【目】と【眼】の意味と違い、使い分けや使い方

「目」は顔のパーツの1つであったり、実際に見えるものとして用います。

「きれいな目だね」などと、言われたことがある人も多いでしょう。

また、「台風の目」や「ひどい目に遭った」、「前から3番目の位置」と言ったふうに、人や動物の顔のパーツ以外の用い方をすることもあります。

「眼」は「め」ではなく「がん」と読むことが多いです。

「眼科」は「がんか」と読みます。

日常用語と言うよりも、医学用語や生理学的な用語や生物学的な用語として使われています。

物を見るための器官で、眼の中には角膜や網膜や水晶体などと呼ばれている物があります。

「目」の意味

人や動物の顔の眉毛の下、鼻の左右にあるパーツが「目」です。

しかし言葉として用いる場合は、碁盤の目や台風の目のように、人や動物の顔のパーツ以外でも使います。

また、ひどい目に遭った、前から3番目などと用いる場合もあります。

「目」という漢字は、小学校1年生の時に習います。

「め」以外に「もく」と読むこともあります。

目的や目標が一例です。

「眼」の意味

「目」は日常的に使う言葉ですが、「眼」は日常用語と言うよりは、医学的な要素や生物学的、生理学的な用語だと言えます。

眼は物を見るための器官という意味合いが濃くなります。

「眼」は「め」と読むことよりも「がん」と読むことの方が多いです。

眼科は「がんか」と読み、眼病予防は「がんびょうよぼう」と読みます。

「眼」という漢字は小学校5年生で習います。

目の横に良いと書き間違える子も時々いますが、眼の横に艮です。

目や眼の用法や用例

「目」はことわざや慣用句にもしばしば使われています。

「目は口ほどにものを言う」「弱り目に祟り目」「惚れた目にはあばたもえくぼ」「二階から目薬」「目くそ鼻くそを笑う」などが一例でしょう。

「眼」は眼科、眼底検査、眼病、眼底出血など、眼の病気や眼科用語として疲れることが多いようです。

「眼」が使われていることわざや慣用句には、「千里眼」や「眼中人なし」、「白眼視」などがあります。

目は日常用語、眼は医学や生物学や生理学でよく使われる用語

目は顔の一部分という捉え方や、ひどい目に遭ったなどのような使い方をすることが多いです。

「目」は「め」と読み、小学校1年生で出てくる漢字です。

それに対して眼は、より医学的な要素や生物学的・生理学的な意味合いの濃い言葉です。

体の器官の1つとして用いられていることが多くなります。

「眼」は「がん」と読み、小学校5年生でやっと登場する漢字です。

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