毛深い男性には、「モテる」という声があがることもあれば、「イヤ、普通に印象悪いよ」という声があがることもあります。
自分では毛深いのが嫌だとしても、もしそれでモテるのであれば、別に毛深くてもいいかなと思う人もいるでしょう。
ただもし自分でも嫌で印象も悪いとなったら、なんとかして対処していかないといけません。
男のムダ毛というのは、いったいどうするのが正解なんでしょうか?
ここではそんな、毛深い男はそのムダ毛をどうするべきなのかという事について、徹底解説していきます。
毛深い男性に対しての女性のホンネ
毛深い男性はモテるのか、それとも嫌われてしまうのか、まずはその答えから見ていきましょう。
結論から言うと、毛深い男性は「モテません」。
女性の多くは、毛深い男性に対して否定的な感情を抱きます。
だからモテるのかもしれないと思って体毛を無駄に濃いままにしている男性は、その考えは今すぐ捨てて、体毛に対して対処していくのがおすすめです。
女性の7割から8割は毛深い男性が苦手
確かに女性の中でも、一部の人には「男性は体毛が生えていてこそ!」という人もいます。
でもその数は極めて少ないです。
おおよそ7割から8割の女性は、毛深い男性の体毛が苦手なのです。
「不潔に見える」
特に、毛深い男性に対しての感想として多いのが、これです。
確かに男性から見ても、毛深い男性の毛を見ていると、不潔に見えることがあります。
実際には別に毛が濃いからといって不潔ということがないのは誰もが分かっています。もしその理論がまかり通るならば、髪の毛が生えている人は全員不潔になってしまいますから。
そんなわけないので、別に毛が濃いからといって不潔なはずがないと分かっているのに、なぜか不潔に見えてしまうのです。
それはやはり毛がストレートではないからでしょう。
体毛でストレートに生えるものは少なく、だいたいの部位の毛がもじゃもじゃと生えます。それは言い方を変えれば整っていないという事。
整っていないものが汚く見えてしまうのは仕方ありません。
「性欲が強そうに見えて嫌だ」
毛深い男性は、男性ホルモンが活発です。
それは女性も多くの人が知っていることなので、どうしても毛深い男性に対して、男性ホルモンが強そうというイメージを持ちます。
それは性欲が強いというイメージへと直結することも多いんです。
中には性欲が強い男性を好む女性もいます。でも、あまりそれが強そうに見えると、たとえば「遊ばれて捨てられそう」とか「がっついて見えて引いちゃう」とか、そんな風に思われることが増えていくんです。
性欲が強そうに見えることは、どちらかというと悪いことの方が多いでしょう。
「くすぐったいから嫌」
見た目ではあまり嫌悪感を抱かなくても、触り心地で嫌悪感を抱くという女性もまずまず多いです。
確かに毛深い男性の体毛に身体が触れると、そこがちょっとくすぐったく感じることもあるでしょう。
そのくすぐったさが嫌だから、毛深い男性はあまり好きではないと思ってしまうことがあるんです。
これは特に、腕や足の毛、あるいはヒゲが濃い人が多く抱かれる印象になります。
特にここが毛深いと嫌われる
この通り、決して良いとは言えない、女子が毛深い男子に抱く印象ですが、毛深い毛のすべてが等しく嫌われるというわけではありません。
特に嫌われやすい部位と、そこまで嫌われるわけではない部位があるんです。
背中の毛はまず嫌われる
特に嫌われやすい部位は、大きく分けると3つあります。
その中でもまず最初に挙げられるのは「背中」。
背中は、あまり見える箇所ではないので、毛深くても安心だと思っていた方もいるかもしれません。でも女性の場合、男性の背中は割と触れる箇所になるのです。
たとえば上半身薄着の状態や、あるいは服を着ていない状態で抱き合ったとします。そんな時多くの場合で女性の手は男性の背中に触れます。
その際に、毛深さを感じると、引いてしまうことが多いのです。
「多少の毛は男らしくていいと思う」という女性であっても、「背中だけは無理でどうしても引いちゃった」という声もあります。
