女性が髪型を変えるのは失恋だけじゃない!ヘアースタイルを変える心理とは?

女性が髪型を変えたとき、男性の中には「何があったのだろうか」と考える方もいるでしょう。

しかし、具体的に何があったかまではわからず、本人にも聞くことができないため、髪型を変えた理由がいつまでも気になってしまうという方もいるかもしれません。

また、女性が髪型を変えたときに男性が困るのが「どのように声をかければよいのか」ということでしょう。

相手が望むような声がけができず、怒らせてしまったという経験があるという方もいるはずです。

そこで今回は、女性が髪型を変える心理とはどのようなものか、また女性が髪型を変えたときに言ってほしいと思っている言葉についてご紹介していきます。

女性が髪型を変える心理とは?

女性が髪型を変える心理にはどのようなものがあるのでしょうか?

「なるほど」と納得がいくものから、男性にはあまり想像がしにくいものまでさまざまあります。

「面倒くさい」「飽きた」などの単純な理由

男性も髪型を変えるときには「伸びたから」「手入れがしやすくしたいから」「今の髪型に飽きたから新しくしたい」といった理由があるでしょう。

女性も同じで、深い理由はなく男性と同じように単純に今の髪型を変えたいだけということがあります。

特に女性の場合には、このような理由に加えて髪が長いと乾かすのに時間がかかり面倒くさい、カラーリングやパーマのしすぎで髪が傷んでしまったなど物理的な理由で髪型を変えたいと思うことがあります。

女性が髪型を変えるときには深い理由があるのかと思ってしまいがちですが、そうではないこともあるのです。

気分転換のため

女性にとって髪型はとても重要なものです。気に入らない髪型では気分が滅入ってしまうということもあり、日常生活も憂鬱になりがちです。

そのため、髪型が気に入らないときにはすぐに変えてしまうという人も少なくありません。

また、何か嫌な出来事があり落ち込んでいるときに、気分を高めるために髪型を変えるということもあります。そのことにより、以前の自分とは違う自分になれるという気持ちになるのです。

新学期・新年度など環境が変化したとき、また仕事で重要なプロジェクトを任されたときなどに、自分に気合を入れるために髪型を変えるということもあります。

髪型を変えるということ自体も気分が高まりますが、美容院で時間を過ごすことも楽しみにしているという人もいます。

美容師さんとの世間話を楽しみたいということはもちろん、美容師さんから髪や美容に関する知識を得たいという人は多く、美容室で過ごす中で精神的な充実感を得ることを目的にしているのです。

このような感覚はあまり男性からはイメージしにくいかもしれません。

季節の変わり目だから

ファッションと同じように、髪型も季節に合わせて変えるということもあります。

例えば、梅雨のときには湿気により髪がうねったり、ふくらんでしまったりしがちです。そのため、スタイリングのしやすさを考えて、梅雨の前に毛量を軽めにしたり、縮毛矯正をかけてボリュームダウンをさせたりするといったようなことがあります。

また、冬は重めの髪型、暗めのヘアカラーにし、春や夏には軽めの髪型、明るめのヘアカラーにするといったこともあります。

女性が髪型を変えたことに気付いたら、今がどのような季節かも合わせて考えてみると意図が理解しやすいでしょう。

恋愛関係で変化があった

男性が、女性が髪型を変える理由としてよく考えるのは「失恋したから」ということではないでしょうか。

失恋した女性が全員髪を切るというわけではありませんが、確かに失恋したことをきっかけに髪を切るという人はいます。髪を切ることで、辛い過去を忘れ心機一転新しい自分になりたいという気持ちは、男性でも理解しやすいでしょう。

また、失恋とは逆で現在新しい恋をしており、好きな人へのアプローチという意味で髪型を変えるという人もいます。

例えばショートヘアが好きだという人に恋をしたということで、ロングヘアの人がばっさり髪を切るということもありえます。また、自分により似合う髪型にし、相手へのイメージを良くしたいという理由も考えられます。

相手への印象ということ以外にも、綺麗になることで自分に自信を持って好きな相手と接するようになりたいという人もいるでしょう。

ファッションに合わせるため

女性にとって髪型はファッションの一部であり、服装によって似合うもの、似合わないものというのがあります。そのため、その日のファッションに合わせてヘアアレンジを変えるということはよくあることです。

例えば、カジュアルテイストな服装のときにきつめの巻き髪にしてしまうと、髪ばかりが豪華になってしまってちぐはぐな印象になってしまいます。

逆に露出度が高めのセクシーな服装のときに何のヘアアレンジもしていないのも違和感があります。

このように女性は全体のバランスを考えているので、その日によってヘアアレンジを変えるということも少なくありません。

また、ヘアアレンジには流行があり、ファッション雑誌では日々新しいヘアアレンジが紹介されています。

身近な女性が今までに見たことがないヘアアレンジをしていたというときには、その人は新しいヘアアレンジに挑戦したということかもしれません。

女性が髪型を変えたときにはどのように反応すればよい?

