花嫁のムダ毛失敗エピソードから見る結婚式前に最適なムダ毛処理方法やタイミングは?

自分史上最高に美しい状態で迎えたい結婚式は、ドレスやアップヘアで肌を見せることが多いから、ムダ毛の処理に手は抜けません。

「あの花嫁さん、けっこう毛深いね...。」なんてことだけは言われたくないですよね。

しかし、大事な結婚式でのムダ毛失敗エピソードは山ほどあり、後悔している方も多い様子。

これから結婚式を迎える方は同じ失敗をしないように、ムダ毛をしっかり処理しておきましょう。

今回は、結婚式前のムダ毛にまつわるエピソードや処理方法別のメリットデメリット、結婚式までの日数をもとに、最適なムダ毛処理方法を考えていきます。

花嫁のムダ毛にまつわるがっかりエピソード

いくら花嫁にムダ毛があっても、大事な日に指摘する無神経な人はそういないでしょう。

しかし、実際は花嫁のムダ毛にがっかりした経験をもつゲストが多くいるものです。

たとえば以下のエピソードは、決して珍しいことではなく、花嫁に対して抱いた印象としてよく聞かれるものです。

  • 写真撮影のときに近くで後ろ姿を見たら背中に赤いポツポツがたくさんできていて残念な印象だった。
  • 花嫁の腕がスポットライトに照らされてフサフサしているのが分かって幻滅した。
  • キャンドルサービスのときに見えたワキが黒ずんでいて引いた。
  • 素敵なネイルをしていたので近くで見せてもらったら指毛が生えていてがっかり。
  • 顔剃りをしたのか、メイクしていても荒れているのが分かってかわいそうだった。
  • 可愛いアップヘアなのにうなじを見たら毛深そうな感じがした。

