FXは何もせず勝てる投資ではないため、稼ぐためには勉強が必須です。
しかしFXの勉強は義務教育の学校で習うものではないため、大半の方がゼロからのスタートとなります。
ゼロから勉強をしようとなれば、どうやって勉強すればいいか分からない方が多いでしょう。
ではFXはどのように勉強すればいいでしょうか。
目次
独学か誰かから学ぶか
ゼロからのスタートと書きましたが、FXは必ず独学で学ばなければいけないものではありません。
今では誰もがFXをできるような社会なため、学校やセミナー等により他人から学ぶこともできます。
もちろん独学でも間違ってはおらず、やり方さえ間違っていなければ最終的には勝ちへ繋げられるでしょう。
独学か他人から学ぶか、それぞれの特徴は以下のようになっています。
独学で学ぶ
独学は全て自分の判断で勉強を続けていく方針です。
知識がゼロの頃から自分で必要と思う情報を集めていかなければいけないため時間を多く必要とします。
判断は全て自分の頭でしなければいけないため、間違っている情報を得たとしても確認できないのです。
単に知識を身に付けるだけでなく実践をする必要もあるため損失という形で費用もかかります。
何より全ての判断が自分に委ねられるため途中で挫折してしまう可能性もあるのです。
誰かから学ぶのと違い独学は時間と費用がかかり、継続していく精神力が必要となります。
全て自分で考えてやっていかなければいけないため、FXで勝つために必要な判断力と精神力は自然と身についていくでしょう。
他からの余計な情報も入らないため、自分なりの手法も思い浮かびやすいです。
誰かから学ぶ
誰かからとありますが基本は専門家、プロと呼ばれるトレーダーから学ぶことになります。
既に成功しているプロから必要とされる知識と情報を教えてもらえるのです。
そのため自分で情報の取捨選択をする必要がなく、独学と比べ知識を身に付けるのに時間はかかりません。
教えてもらえるトレーダー次第ですが、場合によっては独学にかかる半分以下の期間で勝てるようになるでしょう。
ステップという形で一定の期間ごとに段階を分けて学べる形式もあるため挫折しにくいです。
その代わり学び方によっては教えてもらうため費用がかかります。
どれくらいかかるかは相手次第ですが、高額なレベルになると数万、数十万は当たり前の世界です。
逆に無料で教えてもらえるケースもあるため、できるだけお金をかけたくない方は探してみましょう。
他にも独学と違って誰かから学ぶため、勉強のやり方を他人へ依存してしまうという最大の欠点があります。
自分で考えられる機会が減ってしまうため、その分勝つための取引を自分で考えられずに停滞してしまう恐れがあるのです。
プロから教えられる知識と情報は役に立ちますが、その通りに取引すれば勝てる程FXは甘くありません。
どう取引するかは自分次第なため、自分で考えられない人間はまず生き残れないからです。
FXの勉強はどうやるべきか
一般の方がFXで取引できる社会なため、やり方も豊富にあります。
ネットで情報収集
一番思いつきやすいのがネットを利用して情報を集めることでしょう。
口座の提供をしている業者を始め、実際に取引しているトレーダーのブログやサイトと、FXに関する情報はネット上で豊富に存在します。
ネット上の情報であればお金はかからないため、FXに対して何も知らない初心者であればまず最初にやるべき勉強方法です。
どのように勉強すればいいか分からないと思う方は、とりあえず業者のサイトや有名とされるプロのブログやサイトを見ていけば十分でしょう。
逆にあまり色々なところから情報を集めようとすると混乱してしまいやすいです。
まずは情報源を絞って勉強していけば問題はありません。
今では単に文章を見るだけでなく、映像も交えて解説する動画形式も存在します。
動画であれば単に文字で見るよりも視覚的に分かりやすいため、気になる情報が出た場合は見るといいでしょう。
しかし動画は最低限必要な知識がないと分からないケースも多いため、見る場合は先に基本的な知識を学んでおいた方がいいです。
