FXは本当に儲かるのか?勝ち組トレーダーになる為に必要な事とは。

「FXで何百万円の利益が出た」ネットで情報を集めているとこのように書かれているところを幾つか見かけたと思います。

ネットは本当の情報だけでなく嘘も多く載っている世界なため、本当か疑う方もいるでしょう。

一方で儲かったという話を聞き本当に儲かるのか、自分でも儲けられるか考えている方もいませんか。

では実際にFXは儲けられるのか、儲けるとしたらどうすればいいでしょうか。

FXで儲けることは可能だが、簡単ではない

結論から先に書かせてもらいますとFXで儲けることは可能です。

実際に専業トレーダーという言葉があるように、FXの儲けだけで生活をしている方もいます。

どれくらいの利益が出るかは取引に使う金額と自分の資金により、多くの金額を用いる程多額の利益が期待できるのです。

為替相場の動きにより利益が変わるため、場合によっては僅か数分で数十万、数百万の利益が得られる可能性も秘めています。

しかしFXで稼ぐのは可能ですが、それを実現するのは決して簡単ではありません。

投資による取引は短時間でお金が増える一方、逆に全てなくなる危険性があります。

ネット上では儲かったという話とは逆に大きく損失をして負けたという体験談も見かけられるでしょう。

実際にFXの世界で儲かった経験をしている方は半分は愚か、1割程度もいるか怪しいレベルとなっています。

大多数の人が儲かるどころか負けているのです。

中にはビキナーズラックとして始めは儲かったが、後になって負けて損失が大きくなったケースも珍しくありません。

何も考えずに取引を始めて儲けられる、FXはそんな甘い世界ではないのです。

FXで儲かるのに必要なこと

もしFXで儲かりたいと考える場合、以下が必要となります。

為替相場の動きを分析する

FXは為替相場で取引をする投資であり、相場はギャンブルのようにランダムな動きをしていません。

通貨によりますが政治や経済の情報から影響を受け、沿った動きをします。

この相場の動きを読まず適当に取引をすれば、待っているのは大損失による撤退です。

取引をして儲けたいのであれば相場の動きを分析しなければいけません。

分析というと難しく感じられますが、やることはチャートを見ることと取引する通貨に関する政治や経済の情報を見ることです。

チャートは為替相場の動きをリアルタイムで映してくれるツールであり、FXでは多くの人間がこれを見て取引をします。

見方を変えるとチャートの動きは取引する人間に大きな影響を与えるのです。

チャートの動きを分析すれば将来的にどう動くかをある程度予想できます。

これはテクニカル分析と呼ばれ、現在儲かっている方々も一般、プロ問わず全員が使っている手法です。

テクニカル分析を使わずしてFXで儲けることはできないでしょう。

一方で為替相場故に外部からの政治や経済による情報を受け、それまでのチャートから考えられない動きを見せることもあります。

チャートだけを見ているとその情報による動きへ対応できず、大損してしまう可能性が出てくるでしょう。

ニュースによる大きな動きで大損をしたという話は見かけられます。

自分の取引している通貨がどのような情報で影響を受けるかを理解しておく必要があるのです。

チャート、経済共に分析をするのは簡単なことではありませんが、現在儲かっているトレーダーは皆勉強をして分析をしています。

投資の世界は自己責任となっているため、手取り足取り教えてくれる先生は存在しません。

自分から情報を漁り、勉強していかなければいけないのです。

そして勉強したからといってすぐに儲かるとは限らないのが為替相場であり、逆に最初は不十分で損失になってしまう可能性が高いでしょう。

失敗したらそれを参考にし、また新しく勉強をして分析していくのです。

現在勝っているトレーダーも最初から勝っていたわけではなく、このように勉強と分析を繰り返して今の儲かる形を作りました。

ルールを決めて取引する

FXはギャンブルではありませんが、確実に動きが予想できる世界ではありません。

それはプロのトレーダーも同じであり、彼らが10回取引していれば10回全て利益を出しているわけではありません。

取引を続けていれば確実に負け、損失が出てしまう時が出てくるのです。

儲けようと考えたい場合は損失と向き合う必要があります。

損失と向き合えず失う恐怖ばかり大きくなってしまえば、適切な取引ができなくなり分析をしても勝てなくなってしまうでしょう。

損失と向き合う方法は様々ですが、最も簡単に対処できるのは自分なりの取引ルールを決めておくことです。

ルールというのは自分なりのどの相場で、どれくらいの金額で取引するかを予め決めておくものとなります。

業者によるメンテナンスの時間はありますが、FXは平日にほぼ24時間取引できる世界です。

しかしその24時間分、全てが取引に適している環境とはなっていません。

為替相場の状態と時間帯によっては取引するのが危険な時もあるのです。

FXは取引すればする程お金が増える投資ではなく、無闇やたらと取引すれば損失が大きくなるリスクが増えるでしょう。