これから結婚式を迎える女性の方は、上記のように思われたらどうでしょうか。

せっかく来てくれたゲストをがっかりさせるのも残念ですし、何より自分自身が恥ずかしいですよね。

少なくとも、「誰もムダ毛なんて気にしなから処理はしなくて大丈夫だろう。」とは思っておくべきではありません。

結婚式前にムダ毛の処理をしっかりしておくことはマストなのです。

結婚式前の脱毛・除毛失敗例

結婚式前までにムダ毛の処理をしっかりすべき。そう分かっていたのに失敗してしまったケースもあります。

結婚式前のムダ毛処理は、単に本番直前に処理すればいいというものでもありません。

具体的な例を挙げてみましょう。

前撮りの際にうっかり処理を忘れて恥ずかしかった

結婚式当日に意識が向きすぎた結果、前撮りの日にムダ毛が放置されていた失敗はよくあります。

前撮りの日も何人もの衣装スタッフがいますので、全員にしっかり見られていることになります。

スタッフたちとは結婚式の日も顔を合わせますし、それ以降会わないから見られても大丈夫というわけではありませんよね。

ムダ毛は見ず知らずの人に見られるのでさえ恥ずかしいものです。

ドレス試着時に彼からの強烈一言

結婚を控えた女性にとって楽しみなのがドレスの試着です。

一生に一度の式のために真剣に選ぶ場面であるほか、まるでお姫様になったような気分も味わえるものです。

彼と一緒にドレスの試着に訪れる方も多く、彼から「きれいだね」の一言を期待する女性は多いでしょう。

しかし、ドレス試着時に彼が気になるのはムダ毛という話も。

「ムダ毛が生えているけど、結婚式までには何とかするよね?」と聞かれ、恥ずかしいやら焦るやらで、せっかくのドレス試着が楽しめなかったという人もいます。

結婚式前日に処理したら肌が赤くなってしまった

そこまで剛毛ではないから簡単に処理すればいいと考え、結婚式前日にカミソリや除毛クリームで何とかしようとする女性もいます。

しかし、前日に処理したことで肌が赤くなる、うっかり傷がついてしまうといったリスクがあります。

メイクでカバーしても、近くで見たときや、光があたったときに隠しきれずに目立ってしまうこともありますよ。

一番きれいな肌状態で本番を迎えたいのに、肌の赤身や荒れが気になってしまうのはとても残念ですよね。

ワックスでしっかり処理したら毛嚢炎ができた

結婚式前日に処理するのが怖いけど、1週間前くらいにワックスでしっかり抜いておけば大丈夫だと考える方もいます。

確かに、ワックスなら剃るより除毛効果が長いですし、1週間前なら赤みが起きても引いているかもしれません。

しかし、単なる赤みではなく毛嚢炎ができてしまうと、1週間で完全には治らないことも多々あります。

毛嚢炎は肌に傷やダメージを与えた際、毛穴の奥に細菌が入りこむことで起こるニキビのようなポツポツ。

首の後ろにできやすく、悪化するとしこりのように硬くなることもあります。

結婚式数日前に駆け込みで脱毛したらかゆみで眠れなかった

脱毛直後の効果を期待し、結婚式数日前に駆け込み的に脱毛して後悔した例もあります。

脱毛した肌には赤みやかゆみといった症状があらわれることが一般的で、数日~1週間ほどで治まります。

しかし、結婚式前はただでさえ気持ちが興奮状態にあります。

脱毛によるかゆみが加わることで、結婚式前の数日間にしっかり睡眠をとれないことが。

結果的に、脱毛箇所の赤みやかゆみだけでなく、顔色が悪くむくみもでてしまい、普段よりコンディションが悪い状態で大事な式を迎えることになってしまいます。

実際、結婚式1ヶ月前の脱毛を断られることもありますが、本人が何も言わなければ分からないため、脱毛してしまうこともあるようです。

結婚式前のムダ毛処理は誰に頼む?方法別のメリットデメリット

結婚式という大事な日を迎えるにあたり、どの方法でムダ毛を処理すべきか迷う方もいるでしょう。

自分で処理するか、誰かに頼むのがいいのかを、後悔しないようによく考えてみましょう。

ここからは、結婚式前のムダ毛処理方法別のメリットデメリットを紹介します。

どこまでも自己処理で済ます

結婚式前だからと言って、全員の女性が誰かに頼むわけではありません。

自己処理で済ます方は一定数いるもので、メリットも存在します。

自己処理のメリット

結婚式前のムダ毛処理を自己処理で済ますメリットは、なんといってもお金がかからないことです。

結婚は、結婚式を挙げるだけでなく、旅行にその後の生活も続き、とにかくお金がかかるイベントです。

ムダ毛処理にお金をかけるより、新婚旅行を楽しむことに使いたい、生活を安定させるために残しておきたいと考えるのは自然なことでしょう。

もともと毛が薄い方なら自己処理でいいかもしれませんね。

自己処理のデメリット

自己処理をすると処理漏れがある、処理した部分がざらざらしているなど、仕上がりがイマイチなことがデメリットです。

結婚式前のムダ毛処理は背中やうなじ、肩など自分では見えにくいパーツを処理しなくてはなりませんので、上手に処理することが難しいです。

見えないところを無理に処理しようとして、肌に傷をつけてしまったり、赤みやポツポツができてしまったりと肌トラブルが起きるリスクも高いです。