書籍で勉強する
本屋や通販では様々なFXに関する書籍が販売されています。
しかし書籍ごとにテーマとされる内容は違うため、ジャンルが同じFXでも内容はガラリと変わってくるのです。
どれであろうとFXに関する情報が書かれているのは変わりないため損はしませんが、選ぶとすれば大きな力になると感じられる物を選びましょう。
書籍の冊数は問われないため違うジャンルで揃えるのも一つの方法です。
一方で書籍は多ければいいというものではありません。
実際書籍を100冊読んだとして、100冊全ての内容を覚えていると自身を持って言えるでしょうか。
その点を考えれば無駄に多くしても意味がないと分かります。
書籍で学ぶ場合は必ず一冊ずつ全て読んでからにしてください。
全て読まずに次の書籍へ手を出してしまうと「本を買っただけで満足する」状態になってしまいやすいです。
書籍はどう選ぶべきか
書籍の選び方としてはネット上において「この本がおすすめ」とされる情報は多くありますが、自分で何が必要かを考え選んだ方がいいでしょう。
他人からおすすめとして勧められた書籍では自分の判断で選んだものではないため、しっかり読んで身に付ける意識が薄くなってしまうからです。
何より中には大したことのない書籍をアフィリエイト目的でおすすめしているケースもあります。
これからFXを始める初心者では悪意のある紹介を見抜き難いでしょう。
書籍としては電子書籍で情報商材があるものの、正直本屋で並んでいる書籍と比べ役に立たない物が多いです。
扱う人間の大半はアフィリエイト目的で売りつけてくるため、最初から手を出そうと考えない方が安全といえます。
メールマガジンで学ぶ
FXの情報を提供しているトレーダーの中には自信のブログ、サイトでメールマガジンや塾の提供をしているところもあります。
メールマガジンの方は名の通り、メールという形でFXに関する知識や情報を教えてくれるものです。
内容は様々ですが多くは現在の相場を分析して、どう取引していくかというものになっています。
メールマガジンを提供しているトレーダーの多くは実際稼げているため、本人から見た相場分析の情報を見れるのは大きいでしょう。
メールマガジンは無料の物もあれば有料の物もあり、中には一定の期間無料になっているケースもあります。
メールマガジンはどう選ぶべきか
問題として配信されているメールマガジン全てが必ず優良な情報を配信しているとは限らないことでしょう。
中には稼げていないにも関わらず稼げていると偽り、有料のメールマガジンに誘導してお金を騙し取ろうとする輩もいるのです。
内容は実際に配信されてみなければ分からないため、役に立たない情報の場合は無駄な出費となってしまいます。
メールマガジンを選ぶ場合はまず無料の物から選びましょう。
無料であれば役に立たないタイプでもお金を無駄にしません。
何より有料とされる物の大半は優良とされるタイプでも一定の知識を必要とする内容が多いです。
そのため無料の物である程度知識を身に付けてから、高度な内容が多い有料を利用した方がいいことになります。
選ぶ基準としてはやはりメールマガジンと同時にサイトやブログへ本人がどのような情報を掲載しているかによるでしょう。
限定的ではなく根拠のある手法が掲載されていればよいですが、内容が薄い場合はメールマガジンも期待できません。
特にFXを始めてまだ数年しか経っていないトレーダーの場合は経験の関係もあり、役に立たない可能性が高いです。
ある程度投資の経験年数があり、掲載している情報が信頼できるとされるトレーダーのを選びましょう。
メールマガジンも業者と同じように実際利用してみた人間による評判が掲載されていることもあります。
業者と違って全てのメールマガジンにあるとは限りませんが、運よく見かけた場合は判断材料にしましょう。
学校、塾で学ぶ
メールマガジンだけでなくFXではトレーダーが学校や塾を開いている場合もあります。
どちらも実際の学校や塾と同じように一定の期間を経てFXに対する知識を学べる場所です。
