生活保護を受けながらFXはできるのか?口座開設や取引について解説します。

経済的に苦しい人間が国から制度として最低限の生活費をもらえる生活保護。

しかし国からもらうお金なため、どうにかして脱却をしたいと考えている方が多いでしょう。

現在はネットを利用してお金を稼ぐ方法もあり、特に投資は上手く行けば短期間で多額稼げます。

その中でもネットではFXが有名であり、それで取引したいと考える方もいるでしょうが、一方で取引できるのか疑問に思う方もいるでしょう。

では生活保護の方はFXで取引できるのでしょうか。

生活保護でFXは限りなく不可能に近い

結論から先に書きますと、生活保護でFXをするのは不可能に近いです。

審査の基準は業者で違いがあり、中には生活保護を受けている立場の人間はその時点で禁止しているところもあります。

逆に「生活保護は禁止」と定義していないところもあり、そのようなところであれば生活保護の立場でも口座開設の申請は可能です。

しかしFXの業者における審査の基準を考えれば、生活保護の立場で審査に通過するのは限りなく厳しいでしょう。

FXの審査は資金が重要視される

FXは自分の資金を運用して取引をしていく投資です。

誰かが勝手にお金をくれるわけではなく、取引するには自分で資金を用意しなければいけません。

そのためFXの業者は口座開設をする際の審査では何より本人の資金、資産力を重要視します。

資金がなければ取引は不可能なため、口座開設をする意味がないからです。

業者の中には規約で「資金が何万以上」と所持金額の条件もあり、満たしていなければ無条件で審査に落ちます。

生活保護は生活をしていくのに必要な収入のない人間が利用する制度であり、受けている立場の人間はその時点で「資金のない人間」です。

資金のない人間が審査に通過できる可能性は低く、生活保護という身の場合は高確率で落ちるでしょう。

逆に資金さえあれば無職の方でも審査通過は十分可能です。

これが規定で禁止されていない場合でも生活保護の方がFXで取引できない大きな理由となっています。

審査の緩い海外業者はどうなのか

現在FXは国内だけでなく海外業者を選ぶ方法もあります。

海外業者は国内と違い口座開設が簡単であり、何よりも審査が国内に比べ緩いのが特徴です。

生活保護の方だけでなく国内では厳しいと考える方で海外業者で口座開設を考える方はいるでしょう。

一言で海外業者と称しても業者ごとの特徴は様々であり、審査で見るポイントや緩さも大きく変わってくるでしょう。

国内と違うため生活保護の方でも審査に通過できる可能性は高くなります。

もちろん可能性は高くなるだけであり、資金を理由に落とされるケースがあるのも忘れてはいけません。

嘘をついて取引するのは厳禁

審査へ通過するため嘘の情報を使おうと考える方もいるでしょうが絶対にやめましょう。

確かに情報を偽れば審査に通過できる可能性は高くなりますが、嘘というものは何かしらのきっかけがあればすぐバレるものです。

嘘がバレてしまえば口座が凍結されてしまうだけでなく、業者から何かしらペナルティを要求される可能性も出てきます。

しかし業者の問題だけで済めばまだいい方であり、本当の問題は嘘の情報でFXの取引をしていたと国にバレた場合です。

国にバレた場合は「FXで取引できる程の資金があるのに受給していた」と判断され、生活保護が停止されてしまう恐れが出てきます。

最悪の場合は「不正受給」となり、罪に問われるケースも出てきてしまうのです。

バレなければ問題ないという話ではなく、バレた場合のペナルティは必要以上に重いため絶対にやらない方がいいでしょう。

何よりFXはリスク管理のできない人間は勝てない投資なため、このようなリスクも考えられない人間では間違いなく勝てませんから。

他の投資はどうなのか

審査の問題でFXの取引は厳しい一方他の投資はどうでしょうか。

株式投資の所有はできない

他の投資としては株式投資がありますが、株式投資も生活保護の立場では取引できません。

株の場合はFXと違い「資産」と認められるため法律によって禁止されているのです。