さらに、結婚式前の忙しい中で時間がかかることや、処理に疲れて結婚式前の体調管理ができなくなることもデメリットです。

家族や友人、婚約者に処理をお願いする

自分では見えないパーツを処理するため、家族や友人、婚約者に処理をお願いする人もいます。

人にやってもらうことで自己処理によるデメリットはカバーできそうですが、実際はどうなのでしょうか。

家族や友人、婚約者に処理してもらうメリット

プロではなく近しい人に処理してもらうため、費用は発生しません。

自分では見えないところも処理してもらえるため、背中や肩なども自分でするよりはきれいな仕上がりになることもあります。

家族や友人、婚約者に処理してもらうデメリット

結婚式は、主役の二人だけでなく親族やゲストもネイルサロンや美容院に行く、お呼ばれ服を買いにいくなどの準備があります。

ムダ毛処理をしてもらえるほどの間柄であれば、受付やスピーチなどただでさえ頼むことが多いでしょう。

ムダ毛の処理のために相手の負担を増やすことになります。

また、相手は素人なので上手くやってもらえないことが多いです。

「せっかくの花嫁姿をきれいに見えるように頑張ってやってあげよう。」と思い、剃り残しのないように何度も同じ箇所を剃る人もいます。

すると、肌への負担が大きく炎症や毛嚢炎ができてしまうことも。

厚意で頑張ってくれたのに肌状態は最悪なんて、いたたまれないですね。

婚約者にやってもらう人もいますが、婚約者のテンションが下がることはあっても上がることはありません。

女性のムダ毛を見て嬉しくなる男性はいませんし、結婚後も頻繁に頼まれるのではないかとマリッジブルーにもなってしまいます。

ブラジリアンワックスサロンを利用する

若者を中心に人気のブラジリアンワックスは、専用のサロンもあります。

料金はサロンによって大きく異なりますが、背中と腕、ワキをやってもらうと、少なくとも10,000円はかかることが多いようです。

ブラジリアンワックスサロンのメリット

ブラジリアンワックスは自分でやるにはコツがいりますが、サロンなら専用スタッフがいますので上手に仕上げてくれます。

一度に広範囲を処理できるため時間がかからず、産毛にも即効性があるため、背中や肩のように産毛が多い場所でもきれいになります。

ワックスをはがし取るため、剃るより効果が持続するのもメリットです。

ブラジリアンワックスサロンのデメリット

ブラジリアンワックスは肌ダメージが大きい除毛方法なので、肌トラブルが起きるリスクがあります。

一時的にはきれいになっても、赤みや炎症が長引く、ニキビや毛嚢炎がでてきてしまうことも考えられます。

抜いても一時的な対処なのでまた生えてくることもデメリットです。

シェービングサロンを利用する

国家資格をもった理容師がいるシェービングサロンで剃ってもらう方法です。

女性向けのシェービングサロンがあり、女性の理容師が処理してくれます。

ブライダル専用のサロンや、一般の方でも利用できる、ブライダルコースがあるサロンなどがあります。

シェービングサロンのメリット

シェービングサロンは、剃り方や仕上げが自分でおこなうものとは全く別ものです。

毛がなくなるのはもちろん、美肌ケアまでトータルでおこなってくれるため、仕上がりは完璧。

白くてツルツルの手触りになりますので、結婚式前に利用する女性は多いですよ。

背中やうなじ、顔などのシェービングコースで10,000~20,000円ほどが相場ですから、脱毛に通うよりは安いこともメリットです。

シェービングサロンのデメリット

ブライダルシェービングは結婚式前日におこなうわけでなく、結婚式3日~7日ほど前におこなうことを推奨されます。

これは、いくらプロの手で安全に処理してもらうとはいえ、肌が弱い方などは赤くなってしまうリスクがあり、3日~7日前であれば万が一赤みがでても対処できるからです。

また、あくまでも一時的な処理なので再度生えてきます。

結婚式の後にすぐ新婚旅行に行く方は、旅行中には生えてきてしまい、旅先で自己処理する必要があります。

脱毛サロンやクリニックで脱毛する

結婚式にあわせて、脱毛サロンやクリニックで本格的に脱毛する方法もあります。

脱毛するメリット

脱毛のメリットは、ツルスベ肌でウエディングドレスを着られ、結婚式だけでなく今後も自己処理が不要になる点です。

結婚した後は、家事、妊娠、出産、育児など、忙しくて自分に時間をかけられない場面が多数でてきます。

その中でムダ毛の自己処理をするのは大変で、いつのまにか女を忘れて生やしっぱなしなんてことも起こり得ます。

結婚式までに脱毛しておけば、今後、自己処理にかかる時間と費用はほぼ発生しなくなります。

脱毛は、仕上がりがもっとも美しく、長期的な目で見たときに時短&節約になる唯一の方法です。

脱毛するデメリット

結婚式前の脱毛となると、結婚式の準備と並行して通う必要がありますので、時間の確保が必須です。

脱毛は即効性がありませんので、結婚式直前ではなく、半年~1年前には脱毛に通い始める必要もあります。

背中やうなじなど広範囲を脱毛するには、70,000~80,000円ほどかかることも珍しくありませんので、費用捻出が可能かどうかも問題になります。

結婚式までの期間別おすすめのムダ毛処理方法は?