背中の毛に関しては、特になんとかした方が良いでしょう。
足や腕の毛も嫌われやすい
次に嫌われやすいのは、足の毛や腕の毛。
足の毛や腕の毛は、まず目に入りやすいですよね。
半そでを着ていたら嫌でも目に入りますし、半ズボンを履いていても目に入ります。
日本の夏はとんでもないレベルで暑いですから、最近では大人の男性でも半ズボンを履くことが多くなってきています。半そでは言わずもがなでよく着ますよね。
だからどうしても目につきやすいのです。
特に腕は、顔の近くで目に入ることも多いので、よりドアップで毛を確認出来てしまいます。
背中同様、できれば処理しておきたい部位になります。
胸毛も印象が良くない
もう一つ、印象が良くない部位として挙げられるのが、胸毛です。
胸毛は、多少毛が濃い男性であっても生えていない人が多いです。
それくらいあまり生えない部位なのに、そこの毛が濃いとなると、これまでに見てきた人との差がすごく大きくて、やっぱり引いてしまうのです。
そして背中同様、女性にとっては男性の胸毛は、自分に触れることがある部位になります。
だから、そこには毛が生えていてほしくないと感じる人もたくさんいるのです。
毛深い男性には脱毛がおすすめ
男性の毛は、処理をしても処理をしても次々に生えてきます。それはヒゲを見ればあきらかですよね。
ヒゲなんて、朝剃ったのに昼頃にはもうジョリジョリし始めているという人もたくさんいるでしょう。
それくらいにすぐに生えてきてしまうのが男性の体毛なのです。
だから、毛深い男性は毛をなんとかするのがおすすめとはいっても、その方法は限られてきます。
効果的と言えるのは、やはり「脱毛」です。
カミソリは特におすすめできない
脱毛が効果的な理由を紹介する前に、なぜ他の方法がダメなのかを解説していきます。
毛の処理方法には以下のような方法があります。
- カミソリでの処理
- 毛抜きでの処理
- 電気シェーバーでの処理
- 除毛クリームでの処理
- 脱毛
中でも特におすすめできないのが、カミソリなのです。
カミソリは、肌に与えるダメージがすごく大きいです。
男性は、あまり普段から肌をケアしていないでしょうから、既に肌が弱っていることが多いでしょう。そこにさらにカミソリでの処理をしていくと、肌はすごくボロボロになっていきます。
その結果色素沈着をしたりして、余計に汚らしくなることもあるのです。だからあまりおすすめできません。
毛抜きには時間と埋没毛の問題が
毛抜きは、処理した後には綺麗に見えることが多いです。
でも、毛を無理に引っ張って抜いてしまう分、次に生える毛が変な角度で生えてきて、肌の表面に飛び出さなくなるという、埋没毛が起こるリスクが高いです。
肌の表面に出てこなくても、毛が生えている様子は見えるので、それはすごく目立ちます。
かといって無理に引き抜こうとすると、肌を掘り起こしてしまうことになるので、ダメージもかなり大きくなります。だからそれはすごく厄介なものなのです
さらに男性の場合は毛も多いですから、1本1本毛抜きで処理をするとなると、尋常じゃない時間がかかるでしょう。
時間的にもリスク的にもおすすめできません。
電気シェーバーではすぐに生えてきてしまう
では電気シェーバーはどうでしょうか。
電気シェーバーはカミソリよりはダメージが少ないですし、それでいて時間もあまりかからない、バランスの良い方法です。
脱毛以外ではおすすめできるほうになりますが、一つ大きなデメリットがあります。
それが「深く処理できない」という点。
カミソリと比べるとどうしても深く剃ることが出来ません。
となると当然、生えてくるスピード感もカミソリよりは早くなります。より早くジョリジョリしてきてしまうというのは、大きな問題ですよね。
除毛クリームでの処理も続けないとならない
脱毛以外で一番いい方法は、除毛クリームでの処理になるでしょう。
除毛クリームでの処理は、毛を溶かして処理するので、しっかりと深く剃れたのと同じような効果が得られます。それでいて肌に与えるダメージはそこまで大きくはありません。
