健康やスタイルの維持のために何か運動したい。でもどんな運動をどうやってやればいいのかさっぱり見当もつかない。
こんな人は意外といるのではないでしょうか。
学生時代も運動部に所属していたわけではなく、これまで運動らしい運動もせず、その必要性も感じなかった人は結構いると思います。
そんな人が運動が体にいいからと、いざ運動を始めようと思ったところで、何をどう始めればいいのかわからないのは当然のことでしょう。
何となくジムへ行って、ざっくりとマシンの使い方なんかの説明を受け、見様見真似でトレーニングをやってみる。
それがうまく自分にハマって成果が出れば良いですが、なかなか思ったように成果が出ず、しんどいだけで面白くもなくなり、少しずつジムにも行かなくなってしまう...なんてことになったりしていませんか。
そんなトレーニング初心者の方たちが、どのようなトレーニングをどうやって始めていくのが良いのか考えてみましょう。
無理なく効果的なら筋トレ
適度な運動が体に良いことは間違いありません。競技性のあるスポーツも良いですが、より無駄なく体を鍛えるには、ウエイトトレーニングに代表されるような、いわゆる「筋トレ」が最も効果的です。
筋トレであれば、特に運動神経が良くなくてもいいですし、自分の体力、筋力レベルに合わせて強度を決められるので無理なく始められます。
目標を決めましょう
何となく体に良さそうだから、でも悪くはないですが、少し具体的な目標を持ったほうが、トレーニングプログラムを作りやすいですし、モチベーションの維持にもつながります。
体重を何キロまで落としたいとか、筋肉をつけてあんな体やこんな体になりたいとか、そんな程度で十分です。
トレーニングに慣れて、色々とやっていくうちにより具体的になっていくでしょう。
まずは緩く
大体の目標が決まれば、それに向けてトレーニングプログラムを組むのですが、これも始めは緩くていいです。
運動経験の少ない人がはじめから張り切ってがんじがらめのトレーニングスケジュールを組んでしまうと、まず思い通りにいきませんし続きません。
最初は絶対にこなせるであろうプログラムを組んで、トレーニングという行為に体を慣れさせることから始めるべきです。
翌日動けなくなるほどのトレーニングをたまにしかやらないくらいなら、軽めのものでも定期的にやるほうがよっぽど効果があります。
トレーニングを習慣化させ、日常生活の一部にまでしてしまえれば、そこから強度を上げていくことはそれほど難しくありません。
最初は見てもらおう
トレーニングの内容ややり方は、はじめのうちはできれば専門家に見てもらうのがベストです。
特にウエイトトレーニングは正しいフォームと意識の置き方が肝になります。これはトレーニングをしているその場で指導してもらうのが一番分かりやすいですし、無駄がありません。
大まかなトレーニングの方向性と、実際のトレーニングで筋肉に効かせる感覚をつかめれば、あとは自分一人でもある程度の成果を上げることは難しくありません。
今の世の中、ネットで検索すればいくらでも情報を得られはしますが、逆に情報が多すぎてどの情報が正しくてどの情報が間違っているのか判断するのが難しくなっています(自分でトレーニングの記事を書いておきながら何ですが...)。
それにパソコンの画面上だけでは分からない感覚の部分が大事になりますので、始めのうちは専門家か、それが無理ならせめてトレーニング経験のある友人、知人とトレーニングをすることをおすすめします。
使っている筋肉に意識をおきましょう
自分のやっているトレーニングがなんのためのもので、どの筋肉にを狙ってやっているのかが明確でないと、トレーニング効果は薄れてしまいます。
逆に狙った筋肉に集中して負荷をかけられるようになれば、より短時間でしっかりと効果をあげることができるでしょう。
どの筋肉に負荷がかかっているのか意識できるようになれば、軽めの負荷でもちゃんと筋肉に刺激が入って、筋肉は発達してくれます。
まとめ
・まず目標を立てましょう
・絶対に続けられる緩めの強度で始めましょう
・できれば最初は人に見てもらいましょう
・使っている筋肉を意識しましょう
まずはこれらのことを意識して、トレーニングを習慣化してしまいましょう。
体が思ったように変化していけば、トレーニングそのものがきっと楽しくなっていきます。
そうなってしまえば、あとはどんな体でも手に入れられますよ。