もし株式を所有してしまえば「不正受給」と見なされてしまうでしょう。

一応全ての株式が禁止されているわけではなく、非上場タイプであれば所有しても問題ありません。

しかし所有に期限もあり非上場であると確認して所有しなければいけないため、リスクを考えれば手を出さない方がいいでしょう。

仮想通貨は所有できる

他には最近注目されている投資として仮想通貨があります。

現在法律においても曖昧な部分もある投資であり、そのためか生活保護の立場で仮想通貨の取引は可能です。

しかし生活保護を受ける時には全ての財産が問われるため、仮想通貨を所持している場合も全て清算しなければいけません。

そのため所持したまま生活保護は受けられないのです。

そして一番の問題は仮想通貨で取引して得た利益は全て役所へ納付しなければいけません。

つまり取引こそできるが、稼いだ金額は全て没収されてしまうのです。

利益を出しても意味がないため、取引をする必要性がないでしょう。

生活保護でFXを考えない方がいい理由

海外業者の存在もあり、生活保護の方が審査に通る確率もゼロではありません。

しかし仮に取引できる状態であったとしても生活保護の立場でFXはやらない方がいいでしょう。

取引しない方がいいのは以下のFXに関わる理由があります。

資金の余裕がなければ負ける可能性は高い

FXの取引は知識や情報を必要としますが、何よりも精神面が問われる投資です。

どう取引するか判断するのは人間なため、適切な取引ができるかは本人の考え、心に左右されます。

もし精神面で余裕がなければ適切な取引ができず、負けてしまう可能性は高くなるでしょう。

FXは損失という形で資金が減ってしまう世界なため、資金が減ることによる精神面のダメージがあるのです。

特に問題となるのはどのような資金を利用しているかであり、中には生活に関わる資金を取引に使っている方もいるでしょう。

しかし生活に関わる資金を利用すると「失うことの恐怖」が問題のない資金を運用するより大きくなります。

恐怖が大きくなれば適切な取引ができなくなる可能性は高くなるでしょう。

生活保護の方はその立場上、どうしても生活に関わる資金を使わざるを得ません。

そのため常に「失う恐怖」へ晒されることになり適切な取引のできない可能性が高いのです。

稼ぐ欲求が強くなり、リスクが度外視されやすい

生活保護でFXを考える方の大半は「大金を稼いで生活保護から抜けたい」というものでしょう。

実際FXは短時間で多額の利益を得られる可能性もあるため、上手くいけば短期間で脱却できる程の資金が得られる可能性は十分にあります。

しかしFXは取引している方の大半は利益が出せず、負けて損失が出てしまっている世界です。

負けの理由は様々ですが、多くの理由として「リスク管理ができていない」ことが挙げられます。

FXは確実な予想のできない世界であり、プロと呼ばれるトレーダーも必ず負けている時があるのです。

負ける時にどれだけ損失を抑えられるかがポイントであり、取引する時の心持ちとして「リスク管理」が重要となります。

リスク管理のできない方の大半は「稼ぐことばかり見て、損失を考えていない」のが理由として挙げられるでしょう。

稼ぐことばかりしか考えないため、常に取引量を多くしたりレバレッジを無闇に高くしてしまうのです。

確かに取引量、レバレッジ共に多ければ利益は大きくなりますが、その分損失も比例して増えるためマイナスに向かった時の被害は大きくなります。

先ほどの精神面に関わる話も関わりますが、生活保護という身で投資となれば「稼ぎたい」欲求が強くなってしまうでしょう。

リスクを考えない取引をしてしまいやすく、それで負けてしまう恐れが出てくるのです。

安定のしない世界で稼がなければいけない状況

FXは完全に予想できるものではなく、言い方を変えれば「安定していない」ことになります。

現在FXを専業として生活しているトレーダーも毎月同じ金額を稼いでいるわけではなく、相場の動きに応じて変わるのです。

プロでも毎月「安定して稼ぐ」のは難しい世界となっています。

