「なんだか最近毛が濃くなった気がする...。」
こんな悩みを抱えていないでしょうか。
ある日ふと毛を見て以前より濃くなったと感じるのは、女性にとって一種の恐怖とも言えますよね。
原因は何なのか、どう対処すればいいのかが気になるでしょう。
そこで今回は、ムダ毛が濃くなる原因は日常的にできる対処法を紹介します。
目次
ムダ毛が濃くなると言われる原因は?
ムダ毛が濃くなるにはさまざまな原因があるとされています。
毛は体の機能とは切っても切れない関係なので、体の仕組みが影響しているようですよ。
どんな原因が考えられているのかを見ていきましょう。
体質や遺伝
子供の頃から毛深い方は、体質や遺伝が影響していますので、ある程度はそういうものだと思っておくことも必要です。
もともと毛深くてある日急に濃くなったわけではない方は、原因を探すより、サロンやクリニックでしっかり脱毛し、将来的にどんな肌を入れたいのかを考える方が建設的だからです。
今回紹介していくのは、昔に比べて毛深くなったような気がする方に向けての話です。
体の保護機能によるもの
体には外的要因から身を守るための保護機能がそなわっており、ケガや傷ができた部分だけ毛が濃くなることがあります。
ケガや傷が一時的なものであれば、治癒とともに毛も元に戻っていくことが多いですが、継続的に刺激が加わる場合は毛が濃いままということもあります。
これは事故など突発的なときに限らず、間違った自己処理を繰り返すことで肌に負担がかかったときも同じことが言えるのです。
カミソリや毛抜きで無理に自己処理をおこなうことで肌に負担がかかり、外的要因から皮膚を守るために毛が濃くなることがあります。
季節によってムダ毛が濃くなる?
体が冷えると寒さから守るために毛が濃くなることがあり、夏場にも紫外線から守るために毛が濃くなることもあります。
特定の季節によって毛が濃くなりやすいというより、体の保護機能が働いていると考えることが自然です。
体を冷やさないようにしたり、紫外線対策をしっかりおこなったりすることで予防しましょう。
ホルモンバランスの乱れによるもの
人の体にはさまざまなホルモンが存在していますが、ムダ毛が濃くなったように感じるのはホルモンバランスの乱れが考えられます。
ホルモンバランスが乱れる原因は実に多くあり、複数の要素によって乱れている可能性もあります。
たとえば、以下の行為はホルモンバランスの乱れにつながりやすいと言われています。
- 過度なダイエット
- 睡眠不足
- 運動不足
- 強いストレス
また、妊娠中はたくさんのホルモンが分泌されてバランスが不安定になりますので、毛が濃くなる妊婦さんは多いようです。
妊娠についてはホルモンバランスが乱れるのは仕方がありませんので、医師の指示に従って過ごすことを意識していれば、出産後しばらくしておさまっていくことが多いです。
食生活の乱れによるもの
食材の中には、体内の男性ホルモン分泌を増やしたり、女性ホルモンの働きを抑制したりするものがあると言われています。
たとえば、牛肉や豚肉の赤身や牛乳などの動物性たんぱく質は、男性ホルモンを増やすとされていますので、肉や乳製品ばかり摂取している人は少し注意が必要です。
コンビニやファーストフードはこれらの食材が多く使われているほか、塩分も多いため食べ過ぎない方がいいでしょう。
そのほか、牡蠣、長ネギ、ニンニクなども男性ホルモンを増やし、キャベツやブロッコリーは女性ホルモンを減らすとされています。
ただし、これらの栄養価が高い食材を摂らなければ、別の症状がでてしまう恐れもあります。
食生活はバランスよく、いろいろな食材を摂ること特に意識するようにしましょう。
喫煙
タバコが健康によくないことは周知の事実ですが、体毛が濃くなる原因とも言われています。
これは、タバコに含まれる有害物質が女性ホルモンを分解し、体内の男性ホルモン割合が多くなってしまうからです。
男性ホルモンには体毛を濃くする作用が働きますので、人によってはタバコが原因で毛が気になるようになったケースもあります。
特に、男性の毛の象徴でもあるヒゲや胸毛、腕や脚などが増えやすいと言われています。
カミソリで剃ると濃くなる?