女性が髪型を変えたとき、どのように反応するのがよいのかわからないという男性は多いと思われます。そのような方のために、女性がどのような反応を期待しているかご紹介していきます。

言ってはいけない言葉

まず、言ってはいけない言葉についてご説明していきます。このような言葉を言ってしまったことがある男性は多いと考えられますが、今回を機に言わないようにしましょう。

「前の髪型の方が好き」

前の髪型がすごく好みで、新しい髪型はあまり好きではなく似合っていないと思ったときに思わず本心を言ってしまったという経験があるという方もいるでしょう。

このように前の方がいいと言ってしまうことは禁句の一つです。男性からすれば前の髪型がとてもよかったという事実を教えてあげたことの何が悪いのかと思うかもしれません。

しかし「前の方がよかった」という言い方は、新しい髪型がおかしいという印象を与える言い方となってしまいます。

明らかに変で似合わないという場合には言ってあげた方がよいですが、そうでない場合には「前の方がよかった」という言葉は避けましょう。

女性は新しい髪型が似合うと言われることが一番うれしいと感じますので、まずは新しい髪型についてコメントをしてあげるということが大切です。

最初に「どうしたの?」「何があったの?」と聞いてしまう

髪型にこだわりがないタイプの方にとっては、まずは髪型を変えた理由が知りたいと思うかもしれません。そのため「どうしたの?」「何があったの?」と理由を聞いてしまうという方も多いでしょう。

しかし、このような反応はしない方がよいでしょう。特に、新しい髪型を見た瞬間にこのようなことを聞いてしまうのは最もやってはいけないことと言っても過言ではありません。

女性は、まずは新しい髪型が似合うかどうかを知りたいと思っています。しかし、似合うかどうかには触れずに髪型を変えた理由を聞いてしまうと、新しい髪型についてコメントできないほど似合っておらず、びっくりしてそのようなことを聞いたのだろうかという不安を感じてしまいます。

髪型を変えた理由を知りたいときは、まずは新しい髪型についてほめたあとで理由を聞くようにしましょう。

具体的にほめる

女性の髪型にくわしい人であれば、女性が髪型を変えたときに具体的にほめるということはもちろん何の問題もありません。

しかし、女性の髪型にくわしくない方は具体的にほめるということはしない方が無難です。

なぜかというと、変えたところを的確にほめることはなかなか難しいからです。特に、本人がこだわったところをスルーしてしまうと女性は大変傷付きます。

例えばパーマにこだわったのに、カラーリングだけほめてしまったというような失敗は起こりがちです。

変えたところ全てに気付けるというのならばよいですが、そうではない男性が大半だと思われますので、自信がないという方は具体的にほめるということは避けた方がよいでしょう。

またくわしくほめすぎると白々しさや無理やりほめているといった印象を与えてしまいますので、まず全体の印象をほめましょう。

そして細かいところについては、相手が「パーマをかけたんだけど、どう?」といったように聞いてきたときに答えるようにしましょう。

女性が喜ぶ言葉

ここまで、言わない方がよい言葉についてご紹介してきました。では、女性が言われて喜ぶ言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。

「似合うね」

女性は「この髪型が自分に似合うか」ということについて気にしています。かわいい髪型だと思って挑戦してみたものの、自分の雰囲気には合わなかったということはよくあることです。

いくらかわいい髪型でも、自分に似合わなければすぐにでも変えたいと思う女性は多く、そのため自分の新しい髪型に対する客観的な意見を求めています。

ですから、相手の髪型について好印象を持ったときには素直に言ってあげるのがよいでしょう。

職場ではセクハラになってしまいますので言わない方がよいですが、友人や恋人同士であれば思ったときに言ってあげましょう。

前髪を流す方向を変えたり、結び方を少し変えたりといったわずかなヘアアレンジでも、変えたことに気付いてくれて「似合うよ」と言ってもらえると女性は嬉しいものです。

「髪型変わった?」

女性は、髪型に限らず自分がいつもと違うときに気付いてもらうと嬉しく感じるという人が多いと言えます。

ですから「髪型変わった?」と言ってもらえるだけでも嬉しく感じるのです。

「髪型が変わった」という文章自体はほめ言葉ではありませんが、女性にとっては自分が変わったことに気付いてくれたという気持ちがありますので、ほめ言葉と同等になります。

また「髪型変えた?」という言葉は、男性にとって便利な言葉だとも言えます。

もし明らかに変な髪型になっていたり前の髪型の方がいいなと思ったりして「似合うよ」とは言えない状況のときでも嘘をついたことにはならないからです。

そして照れ屋で相手をほめることに慣れていないという方でも言いやすいのではないでしょうか。

「髪型変えた?」という言葉だけでももちろんよいのですが、そのあとに「いいね」「似合うね」といった言葉を付けるとなおよいでしょう。

「かわいいね」「その髪型好き」など個人的な感想を伝える

相手とあなたが親密な関係なのであれば、一歩踏み込んで「かわいいね」「その髪型好き」といったようにあなたの個人的な好みで評価してあげるのもよいでしょう。

特に相手があなたに好意を持っている場合は、あなたにこのような言葉をかけられて嬉しくないはずがありません。

しかし、「自分の好みに合っている」と伝えることになりますのでこのような言葉を伝えるには相手との関係性はとても重要です。

恋人、夫婦間であれば「似合うね」「髪型変えた?」といったような上辺のほめ言葉はむしろ失礼になってしまいますので、きちんと自分の感想を伝えましょう。

しかし、あなたと相手がただの友人である場合には「なぜ上から目線で評価されなければならないのか」と思ってしまうこともあります。

 相手との関係性に自信がない場合は、やはりこのような言葉は避け、無難なほめ言葉に抑えておくのがよいでしょう。

相手の気持ちを尊重しよう

女性が髪型を変える心理と、女性が髪型を変えたときにはどのように反応すればよいのかについてご紹介してきました。

男性の中には「女性の心理はよくわからない」「考えても理解できない」と片づけてしまう人もいますが、わからないからと理解することを放棄してしまうとそのままで終わってしまい、いつまでも理解し合うことができません。

もちろん男性だけではなく、女性も男性の考え方を知る必要がありますし、性別以前の問題として自分と違う考え方をする人として相手を尊重し、どのような思考回路なのか知識として知ろうと心がけることはコミュニケーションをする上で大切なことではないでしょうか。

まずは相手の気持ちを尊重するところからはじめましょう。

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