嫉妬しない恋人の心理とは?ヤキモチを焼かない人の6つの特徴。

なぜ恋人が嫉妬してくれないのだろうと悩んでいる人は少なくありません。自分は嫉妬するタイプならばなおさら寂しく感じてしまいますよね。

「もしかして私のことがもう好きではないのでは」と不安にもなってしまうでしょう。

確かに、もう好きではないから嫉妬も感じないということもあります。しかし、他の理由で嫉妬をしていない可能性もあるのです。

一度相手を疑い出すと相手を信じられなくなってしまい、別れに繋がってしまうこともあるでしょう。

しかし、嫉妬をしないだけで実は相手があなたのことを好きな場合、あなたの思い込みで別れてしまうことになってしまいます。

そこで、今回は嫉妬をしない人の心理と、嫉妬をしない人に対しどのような考え方をすればよいのかについてご紹介します。

現在悩んでいるという人はぜひ参考にしてみてください。

嫉妬をしない人の心理とは

嫉妬をしない人は、どのような心理状態にあるのでしょうか。

愛されている自信がある

もしあなたから愛されているという自信が100%あれば、あなたの恋人は嫉妬する必要を感じないでしょう。あなたが他の人になびいたりしないという確信があり、他の人が実際にあなたに近づいてきても何とも思っていません。

あなたのことを好きではないとかそんざいに扱っているとかではなく、普段からあなたのことを信頼しきっているのです。

独占欲や執着心から嫉妬する気持ちが生まれますが、欲を出すまでもなくあなたを独占しているという自信があるので、むしろ「なぜ他の人に対し嫉妬しなければならないのか?」と思っているでしょう。

束縛すべきではないと考えている

恋愛関係において相手を束縛するべきではないと考え、嫉妬はしてはいけないと考えているタイプの人もいます。

いくら恋人であっても価値観を押し付けてはいけないし、相手を尊重しなければならないというポリシーを持っており、あえて相手と一定の距離を置こうとしています。

相手に興味を持っていないということではなく、きちんと恋愛関係はあるというところが、そのような考え方をしない人からすればわかりにくいところかもしれません。

このような考え方の持ち主は、恋人に対してだけではなくあらゆる人間関係において相手の内面に立ち入り過ぎないようにしているため「ドライ」「冷たい」といった印象を与えがちです。

相手によるということではなく、基本的に全ての人に対してそのような考え方をしているため、考え方を変えるというのは期待しない方がよいでしょう。

しかし、嫉妬をしてほしいと思う人からすれば付き合って寂しいかもしれませんね。

プライドが高い

プライドが高い人は、自分の感情をむき出しにすることはみっともないと思っており、みっともない姿を見せるのは恋人であっても嫌だと考えています。

また、他人を見下している場合には、なぜ自分のような立派な人間がレベルの低い人間に嫉妬しなければならないのかと考え、嫉妬しないようにしているということもあるのです。

プライドが高い人は、恋愛においてだけではなく他のことでもプライドが高いため、付き合っていればおのずとプライドが高い人であることがわかるはずです。

そのような人が恋愛関係で冷静である場合は、プライドが高いあまりに感情を押さえつけている可能性が高いと言えます。

しかし、本当は嫉妬していてもそれを認めずに表に出さないようにしている可能性もあります。

このタイプの人の内面はわかりにくく、嫉妬していないと安易に決めつけてしまう前に、相手をよく観察することも必要でしょう。

恋愛にあまり執着していない

相手のことが好きではあっても、恋愛に対しあまり執着していないというタイプの人もいます。仕事や趣味など、他にもやりたいことがたくさんあり恋愛もその中の一つでしかないという考え方です。

そのような人の場合、もしあなたが他の人に興味が移ったり誰かがあなたのことを奪ったりしたとしても、そういうものだと思っておりそうなっても仕方がないと思っているでしょう。