ルールを決めておけば危険な相場で取引するリスクが減るのです。

ルールに関して最適とされるものは決まっておらず、何が最適かは個人のトレーダーにより違ってきます。

自分が取引できる時間帯はいつか、どのくらいの資金で始めるかから考えてみましょう。

勝つことより負けないこと

FXは短時間で多額の利益が得られる世界ですが、それ故にとにかく儲けることを意識してしまいがちです。

しかし儲けようとする考えが強いと大きなリターンを狙いリスクの高い状態で取引をしてしまい、見事にリスクの方に引っかかってしまうケースが多くなります。

また損失が出た際にも穴埋めしようと考えてしまい、結果的に損失が膨れ上がってしまうのです。

FXで重要なのは勝つことではなく、如何に負けないかとなっています。

例え損失が出たとしてもそれを抑えられれば、後で利益を出すことでトータルでプラスにしやすいです。

逆にどれだけ利益が出たとしても、負け方が酷ければそこまでの利益が帳消しになってしまう可能性が高くなります。

そのため負けないように努力すれば必然的にお金が溜まり、結果的に儲かるわけです。

負けないか考えることをリスク管理といい、儲かっているトレーダーは全員リスク管理ができています。

先程の無闇やたらに取引しないというルールもリスク管理に沿ったものです。

リスク管理のやり方としてはリスクの高い状態で取引をしないだけでなく損失をどう抑えるか、損切りに関しても考える必要があります。

損切りは取引をするのと同時に設定するものであり、それによって予想外の動きをした時の損失を抑えられるのです。

しかし損切りも適当に設定すると逆に損失を生み出す原因となってしまいます。

今の相場がどう動いているかを分析し、自分の資金からどれくらいの損失なら耐えられるか判断して設定しましょう。

儲けるための環境を整える

業者にもよりますが、最近では少ない資金で取引できるところも増えてきました。

しかし基本的に金額が少ないと取引で得られる金額も少なくなり、相場の動きによる強制決済、ロスカットのリスクも高まります。

もし儲けようと考えている場合、自分もそれに見合った資金を用意する必要があるのです。

もちろん資金は生活に支障のないお金を使いましょう。

影響のあるお金を使ってしまうと損失による恐怖が大きくなってしまい、結果的に適切な取引ができなくなってしまうからです。

ないと判断したらまずは取引するための資金を集めるところから始めましょう。

他にもFXはネットを接続して行う取引なため、環境が悪いと取引できなくなる状態も増えてしまいます。

普段ネットを利用して切断が多い、サイトに移動するのが遅いという現象がある場合は接続環境の変更を考えましょう。

業者選びも重要であり、業者によって使えるツールや取引の画面も変わってきます。

個人によって取引画面の見やすい、見づらいは変わるでしょう。

実際に取引画面を見て、問題なく取引できると判断できる業者を探すといいです。

儲かった話に気をつけよう

ネット上では儲かった話を見かけますが、情報を掲載している人間全員が儲かっているとは限りません。

何かしらの理由で自分が儲かっていると嘘をついているわけです。

儲かったと嘘をついている人間は取引ではなく、サイトにFX業者や情報商材のアフィリエイトで儲けることを考えているのが大半となっています。

特に情報商材は高額なことも多いため、騙されてしまうと取引で利用するお金を騙し取られてしまうのです。

そうでなくても取引手法がでたらめとなっているケースもあるため、情報という形で損失を出してしまうケースもあります。

現在FXの情報はネットで簡単に見ることができるため、このような悪質な人間には気をつける必要があるのです。

信用できる情報の見分け方

多くのところでは儲かっていることを証明するためか、取引記録を掲載していることも多いです。

しかし取引記録は見分ける方法として全く参考になりません。

今では加工技術もレベルが高くなり、記録やお金の金額くらいであれば簡単に加工できるからです。

一番の見分け方としては、その儲かった人間がどのような取引をしているかがポイントでしょう。

特に見分け方として参考になるのが動画の有無です。

単にサイトへ情報を掲載するのと違い、動画は実際にチャートを見て説明していくため誤魔化しが難しくなっています。

特に中継、リアルタイムで流していれば完全に誤魔化せないため信用できるトレーダーと判断できるでしょう。

「簡単に儲からない」が分かれば前進できる

基本的にFXで大きな損失を出して負けている大半は、簡単に儲けられるという安易な考えで手を出しています。

FXは口座開設、維持共に無料なため誰でも簡単に始められる時代であり、逆に何の知識、情報もなしに入れてしまうのです。

そこを考えれば「儲けるために勉強、分析が必要であり簡単ではない」を理解すればそれだけで儲けるために一歩前進したといえるでしょう。

実際に儲かるために「簡単ではない、損失も出る」という心持ちは意外と重要です。

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