結婚式前にどの脱毛方法を選ぶかは、結婚式までの期間がどのくらいあるかによっても変わります。

ここからは、結婚式までの期間別におすすめのムダ毛処理方法を紹介します。

結婚式までに1年以上ある

結婚が決まってまだ間もなく、式までに1年以上と十分な時間がとれる場合は、脱毛サロンやクリニックでの本格脱毛をおすすめします。

即効性のない脱毛ですが、1年以上あれば5~6は回通うことが可能なので、脱毛効果を得た状態で式を迎えることができるでしょう。

ただし、脱毛サロンでおこなわれる光脱毛は出力パワーが低いため、人によっては1年間脱毛サロンに通っても効果が薄いことがあります。

特に背中は産毛が多く効果を実感しにくいため、1年半~2年ほどは見た方が安心です。

クリニックでおこなわれるレーザー脱毛であれば、1回あたりの効果が高いため、1年あれば十分な効果が期待できます。

結婚式までに半年しかない

結婚式までに半年ほどしかないケースでは、脱毛サロンの光脱毛ではなく、クリニックのレーザー脱毛を選ぶ必要があります。

一般的に光脱毛では5~6回脱毛後に脱毛効果を実感できることが多いため、半年では短いです。

レーザー脱毛なら3回ほどで効果を感じられる人が多いため、半年後の式にはかなりいい状態で迎えることができるでしょう。

結婚式はもう目前

結婚式までに1~2ヶ月しかない場合は、脱毛よりブライダルシェービングがおすすめです。

光脱毛やレーザー脱毛は2~3ヶ月に1回の間隔で通うことが一般的なので、式まで残り1~2ヶ月の今からでは1回しか脱毛できません。

脱毛後2~3週間ほどすると毛が抜け落ちるため一時的な脱毛効果はありますが、式にタイミングよくあわせられるか分からないためリスクも伴います。

ブライダルシェービングなら式の数日前に対応してもらうこともできますし、プロが美しく仕上げてくれますので、間違った自己処理をするよりずっといいでしょう。

結婚式までに最低限脱毛しておきたい箇所

結婚式に向けて脱毛やブライダルシェービングをしてもらう場合、どのパーツを依頼すればいいのか迷う方もいるでしょう。

もちろん全身スベスベにできれば一番ですが、費用や時間の問題もあって難しいこともあります。

最低限処理すべきはどのパーツでしょうか。

背中、うなじ

花嫁が必ず見られるのは背中とうなじです。

背中のあいたデザインのドレスが圧倒的に多く、ドレスとのバランスを考えてアップヘアにする方が多いからです。

日常生活の中ではさほど気にならない方も多いパーツですが、結婚式の花嫁は、その場の注目をもっとも集める存在です。

普段とはけた違いに見られる機会が多いと思っておきましょう。

披露宴ではベールを外すこともありますので、その場合は隠すことも難しいです。

新郎新婦を中心に写真を撮るとき、後ろのゲストから背中やうなじはばっちり見えていますよ。

ちなみに、和装の場合でもうなじは命とも言える箇所なので注目を集めます。

洋装、和装問わず背中とうなじはしっかり処理しておきましょう。

長袖タイプのドレスを着ない限り、結婚式では腕をだすことがほとんどです。

腕はキャンドルサービスやケーキ入刀などのシーンでよく目立ちますし、写真に撮られることも多いです。

披露宴でスポットライトを浴びる、ガーデンウエディングでも太陽光にあたって腕の産毛がきらきらして目立って見えることもあります。

ワキ

上半身をしっかりだしたデザインのドレスでは、ワキが意外と見えてしまいます。

花嫁はいつでも注目されますし、純白のウエディングドレスとのコントラストで黒ずんだワキが目立ってしまうことも。

自己処理を続けていると黒ずみが悪化しますので、脱毛やブライダルシェービングで白く美しいワキにしてもらう方がいいです。

そのほか、脚や顔など

ミニドレスを着る予定なら脚も必須ですし、産毛をしっかり処理した顔の方が、メイク映えがします。

結婚式の後にすぐ海外のビーチに新婚旅行に行かれる方は、VIOラインなどもやっておくといいでしょう。

結婚式は一生に一度の晴れ姿なので、「あそこもやっておけばよかった...。」と後悔することだけは避けたいですね。

最後に

いかがでしたか?今回は、結婚式前の最適なムダ毛処理方法を紹介しました。

結婚式は準備することが多く、ムダ毛まで手がまわらない方もいるかもしれません。

しかし、花嫁の肌はゲストから非常に注目されているため、優先順位が高いポイントだと考えて間違いありません。

毛のない美しい肌で結婚式を迎えたい方はぜひ早めに手を打っておくようにしましょう。

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