生活保護の立場にいて取引するとなればどうしてもある程度は安定して稼がなければいけない状況になるでしょう。

稼がなければいけないという追い込まれた状態もFXの取引にいい影響を与えません。

先ほどの稼ぎたい欲求もこれが原因になる場合も珍しくないでしょう。

生活保護でFXをするのなら

生活保護で審査に通らなくても、FXで取引をしたいと考える方はいるでしょう。

もしFXで取引をしたいと考える場合は以下のポイントがあります。

まずは生活保護の脱却を考える

審査に通り難く、通ったとしても様々な理由があり取引で勝ちにくい環境です。

そのためFXで取引したい場合、生活保護の立場から抜け出すことを考えるところから始まります。

どうにかしてお金を稼がなければいけなくなりますが、家庭の問題もあり普通に仕事をするのが難しい方もいるでしょう。

FXはネット環境がなければ取引できないため、取引を考える方はネットが使える環境にはありませんか。

幸いネットにはFXだけでなく、様々なお金を稼げる環境が存在します。

サイトやブログを利用したアフィリエイト、ポイントサイトでポイントを溜めて換金する等と様々です。

実際生活に困らないぐらいの大金を稼ぐ場合は本腰入れてやらなければいけませんが、そうでない場合でも一定の収入を稼げる手段は多くあります。

例えばあなたはこうしてネット上で文章を見ていますが、こうした文章を入力して記事を作る仕事もあるのです。

文章入力であればパソコンとネット環境があれば簡単に始められ、多額とはいいませんがある程度稼げます。

他にもスキルがあれば、それを求めて何かしら依頼を出しているサイトもあるのです。

ちなみに生活保護でもパソコンの所持は認められているため、持っていなくても入手するのは問題ありません。

結果が出るまで期間を要する方法もありますが、現在生活保護でもらっている金額を上回れるように動いてみましょう。

何より稼げる方法が見つかれば、将来的にFXで取引をする際に使う資金の調達もできます、

気をつけたいのは生活保護の立場で収入を得た場合、それを報告しなければいけません。

ネットの収入も例外ではないため報告を怠ると不正受給になってしまいます。

現在では月1回報告しなければいけない決まりなため、収入が発生したら忘れずに報告しましょう。

しかし何かがあれば報告を受ける側から何かしら情報が送られるため、それに従えば問題はありません。

知識を身に付けるのは最低限必要な行動

どのような立場のトレーダーでもFXで稼ぎたい場合は知識と情報が必要です。

生活保護の立場だからといって相場が手を緩めてくれるはずはなく、取引に参加すれば一般のトレーダーと変わりません。

取引を考える場合は知識と情報を身に付けるところから始めましょう。

幸い現在はネットでFXに関する情報が多く存在するため、お金を使わなくてもある程度の勉強はできます。

本格的に取引する場合は書籍も考えなければいけませんが、それは生活保護の身ではなくなり一定の収入が稼げるようになった時考えればいいでしょう。

納税も忘れないように

FXで得た利益は収入なため一定の金額稼げば確定申告をして納税をしなければいけません。

特に生活保護で生活していると納税をする必要がないため、確定申告をするという意識も薄れやすいでしょう。

稼いで収入が出れば納税の義務が出て、しなければ脱税となってしまいます。

延滞税を始めとしたペナルティで余計に納税しなければいけなくなるため忘れずにしましょう。

生活保護で投資は考えない方がいい

審査に取引の厳しさ、生活保護の立場において投資は高き門となります。

中には上手く取引が可能になり、稼いで生活保護から脱却しただけでなく専業トレーダーになれる方も出てくるでしょう。

しかし現実は甘くなく夢を見て破れる人間の方が多いのです。

FXに限らず生活保護で投資をして一攫千金は現実的な話ではありません。

投資は考えず、まずは別の方法で生活保護から抜け出すことを考えた方がいいでしょう。

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