「美人は何もしなくても得をする、ブスは何もしなくても損をする...」昔からそんなふうに思いながら生きてきた、「ブスで辛い...」という気持ちを抱えながら生きてきた女性は少なくありません。
時には他人から心ない言葉を浴びせられたこともあったかもしれません、または自分で自分のことをブスだと思っていることもあるでしょう。
そこで今回は、ブスで辛いと悩んだら考えるべきこと、ブスで辛い自分からの卒業を目指す方法などについて、くわしく解説していきます。
目次
「ブス」と悩んだら考えるべきこと
人は生まれてくるときに自分の両親を選ぶことができないように、自分好みの容姿を選べるわけではありません。
やがて成長してから、自分は美人とは真逆の位置にいるということに気がつくことがあります。そこから、「ブスで辛い...」と、悩む日々がやってきます。
では、長い人生を楽しく生きていくために、「ブスで辛い」と悩んだら考えるべきことについて、見ていくことにしましょう。
「自分はブスだ」と言った時点でブスになる
他人に向かって「君はブスだ」と面と向かって言い放つ人はほとんどいないでしょう。しかし、毎日自分の顔を鏡で見ている自分自身はどうでしょうか。
鏡をのぞき込むたびに「不美人」「どうしようもなくブスで辛い...」とささやいているかもしれません。この言葉が自分自身への呪いとなって、さらに自分の容姿に自信が持てなくなっていきます。
鏡に映った自分の顔が美人とは遠い表情であったとしても、どうか「自分はブスだ」と言うのはやめてください。言葉には不思議な力があります。
「ブスで辛い」という代わりに、「ブスでも私には良いところがたくさんある」というふうに言い換えてみてください。
辛い経験をしているからこそ人に優しくできる
ブスで辛いと思っている人は、これまでに自分の容姿のことで、とても嫌な思いをしてきたことが多くあったかもしれません。
しかし、辛い経験は必ずしもマイナスであるとは限りません。辛い経験をしているからこそ、同じ境遇で悩む人の助けになれます。また、人に優しくできるのです。
「ブスであることが辛い」この現実から逃げることはできません。
しかし、ブスであることを受け入れて前を向いて歩こうと思えた時にこそ、あなたは人間として一回りも二回りも成長することができるでしょう。
内面を磨いて「ブスで辛い」自分からの卒業を目指す
「ブス」という言葉はとても表面的なものです。外見の一部分を表しているにすぎません。ですから、ブス=あなたそのものを否定する言葉ではないのです。
ブスで辛いと思うのであれば、ぜひ今日から自分の内面を磨くことを考えましょう。自分に似合うメイク方法を見つける、仕事や勉強に打ち込む、趣味を極めるなど、自分磨きの方法はたくさんあります。
「ブスで辛い」と考えている時間などないくらい、思いきり自分を高める努力をしてみてください。
数週間、数か月後には、「ブスで辛い」と暗くうつむいていたあなたの姿はどこかに消えているでしょう。
ブスであることを武器にして生きる方法
自分の容姿に自信が持てない、自分はブスなんだということに気がついてしまった...でも顔を変えることはできません。これは、いくら悩んでも解決しない問題です。
そこで「ブスであることを武器にして生きる」方法について考えてみます。
ブスだから...というマイナスの視点から、もっとプラスの視点に自分の意識を変えていきましょう。
自分の長所をアピールすることを心がける
ブスというのは強烈な表現ですが、それでもあなたのすべてを表すものではありません。
「どうせ自分はブスだから...」と、自分を必要以上におとしめることはないのです。
あなたにはたくさんの長所があるはずです。気配り上手、人の気持ちを尊重できる、自分よりも他人を優先する、服のセンスがいいなど、人より優れている点がたくさんあるでしょう。
ぜひそれらの長所をアピールしていくことを考えてみてください。
「ブスだから」ではなく、「ブスだけど○○では誰にも負けない」といった強い気持ちを持つことが大切です。
「ブスで辛い...」と卑屈になりすぎない
「どうして自分はブスに生まれついてしまったんだろう」「本当にブスで辛い」という思いは心とカラダに染みついていて、なかなかぬぐい去ることができません。
他人と自分を比べて、世の中のすべてが嫌になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、ブスで辛いと卑屈になりすぎることは、自分で自分をさらに暗い穴へと落とすような行為です。
ネガティブな気持ちはますます大きくなり、「自分がブスのせいで...」と、物事がうまくいかない原因をすべて自分の容姿のせいにしてしまうこともあるでしょう。
「自分は容姿に自信はないけれど、努力次第で夢は叶えられるんだ」という意識を持つことが大事です。
本物のブスとは?顔の良し悪しですべてが決まるわけではない
ブスというのは、顔立ちに自信がない人という意味だけで使われるわけではありません。
世の中には、実はたくさんの「本物のブス」が存在します。
自分の振る舞いが他人を不快にさせていることを理解していない、他人から白い目で見られていることに気がついていない人が「本物のブス」です。
では、ここからは本物のブスとは具体的にどんな人たちのことを言うのか、見ていくことにしましょう。
他人の悪口ばかり言っている人はブス
「ブスで辛い」という経験をしたことのない、容姿が人より優れている人でも、他人の悪口ばかり言っている人は間違いなくブスと言えます。
目につくのは他人の欠点ばかり、短所を悪しざまに言って楽しむという行為はとても悪趣味です。
また、他人の悪口を聞かされて嬉しい気持ちになる人はいません。
自分のことを棚に上げて、他人のあら探しばかりする人は、どれだけ美人であっても他人から見れば「性格ブス」に違いありません。
言い訳ばかりで進歩がない人はブス
「だって」「でも」「○○が悪いんですよ」など、言い訳ばかりして自分を高める努力ができない人、進歩がない人もブスであると考えて良いでしょう。
もちろん、物事はうまくいくこともあれば、思ったように進まないこともあります。
そして、どうしてもうまくいかない時にあきらめず、前進し続けられるかどうかが人としての価値を決めます。
いちど壁にぶち当たったらそこでおしまい、もうこれ以上自分にできることはない、○○のせいだから仕方がない...と簡単にあきらめてしまう人は、何も成し遂げられない「言い訳ブス」と言えます。
人に感謝できない人は無条件でブス
ブスで辛いと思っている人、ブスで辛い思いをしたことのない人、すべての人に共通することですが、人に感謝できない人は無条件でブスであると言うことができます。
「あなたが今ここにいられるのは、いろいろな人に助けてもらったからこそ」であり、決して「自分ひとりの力で生きてきたわけではない」のです。
こうしたことを理解せず、人に「ありがとう」の気持ちを持てない人は、とても「心の貧しいブス」と、言うことができるでしょう。
世の中もっとラクに渡っていける!ブスの処世術を身につけよう
ブスで辛いと悩んだら考えるべきこと、ブスで辛い自分からの卒業を目指す方法などについて、くわしく解説してきました。
ブスであることは変えようのない事実だとしても、辛いと悩み続けながらこれからも生きていくか、自分らしく生きる道を選ぶかはあなた次第です。
ブスの処世術を身につけることができれば、世の中をもっとラクに渡っていけるようになるでしょう。