しかし実際の学校や塾と違い本当の施設を使わずオンラインや部屋を借りて行われることが多いでしょう。
形式から分かるように学校、塾と名づけられていますが実態はセミナーに近くなっています。
内容の方は学校、塾と名づけられているだけあり順序立てて形式的に知識を学べることが多いです。
もちろん学校と塾により違うため本当に基本だけであれば、勝つためにより踏み込んで解説するケースもあるでしょう。
一定の期間勉強をするためか費用は最低でも数十万と高額な場合が多いです。
普通の学校や塾と違い月額ではなく一括での支払いが基本となっています。
学校、塾を利用する必要はない
しかしFXにおいて学校、塾のどちらも利用する必要はありません。
理由は簡単で学べる内容の多くはわざわざ学校、塾を利用する必要はないからです。
特に基本的な物を教えてもらえるタイプになると、ネットで無料、書籍で数千円で済むものをわざわざ数万、数十万の費用を出して学ぶという馬鹿らしい光景となります。
形式的に順序よく学べるというメリットはありますが、メリットと比較してかかる費用のデメリットが大きいです。
何より学校や塾によっては単なる授業料だけでなく、別の方面で料金がかかるというケースもあります。
中には価値がほとんどない高額な商品を売りつけてくる悪徳な輩が運営している場合もあるのです。
むしろ学校、塾と名乗るものの多くは悪質とされるケースが多いでしょう。
まともに勉強できるタイプはありますが、悪質なところが多い中わざわざ探すメリットは薄いです。
探すくらいであればその時間をFXの勉強に充てた方がいいでしょう。
セミナーで学ぶ
学校や塾ではなく決まった期日に行うセミナーというものがあります。
FXでセミナーが行われるのは珍しくなく、口座の提供をしている業者が開催するケースも多いのです。
学校や塾と違いこちらは決められた場所と日で行われます。
そのため自由に利用できず、自分の足で開催されている場所まで行かなければいけません。
何より学校や塾と同じように費用がかかり金額も決して安くはありません。
その分現地で直接話を聞くことができ他トレーダーと交流できるのです。
実際に対面して話を聞くため、疑問に思った時直接質問できるのも強みでしょう。
しかしセミナーの中にはオンライン形式で行われているものもあります。
セミナーの空気をまず確認したい方はそれらの形式を利用してみましょう。
セミナーはどう選ぶか
しかし他と同じようにセミナーも全て役に立つものとは限りません。
中にはセミナーの費用を目当てに開催し、実際は勝てていないトレーダーもいるでしょう。
学校や塾と違いセミナーは選び方さえ間違えなければ有益な情報を得られる勉強方法です。
問題のないセミナーか判断して選ばなければいけません。
選び方のポイントはやはり講習する講師に関わる情報を集めることでしょう。
ポイントは肩書きではなくどのような実績を出しているかです。
金融に関わる肩書きを持っていたとしても負けるトレーダーはいるのがFXの世界となっています。
中身が問わずまるで参加すれば稼げるようになると謳っている場合は怪しいと考えた方がいいでしょう。
またセミナーを開催しているトレーダーでサイトやブログを運営している方は多いです。
メールマガジンの時と同じように掲載されている情報が信頼できるものかも確認しましょう。
もしアフィリエイトと思われる広告が多く掲載されていたら怪しい可能性が高いといえます。
個人ではなく業者が提供している形式であれば信頼度は高いため、不安に思う方は業者のを中心に利用してみるといいです。
FXでは常に勉強を
勝つために勉強をしなければいけませんが、勝てば勉強しなければいいというものではありません。
FXの為替相場は常に変化しているため、変化に対応できるようトレーダーは常に勉強していかなければならないのです。
逆に言えばFXで稼ぎたいと考えた場合は常に勉強していく必要があると覚悟しなければいけません。
しかし勉強をしていくにおいてノルマ、決まりはないため自分のペースでやっていきましょう。