ですから、もしあなたが浮気をしているのではと思うことがあっても「嫉妬しても仕方がない」「別れるときは別れる」という割り切った考え方をしていると思われます。

このような考え方は主流ではないので、これまでの恋人ともたびたび衝突してきたのではないでしょうか。

もともと感情の起伏が少ない

ここまで述べた嫉妬しない心理としては、その人特有の考え方により独占欲や執着心がないというケースをご紹介しました。

しかし、もともと感情の起伏がなく「嬉しい」「楽しい」「悲しい」といった基本的な感情も感じることが少なく、そのために独占欲や執着心もないという人もいます

恋愛感情についても普通の人よりはあっさりしており、普通の人からするとどうして付き合っているのかと感じることもありますが、本人としては「一緒にいると心地がよい」とか「話が合うから」といった本人なりの理由であなたといることを望んでいます。

そのような人に対し、一般的な恋愛感情を持ってほしいと思う人にとっては寂しい関係性であると言えます。

しかし、本人はそれに気付いていないと思われますし、説明してもっと愛してほしいというようにお願いしても、相手は理解できないでしょう。

そのような人は、恋愛ということの捉え方が根本的に普通の人とは違うのです。

恋愛感情が薄れたから

嫉妬しない相手に対し「もう私のことが好きではないのかな」と不安になる人は多いと思われます。

ここまで、その人なりの理屈で好きな人に対し嫉妬しない例をお伝えしましたが、多くの人が想像するとおり、確かにもう好きはないから嫉妬心も起きないという人はいます。

あなたに対する恋愛感情がもう消えており、浮気でもなんでもしてくれと思っているかもしれません。むしろ、他の人があなたにアプローチしてくれたら好都合だと思っている可能性もあります。

または、付き合っている期間が長くマンネリ状態にあるカップルの場合、相手を恋人としてではなく友人や家族として見てしまっているということもあります。

この場合には、関係を見直して修復できれば、恋愛関係を続けることが可能です。

嫉妬しない相手への対処法とは

ここまで、嫉妬をしない人の心理についてご紹介してきました。それでは、嫉妬をしない人に対しどのように対処をすればよいでしょうか。

なぜ嫉妬しないの?とストレートに聞く

嫉妬をしない人に対し理由を聞けないからこそ悩んでいるという人が多いでしょう。

「聞きたくても聞けない」と考えている人はそのまま聞かないのが無難であると言えます。自分の本心を相手に打ち明ければ相手が怒ってしまうのではないかと思っているということは、相手と信頼関係が成り立っていないという証拠だからです。

逆に言えば、相手と信頼関係が成り立っており相思相愛だという確信があり、でもやっぱり嫉妬をしてくれないのは寂しいなと思っている人であれば、ストレートに聞いてしまっても仲に亀裂が生じません。

しかし、多くの人が恐れているとおり「そんなことを聞くなんて信頼されていないのか」と傷付く人や、うざったいと感じる人が多いため、喧嘩や破局の元になりかねません。

相手があなたのことを好きで仕方がないという状態であれば、嫉妬をしてほしいと打ち明ければあなたに対し愛しさがさらに増すでしょうから、相思相愛だという確信があるときにはストレートに聞くことは良い方法だと言えるでしょう。

嫉妬をするのが普通だという考え方をやめる

相手がなぜ嫉妬しないのかと悩むということは「嫉妬するのが普通」「自分は嫉妬するのに」というあなたの価値観を相手に押し付けているということです。

価値観を押し付けない人であれば「相手が嫉妬をしないけど、相手には相手なりの考え方があって嫉妬をしないのだな」と割り切ることができます。

嫉妬をするかしないかだけではなく、他のことでも価値観を押し付けていないか考えてみましょう。もしかすると、相手は価値観を押し付けられて息苦しくなっている可能性もあります。

