【文】と【文章】と【文書】の意味と使い方・由来や例文

文は、1つ以上の単語が連なった言葉のことをいいます。

最初の1文字から句点までのことです。

文章は、文がいくつにも連なってできた言葉のことをいいます。

1つ1つの文が連続してできたものが文章です。

文書は、文書は、文章して作成された媒体のことをいいます。

文章を使って完成させた書面のことです。

文書は文章によってつくられ、文章は文によって構成されているということです。

「文」の意味

文は、言葉の単位の1つです。

考えを言葉で書き記す際の、1つの句点までの最小単位です。

たとえば、「今日は晴れています。」

とか「明日は買い物に行く予定です。」

というのが「文」です。

「今日は晴れているので、買い物に出かけようと思います。」

という場合も、途中で読点が入りますが、最後の句点までで1つの「文」となります。

「文章」の意味

文章とは、複数の文が1つになったものを言います。

たとえば、「今日は晴れています。

明日は買い物に行く予定です。」

という中には、2つの文が入っています。

2つ以上の文で構成された文章ということになります。

他にも「今日は晴れていますが、用事があって買い物に行くことができません。

明日の天気は良いのでしょうか。

もし晴れるのであれば、買い物は明日にしようと思います。」

といったような長文でも、ここでは3つの文が合わさって「文章」を構成しているといえます。

「文書」の意味

文書とは、文章によって作成された書き物のことをいいます。

たとえば、先ほどの「今日は晴れていますが、用事があって買い物に行くことができません。

明日の天気は良いのでしょうか。

もし晴れるのであれば、買い物は明日にしようと思います。」

というのは文章ですが、この文章を何かの用紙に書き記したとします。

その用紙のことを「文書」と呼びます。

書類として出来上がったもののことです。

「文」と「文章」と「文書」の違いは大きさ

「文」と「文章」と「文書」の違いについて説明してきましたが、分かりましたでしょうか。

文は、始まりの文字から1つの句点までをいいます。

文章は、2つ以上の文で構成されます。

文書は、文章で書き記した書類のことをいいます。

つまり、文書は文章で構成され、文章は文で構成されているということです。

単位として1番大きいのは、「文書」ということができるでしょう。

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