[育児体験談]滋賀県 32歳女性 アキコさん
母乳育児中の思い
母乳育児で育てたいと思って二人を育ててきました。
何といっても無料です。ミルク代がかからないし、面倒な哺乳瓶の煮沸もいらないし、急に泣かれたってすぐ授乳できる!と良いとこがたくさんありました。
でも実際に母乳育児をされている方は一度でも母乳育児も結構大変だなと感じたことがあるはずです。
母乳が出るのだからそんな贅沢なこと言っている場合ではないとあまり大きな声で言えなかったけれど密かに抱いていたその正直な思いと母乳育児で悩んだ時の対処法も合わせてお話します。
長時間預けて外出が難しかった
一番のネックはこれでした。ただでさえも乳児がいるとお出かけがしにくいし、ストレスがたまります。
ちょっとの時間でもリフレッシュしたいのですが、母乳育児だと泣かれても困ると預かるほうが嫌がられるんです。
タイムリミットは二時間でした。今思えば、このタイムリミットだって期間限定でした。
発想の転換をすれば2時間リフレッシュできるので美容院にカットへいったり、一人でお茶したり、近くのショッピングモールへ行くことも可能です。
束縛されたように感じる時間は今思い返せばいとしいわが子とずっと一緒に入れて幸せな時間だったなと思います。
乳腺トラブルがある人の悩み
私の場合は、度重なる乳腺炎や白斑といって胸にできものができて授乳時間の度に歯を食いしばっていた時期がありました。
時々噛まれることもあったりして授乳時間は痛みに耐え続ける日々でした。
乳腺炎になり、いきなり40度近く出る高熱は辛かったです。授乳中はあ薬も飲めないと思っていたけれど心配いりません。
産婦人科へ行けば授乳中でも大丈夫な薬を処方してもらえるし、乳腺炎はマッサージがとても有効的でした。自分でなかなか取れない詰まりもすぐに解決してくれて、乳腺が開通した時の快感は最高です。
食生活がダイレクトに母乳に表れることを実感すると、自分の健康についても改めて考え直す良いきっかけになりました。
夜中も関係なしの授乳タイム
ミルクの赤ちゃんはまとめて朝まで寝るなどと聞くのに、母乳の赤ちゃんは2,3時間おきに泣いて起きて授乳ということも珍しくありません。
慣れるまで辛いこともありましたが、これも二人目の時には添い乳という方法を知り、寝ながら母乳をあげるということも出来るように。
この方法を習得してからは寝不足も解消しました。
初めは赤ちゃんをつぶしてしまうのではと思って怖くてできなかったのですが、大丈夫です。この方法のメリットは赤ちゃんを置くときに起こすかもという心配が解消されるのでストレスも減りますよ。
まとめ
母乳が出れば母乳育児をすればいいし、ミルクにはミルクの良さがあります。
どちらを選択しようとお母さんの無償の愛で赤ちゃんはすくすく育ちます。
でも、過ぎてみればこんな赤ちゃん時期はあっという間です。今思えば、もっと楽しめばよかったなと思います。