もちろん使い方次第ではより大きなダメージを与えてしまうこともありますが、正しく使用していけばダメージも大きくはないのです。
ただそんな除毛クリームにも、ずっと続けないとならないというデメリットがあります。
他の自己処理の方法にも言えることですが、今生えている毛を処理することはできても、今後処理しなくても良いように出来るわけではありません。その場しのぎに過ぎないのです。
でも脱毛であれば、その問題をクリアできます。
脱毛であれば根本的に解決する
もし脱毛をすれば、次第に生える毛が細くなっていき、最終的には毛が生えないようになっていきます。
だから一度しっかりと脱毛処理をすれば、今後はある程度安泰なのです。
しかも脱毛はちょっとずつ薄くするシステムなので、完全につるつるにしたいわけではなく、ちょっと薄くしたいだけという方の願いもかなえることが出来るんです。
自己処理だと基本的には完全につるつるにするしかありません。
毛深いのが嫌だという男性の中にも、完全につるつるにするのは恥ずかしいという人もいるでしょうから、少しだけ薄くすることも出来るというのは大きいです。
脱毛する男への異性からの印象
毛深い男性は、脱毛をしてそれをなんとかするのがいいと説明してきましたが、脱毛する際にも一つだけ問題がありますよね。
それが、「脱毛する男性に対して、異性はどういう印象を抱くのか」という点。
もし印象が悪いのであれば、毛深いのとどちらが印象が悪いかを考えないとなりません。
脱毛する男性への印象は良いことが多い
年代によっても大きく印象は変わってくるのですが、まず若い世代の場合。
10代20代30代などの若い世代の女性の多くは、男性が脱毛していても全く気にしないという人が多いです。
むしろ脱毛していてほしいと考える人がたくさんいます。
中性的な男子の多い世代でもありますし、美容に興味のある男性が多い世代でもあります。
だから男性が美容に気を使うことに対して、あまり気にしないことがほとんどなのです。
40代50代以上は多少気にする人も
40代50代以上になってくると、男性が脱毛することにちょっと抵抗を感じる人もいます。
やはり男性が美容に気を使うというのが当たり前だった世代ではないので、脱毛というすごく美容に気を使っているように思える行為に対して、ちょっと抵抗を感じる人も多いのです。
ただこの世代でも、美容に力を入れる男性よりも毛深い男性の方が苦手という方もいますし、やはり比率的には男性の脱毛を受け入れる、あるいは歓迎する人の方が多くなっています。
だいたい7割8割程度の女性には、男性の脱毛も受け入れてもらえます。
ただし完全につるつるは嫌う人もまずまずいる
男性が脱毛すること自体は、「別に構わない」「歓迎する」という意見がほとんどです。ただそれも度合いにはよります。
明らかに全身つるつるという状態まで脱毛すると、ちょっと引いてしまうという人も増えてきます。
女子よりも綺麗な男性を好きになる女性はあまりいません。
それと同じように、女子よりもつるつるということには抵抗を感じる人もいるのです。
もちろんそれが好きだという人もいるので、一概にそこまで脱毛するのがなしとは言えませんが、バランスが良いのは、極薄くらいのレベルで体毛が生えている状態でしょう。
毛深くていいことは少ないし今は男でも脱毛する時代
毛深いのがモテることにつながるのであれば、毛深くても良いでしょう。でも毛深いことがモテることにつながることはありません。
印象も悪いですし、毛がたくさん生えていることによって蒸れやすくもなりますし、毛深いままでいていいことなんて全然ないのです。
だから、毛深い男性は脱毛してしまうのが正解です。
ただ完全につるつるにしてしまうと、まれに引かれてしまうこともありますし、コストも余計にかかるようになるので、人と比べて明らかに薄いくらいでとどめておくのが一番おすすめになります。
それが、ここでの結論です。