ニートの兄弟・子どもを家から追い出す方法!ニートを働かせる秘策。

B!
  • 親が亡くなったら、私がニートの面倒を見ないといけないのかと思うと不安
  • ニートの兄弟がいるせいで、結婚が破談になったらどうしよう
  • いつまでも親に面倒を見てもらうつもりの、兄弟を更生させたい
  • 法的処置を使ってでも、家から追い出したい

ニートの子ども・兄弟を持つ人で、こういった悩みを抱えて生きている人は多いです。

できればニートをやめてくれたら、とも思いますよね。しかし実際は、ニートの状態から社会復帰させるのはとても難しいことです。

当の本人が、扶養義務が・・居住権が・・などと言い、家になんとしてでも居座ろうとしている場合はなおさらです。

今回は、ニートでどうしようもない兄弟・子どもを家から追い出す方法、ニートを強制的に働かせる方法を紹介していきたいと思います。

ニートの兄弟が家にいることで起こる問題とは

光熱費・食費の問題

働かない人を家に置いておくというのは、光熱費・食費だけで考えても、年間かなりの額になります。

さらに20歳を超えると国民年金も払っていかないといけませんし、学生時代奨学金を借りていた場合、そのお金もすべて込みで、親や扶養している人が払っていくことになりますよね。

つまり食費などの必要最低限な事以外にも、払わなくてはいけないお金があり、成人一人を養っていくのは、相当な苦労が伴うという事です。

子どもならまだしも、成人した大人を一人養っていくには、食費だってばかになりません。

それに生活していくうえで、いくら洋服など本人が興味がなかったとしても、最低限の服や下着なども必要ですよね。いくら安いものを買っていたとしても、お金がかかっていることには変わりありません。

両親が働いている時には、まだ余裕があって、人一人くらいならなんとかなるよ、と気楽に思えている部分もあるのかもしれません。

しかし、現在ニートを残して親がなくなる場合、資産が1000万円以上ないと、ニートが路頭に迷う可能性があると専門家は言います。

つまりそれだけのお金をあげるくらいのつもりでないと、人一人生活させるのは困難ということです。

扶養する人がいなくなった時の問題

そしてニートがいる家庭の最大の問題は、主に扶養していた家族が亡くなってしまった時です。

この場合、元々扶養していたのはニートの親に当たる人でしょう。しかし年齢的に、親のほうが先に亡くなってしまうと言えますよね。

そして親が亡くなってしまうと、あとの面倒を見るのは、残りの家族、親戚という事になります。

結婚が破談になる可能性も

兄弟にニートを何年も続けていて、これからも復帰する見通しのない人がいる場合、結婚が破断になってしまうケースもあります。

ニートの兄弟が、結婚されると自分を養ってくれる人がいなくなる可能性があるので、結婚を破談にしようとしたり、なんとか阻止しようとすることも。

それにニートをもつ兄弟自身が、ニートの家族がネックとなり、気持ちが中々結婚に結びつかないということもあります。

なぜニートの兄弟を追い出すことが難しいのか

家族がニートを追い出すための法律がないため

ニートの兄弟、子どもを追い出すことが難しい理由として、日本にはニートを追い出すための法律がないことがあげられます。

3年以上家に引きこもった場合、追い出す権利などが親にあればいいのですが、そういったものはありません。

そのため、ニート側は何も思わずニートを続け、家族は家族で追い出すための道具が何もないというのが実情です。

この場合家族ができることとしてあげられるのは、ニートへの支援をやめる・契約書を交わす・強制的に追い出す、などの方法しかなく、家族は強い決断がいります。

結局、でも働いていないのに外に出すのは可哀想・・と強い決断ができず、ニートを続けさせてしまうこともあります。

ニートの兄弟、子どもを追い出すために試すと良いこと

期間を決める

ニートの兄弟、子どもを家から追い出すために必要なのは、期間を決めることです。

例えば「今日からきっかり1年後には、あなたをこの家から出す。それまでに一人で生きられるように準備しておきなさい。」と言ったものです。

これを言っておくことで、相手には心の準備をする期間を与えることができ、なおかつ1年という期間中に、自分で仕事を探していくようになるからです。

この時に大切なのは、契約書を交わすことです。契約書通り、1年以内に親元を離れないと、法的処置をとるという手段を見せましょう。

こうすることで、子どもや兄弟は、本当にしないといけないんだと思うようになります。

ただし「このお金をあげるから、今すぐ家族に頼らず生きていきなさい。」というような、何の準備もなく、いきなり見放すのはあまり良い策とは言えません。

なぜなら言われる方も心の準備がないので、いきなり言われるとパニックになり、暴れ出したり、手が付けられないような状態になることもあるからです。

意思を変えない

引きこもり側の兄弟、子どもからしてみれば、いきなり家を出ていく期間を決められパニックになったり、激しく怒ったりする場合もあるでしょう。

しかし絶対に一回でも意思を曲げてはいけません。嫌われる覚悟をもち、何時間反抗されても、「~年後からは、面倒をみない」と決断をするしかありません。

いきなり見放すような事を言って大丈夫かしら、と思ったかもしれません。しかしこれは見放すのとは少し違います。

もしあなたが「このお金あげるから、明日から一人で生きていきなさい」と言ったなら、兄弟や子ども、見放されたと感じるでしょう。

でも年数を決めてあげることで、しっかりとその時間の間に変わる準備をする期間を作ってあげることができます。

そして親が依然として同じ態度を突き通すことにより、「本当に~年後までに自分で生計を立てておかないとだめだ」と本人が気づき始めます。

少し手荒なように感じられるでしょうが、全くそんなことはなく、むしろこのように期間を決めてあげないと、いつまでたっても自分から何か仕事を始めようという気持ちにすらなりません。

数年の引きこもりならまだしも、引きこもりが何十年にもなると、そう簡単には行動できなくなってしまうのです。そのためこのように期間を決めてあげることが一番大切です。

他の人と比べない

この時に、他の人とは絶対に比べてはいけません。

「あんたくらいの歳の子は皆就職して、結婚してるのに」など、人を比べるような事を言ってしまうと、卑屈になって余計に意地を張って、自立しない恐れがあります。

引きこもりを続ける人の中には、「生まれたくて生まれたわけじゃない。生んだ責任を取れ。」という理不尽な言い訳を言い出す人もいるので、他人と比べたり、他の兄弟と比べるような言葉は絶対に言ってはいけません。

なぜここまで強く決断しないといけないのか

目標がないと、人は中々行動にうつせないから

なぜここまで強く決断しないといけないのか。

その理由は、目標がないと人は中々行動を起こせないからです。特にそれが、何年、何十年もニートを続けている人ならなおさらです。

そもそもニートが長引いてしまう原因の1つが、どこかに自分を援助してくれる人が確実にいるという安心感を持ってしまっている事があげられます。

例えば幼いころから親もいない、下には幼い兄弟たちがいる、そんな状況で育つと、働かざるを得ないでしょう。なぜなら自分が働かないと、他に自分や兄弟を食べさせてくれる人がいないからです。

つまり危機的状況に置かれれば、どんな事であろうとやろうと思えます。なので、こうした一見手荒に見える行為でも、目標を決めるからこそ達成することができるのです。

親や兄弟の接し方次第で、ニートを脱出させることは可能

子どもや、兄弟に、本当にニートをやめてほしいなら、必ず強い態度で働かざるを得ない状況を先に作ってしまいましょう。

そうすることで、意識を変えるしか生きていく方法はないので、やるしかなくなります。エンジンをかけるには、まずゴールから決めてしまうことが大切です。

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