ムダ毛が濃くなる原因として、カミソリで剃ることだと言われることがありますが、カミソリで毛を剃っただけで毛が濃くなることはありません。
カミソリで毛をカットすることで毛の断面が大きく見え、毛が濃くなったように感じることがほとんどです。
ただし、カミソリでの処理を繰り返すことで肌に負担がかかった場合、保護機能が働いて毛が濃くなる可能性も指摘されています。
また、カミソリは肌を傷つけて色素沈着などを引き起こす恐れがある方法なので、あまりおすすめできません。
当てはまらない場合は医療機関を受診しよう
ムダ毛が濃くなる原因は複数考えられますが、中には病気や薬の副作用が原因ということもあるようです。
ここまで紹介した原因に全く思い当たることがなく、急に毛が濃くなって不安な方は、医療機関を受診されることをおすすめします。
病気であれば治療を優先させることが何より大切です。
また、更年期症状で女性ホルモンが減少し、毛が濃くなることもあるようです。
子供を生まない女性が増えたことやストレスを感じやすい社会であることから、若い方でも更年期の症状が見られる方もいます。
のぼせやイライラなどの諸症状が見られる場合は、婦人科などで相談してみるのも方法です。
ムダ毛が濃くならないための対策は?
ムダ毛が濃くなる原因は複数考えられますので、何かをしてすぐに効果があるというものではありません。
しかし、日常的にできることは多数あり、ムダ毛だけでなく美容や健康にもつながりますのでぜひ意識しておこなうようにしましょう。
日常生活編
生活習慣を整えることでムダ毛対策になります。
まずは睡眠。
できるだけ夜型生活をやめ、早寝早起きを心がけましょう。
夜なかなか眠れない方は、寝る直前までスマホやパソコンを見るのをやめ、ヨガやストレッチなどの軽い運動をするようにしましょう。
すっと眠りにつくことができ、睡眠の質が上がるため、忙しくて睡眠時間が長く取れない方にも効果が期待できます。
また、喫煙している方はまずは禁煙を頑張ることです。
毛の濃い悩みを何とかしたいのであれば乗り切れるのではないでしょうか。
食生活編
コンビニやファーストフードを頻繁に利用する方は、塩分や動物性たんぱく質過多になっている可能性があります。
ムダ毛をこれ以上濃くしたくないなら、控えるか、ヘルシーな商品を選択するようにして調整しましょう。
完全にやめることが難しい方は、減らすことからスタートするといいですよ。
職場のランチでコンビニを使うことが習慣になっているなら、週に1~2回でいいのでお弁当やおにぎりを持参するようにしてみるだけでも違います。
次第に濃い味付けを好まなくなってくるため、自然と利用回数が減っていきます。
ファーストフードではなく、たまには野菜たっぷりのヘルシーなバイキングを楽しむのもいいでしょう。
無理なダイエットも栄養不足になるのでNGです。
特定の食品しか食べない生活だと、体のムダ毛どころか髪の毛まで抜けてしまう、げっそりして全く美しくないということになりかねません。
食生活は極端に何かを食べたり減らしたりするのではなく、バランスよくいろいろな食品を適度な量摂ることが大切です。
メンタル編
ストレスもムダ毛が濃くなる要因になるため、ストレスを溜めこまないように心がけましょう。
嫌なことがあったらこまめに発散する、言いたいことは適度に言うようにするなどしているでしょうか。
どうしても悩みを抱え込みやすい方は、時間を設定して徹底的に悩むのも1つです。
アラームをかけ、「〇時までは悩んでもいい!」と決めれば、落ち込むのもアリです。
ただし、時間がきたらすぱっと気持ちを切り替えるようにしてください。
アラームの音は切り替え効果があるのでおすすめです。
本格脱毛でムダ毛の悩みとおさらば
ムダ毛が濃くなったと感じる方は、日常的にできることを継続することで元の毛質に戻ることがあります。
ただし、毛自体が減るわけではありませんので、毛の悩みとしっかりおさらばしたいなら、やはり脱毛がおすすめです。
毛を根本的に減らしていきますので、毛深い悩みや面倒な自己処理から解放されていきます。
近年は低価格で痛みの少ない脱毛が多数ありますので、最適な脱毛を探してみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがでしたか?今回はムダ毛が濃くなる原因と日常的にできる対処法を紹介しました。
ムダ毛が濃くなるとショックを受けてしまうかもしれませんが、当てはまる原因を考えてみることで、普段の何気ない行為が毛を増やしていたと気づくかもしれません。
まずは今できることをやってみる、急激な増毛の場合は医療機関を受診するなどして対処しましょう。