耳毛のムダ毛処理の方法とは?脱毛方別にメリット・デメリットを紹介

耳毛がボサボサした年配の男性を見かけることはよくありますが、実は女性にも耳毛が生えていることをご存じでしょうか。

耳の毛を気にしたことがなかった方は、自分の耳の毛がどうなっているのかを一度確認されることをおすすめします。

自分では知らないところで人からドン引きされている...なんてことは避けたいですよね。

今回は、耳のムダ毛処理について紹介します。

意外と見られている耳にも気を配ろう

耳なんてそんなに見られないから大丈夫だと思っていても、以下のようなことは考えられます。

  • ボブやショートなど耳がでる髪型をしている
  • 髪を耳にかける
  • 髪の毛をアップにする
  • ピアスやイヤリングを友達や彼氏に自慢する
  • 美容室で見られている

耳は顔の横にあることから、自分ではっきりと見ることは難しいです。

顔の産毛ケアをしっかりされている方でも、耳毛だけはノーマークという方も多いでしょう。

気になる方は、一度誰かに確認してもらう、四面鏡などを使って自分で見るなどして耳毛チェックをしてみましょう。

女性でも耳毛が多い人がいるのはなぜ?

一般的に耳毛というと男性を思い浮かべることが多く、女性ではほとんど気にならないという人も珍しくありません。

しかし、女性の中でも男性のような耳毛をしている人がいて、それは男性ホルモンが関係しています。

体にある毛の中でも男性ホルモンの影響を受けやすい毛のことを「男性毛」と呼ぶことがあります。

ヒゲや胸毛など男性を象徴するような毛であり、耳毛もその中の1つです。

女性なのに男性ホルモン?

