからも続けていけるかどうかのポイントになる点について、見ていくことにしましょう。
仕事のストレスを共有できるという意味では良きパートナー
同じ社内で仕事をする人を好きになる、社内恋愛をするということは、仕事上のストレスを共有できる良きパートナーと考えることもできます。
そうした観点から見ると、社内恋愛はただ「辛い」だけではないという見方ができるようになるでしょう。仕事で行きづまったとき、苦しい時、お互いに助け合えることもきっとあるはずです。
この先も「社内恋愛＝辛い」という考え方に縛られていると、2人の関係はギクシャクしたものになってしまうでしょう。社内恋愛の良いところにも目を向けるようにすることが大切です。
社内恋愛が必ずゴールインに結びつくとは限らない
社内恋愛の末に結婚までたどりつけば良いですが、場合によっては結婚に結びつかず、途中で別れてしまうケースも考えられます。
そうなると、ただでさえ辛いと感じていた社内恋愛は、さらに苦しいものになります。公言していない関係だからこそ、ぎこちない態度を取っていると周囲に怪しまれます。
だからと言っていつも通り振る舞うのも無理があります。社内恋愛をするのであれば、こうした「最悪の場合」も想定したうえで、関係を継続するかどうか考えるべきかもしれません。
社内恋愛は辛い...でもそれだけではないことを知ろう！
社内恋愛の辛さ・職場で恋をするデメリットや、社内恋愛が辛いと感じた時の気持ちの切り替え方などについて、くわしく解説してきました。
確かに社内恋愛は辛いものです。しかし、それ以上に楽しいこと・嬉しいこともたくさんあるのだということをぜひ知っておいてください。