価値観を押し付けることをやめたら、お互いの関係に変化が生まれ信頼関係も深まり、嫉妬されなくても不安にならなくなるかもしれません。

一度、あなたが相手に対しどのような接し方をしているか見返してみましょう。

嫉妬以外の愛情表現も大切にする

自分と違う性格の人を理解するのはなかなか難しく、どうしても自分の立場や価値観を基準にして考えてしまいがちです。

ですから、あなたが好きな人には嫉妬をするからといって、相手も同じとは限りません。

先ほども述べたように、相手の価値観は違うかもしれませんので、自分の価値観に基づいて「嫉妬をしないから愛情がない」とは決めつけないことが大切です。

また、その人にはその人の愛情表現があることは付き合っていくうちにわかることではないでしょうか。嫉妬はしなくても、あなたへの愛情を他の方法で表しているのならばそれを素直に受け取るようにしましょう。

全く愛情表現がわからないという場合には、まだ相手のことがわかりきっていないか、相手は愛情表現自体が苦手なのかもしれません。それについて相手と話し合うということは、お互いの関係を深めていく上で重要なことですので、相手の愛情表現がわからないという場合にはぜひ話し合いをおすすめします。

マンネリから脱する

先ほども述べたように、付き合いはじめてから長く、落ち着いてきたカップルは相手への執着が薄れています。

友人や家族のようになっているカップルは、そのように落ち着いたカップルであるからこその良さもあるでしょう。しかし、どちらかがその状態に不満を感じてマンネリになっていると思っているのであれば、マンネリから脱していく必要があります。

だからといって「職場の○○さんがかっこよくてドキっとした」などのあからさまに嫉妬を煽ろうとすることは信頼関係が崩れる可能性が高いですのでやめるようにしてください。

そのように過激な方法をとるのではなく、二人での過ごし方を変えてお互いの意識を変えるようにしていくのがよいでしょう。

例えば、いつも家でしか過ごさないとか、デートをするにしてもいつも同じところだという場合には行ったことがないところに行ったり、やったことがないものに二人で挑戦したりするなど、二人で協力して関係性を変えていく努力をしてみましょう。

マンネリから脱することで、あなたも嫉妬するかしないかといったことを気にせずにいられるようになるかもしれません。

恋愛以外に楽しみを見つける

あなたは現在、恋愛以外にのめり込んでいるものがないために、相手が嫉妬しないことが一大事だと感じ、こだわってしまうのではないでしょうか。

恋愛で行き詰ったときにおすすめなのが、仕事や趣味など他にのめり込めるものを見つけるということです。新しく楽しめるものが見つかることであなたの価値観も変わるかもしれません。

新しく楽しめるものが見つかると、必然的に恋人と会う時間も減りますし、あなたの人間関係も広がっていきます。

特に、現在人間関係が恋人を最優先してしまい、他の人とはあまり関わっていないという方にはぜひ恋愛以外に好きになれることを見つけることをおすすめします。

あなたが自分と会わないときにどのように過ごしているか、またあなたが自分以外の人とどのように過ごしているのか、きっと恋人は興味を持って話を聞いてくれるでしょう。あなたの生き生きした姿に、恋人はあなたに惚れ直すかもしれません。

ただし、例えば「最近上司と二人で飲みに行っている」など、恋人に嫉妬させるために話すことは避けるようにしてください。

先ほども言いましたが、無理やり危機感を煽って相手を惚れ直させようとするのではなく、あくまでもあなたが恋愛以外でも努力して魅力が増した姿を見せるのが目的なのです。

考え方を押し付けず、自分が変わろう

今回は、嫉妬しない人の心理と、嫉妬しない人にどのように接すればいいのかについてご紹介しました。

嫉妬しない人には、その人なりの考え方があります。無理やり嫉妬させようとしてもほとんどの場合相手にとっては不快なことをされたとしか感じられず、二人の仲は悪化する可能性が高いでしょう。

それよりも、あなた自身が相手に価値観を押し付けているならばあなたの考え方を変え、二人で新たな関係性を築いた方がより二人の仲が深まるのではないでしょうか。

まずはなぜ相手は嫉妬しないのか、あなたがなぜ嫉妬させたいと思っているのかについて考え、これからの二人はどうしていけばよいのか考えてみてください。

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