女性にも少量の男性ホルモンが存在しています。

体質や環境、生活習慣などのさまざまな要因で男性ホルモンの分泌量が多くなったり、女性ホルモンが減ったりしてバランスが崩れることがあります。

耳毛が多い女性は、男性ホルモン活発になっている可能性が高いということです。

最近急に耳毛が増えたような気がする方は、何らかの原因でホルモンバランスが乱れていることも考えられます。

生活習慣を見直す、ストレスを発散するなどしていくことでホルモンバランスが整い、元の毛質に戻る可能性もあります。

耳毛の処理方法別メリットデメリット

耳は小さいながらも非常に複雑な構造になっており、聴力にかかわる重要な箇所ですから耳毛の処理を軽く捉えることはできません。

安全面から考えると、耳毛を処理する方法はそれなりに限られています。

ここでは、安全に耳毛を処理できる方法別にメリットデメリットを解説していきます。

医療レーザー脱毛で耳脱毛するメリット

耳は危険性が高い場所なので脱毛サロンやエステでは脱毛できませんが、ごく一部のクリニックでは耳脱毛をしてくれます。

クリニックで耳脱毛をすれば自信をもって耳を見せることができますし、自己処理の手間から解放されることも大きなメリットでしょう。

医療レーザー脱毛で耳脱毛するデメリット

デメリットはなんといっても実施クリニックが少ないことです。

脱毛メニューの人気が高いクリニックであっても、耳は受け付けていないことがあります。

東京や大阪であれば探せますが、地方では難しいこともあるでしょう。

その場合、わざわざ耳脱毛のために多額の交通費までかけて通うことになります。

どうしても脱毛したい、耳毛に深く悩んでいるという方を除くと、あまり現実的とは言えないでしょう。

理容室で耳剃りしてもらうメリット

理容師が美容師と違うのは、カミソリを扱える点です。

男性が床屋に行ったついでに顔の毛も整えてもらうことがありますよね。

理容室でも女性の顔剃りをやってもらうことができ、料金は2,000~3,000円ほどが相場です。

理容室ならば地元でも店を探しやすく、料金もそれほど高くありません。

理容室で耳剃りしてもらうデメリット

理容室での顔剃りは可能なのですが、実は耳剃りまでとなると対応できるお店が限られています。

これは、耳剃りには専用の道具と高度な技術が必要であることから、近年は耳剃りをしないで、はさみでカットする程度というお店が多いからです。

また、事故の危険性から耳剃りや耳掃除を条例で禁止している都道府県もあり、その場合は他の地域に行くしかなくなってしまいます。

シェービングサロンで耳剃りしてもらうメリット

女性向けのシェービングサロンにもプロの理容師がいますので、耳剃りをしてくれることがあります。

シェービングサロンのいいところは、女性が入りやすいことです。

男性客が多い理容室に行くのはためらわれる方でも、シェービングサロンなら客もスタッフも女性が多いため通いやすさがあります。

また、耳剃りは理容師が担当しますが、エステなども同時におこなっている場合はエステティシャンもおり、美肌ケアやマッサージもしてくれます。

耳剃りも含めてトータルで美しくなりたい方にはおすすめできます。

シェービングサロンで耳剃りしてもらうデメリット

シェービングサロンでは、フェイシャルエステやパックなどが含まれたコースになっていることが多く、料金がやや高めであることがデメリットです。

耳剃りはオプション扱いで追加料金が発生することもありますので、サロンのHPなどで料金はよく確認しておきましょう。

耳毛カッターで自己処理するメリット

耳毛カッターという専用のカッターもあります。

手になじむ小さな専用カッターで、眉毛や鼻毛などと兼用できるタイプも選べます。

ガード機能がついているため、デリケートな耳を傷つけることなく安全に処理できるのが嬉しいですね。

自分で処理する場合は、安全性を考えて耳毛カッター一択になるでしょう。

耳毛カッターのメリットは、自分でもできる方法であることと、比較的安く手にはいることです。

1,000~3,000円が価格相場で、家電量販店やネット通販などで手軽に購入することができます。

耳毛カッターで自己処理するデメリット

耳毛カッターは自分で処理するため、処理が面倒だと感じるのはデメリットです。

自己処理から解放されたいのであれば、処理の手間が不要になっていく医療レーザー脱毛しかありません。

また、安全だと言ってもよく見えない状態でおこなうため、四面鏡などを使って確認しながら処理した方が好ましいです。

可能であれば家族や恋人にチェックしてもらいながらやる方が安心です。

耳毛カッターは何を基準に選べばいいの?

人気の耳毛カッターは以下のような点で口コミでの評価が高いので、耳毛カッターをこれから選ぶ方は基準にされるといいでしょう。

  • 手頃な価格
  • 安全性が高い構造
  • 小さくて持ち運びしやすい
  • 本体を丸洗いできて衛生的>
  • 耳毛カッターだと思われないデザイン
  • 掃除が楽

また、性能を追い求めるとキリがありません。

1,000~3,000円ほどで優秀なものが購入できますし、耳毛カッターにそこまでお金をかける必要はないでしょう。

あれもこれもと機能がついているものではなく、用途がシンプルなものを選ぶことをおすすめします。

これはだめ!気をつけたい自己流耳毛処理

女性の耳毛はホルモンの関係から、男性のようにフサフサに生えていない方も多いものです。

一度確認してみて、それほど気にならなければ処理しなくても大丈夫ですよ。

耳については安全性を優先的に考え、どうしても必要な場合のみ処理するようにしましょう。

それよりも、やってはいけない自己流の耳毛処理をおこなうことのリスクは高いです。

取り返しのつかないことにならないためにも気をつけたいところ。

以下、避けるべき耳毛処理方法を紹介します。

毛抜きで抜く

毛抜きは毛を無理やり引き抜く行為なので肌に刺激が強い方法です。

赤くなってヒリヒリする、毛嚢炎ができるなどのトラブルが考えられます。

痛みも問題で、耳周辺は敏感なので産毛でもかなり痛いと感じることがあります。

さらに、毛抜きの先はとがっていますのでケガをする可能性も否定できません。

カミソリで剃る

自分で見えにくい耳はカミソリで剃ると、耳周辺や内部を傷つけてしまうリスクがあります。

どうしてもカミソリを使う場合は家族や恋人などにやってもらうことと、安全ガードつきのカミソリを使うことが大切です。

耳内部は避けて外側のみにしておきましょう。

はさみで切る

顔用の小さなはさみは先が丸くなっているものもありますが、刃物であることに変わりはありません。

自分で確認しにくく、鏡で見ると角度が変わってしまうため、間違って耳たぶを切ってしまうこともあります。

除毛クリームやブラジリアンワックス>

除毛クリームやブラジリアンワックスなども、耳毛処理においてはNGとされています。

肌への刺激が強いことと、クリームやワックスが耳内部に入り込んでしまう事故が考えられるからです。

最後に

いかがでしたか?今回は耳のムダ毛に着目し、処理方法別のメリットデメリット、注意点を紹介しました。

女性の中にも耳の毛が驚くほど生えている方がいますので、まずはご自身の耳をチェックし、必要であれば安全な方法で処理するようにしましょう。

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