社会人になって新しいことを始めてみたい。
子供のころはピアノを習えなかったけど、大人になって習ってみたくなった。
大人になってからピアノを始める理由にはさまざまなものがあります。
そこで気になることは
「大人の初心者でもピアノは弾けようになるの?」
ということではないでしょうか。
大人は仕事や家事などがあるので、ピアノを継続できるかも不安になりますよね。
そこで今回は、大人の初心者のピアノの進めかたについて紹介します。
目次
大人の初心者のピアノの進め方
大人の初心者がピアノを弾けるようになるためには、どのようにピアノを進めていくのでしょうか。
ピアノのレッスンの進め方は
- 教本を練習する
- 練習曲を練習する
- レベルに合わせた曲を練習する
という進め方が多いです。
教本とはテクニックを身に着けるためのもの、練習曲はテクニックを曲を弾きながら習得する曲、曲は演奏会などで弾かれるような曲です。
主に、この3つを平均的に練習することでピアノは上達していきます。
練習時間が無い場合や練習曲が面倒なときは、教本と曲を練習しましょう。
教本も苦手な場合は曲だけを弾いてもいいのですが、上達のためには教本も一緒に取り組みたいところです。
大人の初心者がピアノを上手に弾くためのコツ
大人の初心者からピアノを始めたとき、本当に上手になるのか不安になるのではないでしょうか。
ピアノを上手に弾くためにはコツが必要です。
ピアノを上手に弾くコツとは
- 片手ずつ完璧に弾けるようになる
- 両手でゆっくり弾く
- 弾けないところは抜き出して練習する
- 楽譜の指示を守る
というものがあります。
これを守れば、ピアノは上手に弾くことができるようになります。
「たったこれだけ?」と思うかもしれません。
けれど、実行してみると大変ですし、根気が必要です。
両手でスムーズに弾けるようになったら曲を表現するために楽譜の指示を守って弾かなければなりません。
途中で挫折したくなるかもしれませんが、ピアノが上手になるためにはコツコツ練習を重ねることが大切です。
逆に言えば、コツコツと根気よく練習をすれば上手になれるということです。
弾けるようになってくると練習することが楽しくなるので、焦らず頑張ってくださいね。
大人の初心者がピアノを学ぶ方法
ピアノを始めるためには、ピアノの弾き方を知らなければ弾くことができません。
そのため、ピアノ教室に通う人が多いです。
けれど、最近ではピアノレッスンの動画配信や独学用の楽譜が充実しているため、独学でピアノを学ぶことも可能です。
ここではピアノ教室と独学の特徴を紹介します。
ピアノ教室の特徴
大人の初心者がピアノを学ぶ方法にピアノ教室に通うことを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
実際に大人からピアノを習うときは教室に通う人がほとんどです。
ピアノ教室の特徴には
- 先生からピアノを習う
- 月謝がかかる
- 先生が指定する教材で課題をすすめる
- レッスン時間が決まっている
というもがあります。
ピアノを習いたいと思ったとき、教室に通うことを考える人がほとんどではないでしょうか。
街を歩けばいろいろなところでピアノ教室の案内を見ますし、音楽教室を併設した楽器店は多いです。
いたるところでピアノ教室の案内を目にし、子供のポピュラーな習い事でもあるためピアノは習うものというイメージが強いのかもしれません。
そのため、ほとんどの大人の初心者はピアノ教室に通います。
独学でピアノを弾くことの特徴
大人の初心者でも独学でピアノを弾くことができます。
独学でピアノを弾くことの特徴には
- 自分の好きな曲だけを練習できる
- お金がかからない
- 上達方法を自分で探さなければならない
- 時間を自由に使える
というものがあります。
ピアノは独学で弾きやすい楽器です。
なぜなら、アノを弾くための音楽の知識は学校で習っていますし、鍵盤を押せば音が鳴る楽器だからです。
最近ではピアノ独学用の動画をアップしている人もいるため、以前よりも格段に独学でピアノを学びやすくなっています。
そのため、大人の初心者でも独学でピアノを学ぶことは可能です。
大人の初心者がピアノを学ぶときの注意点
大人の初心者がピアノを学ぶとき、いくつか注意しなければならないことがあります。
大人がピアノを弾きたいと思うときは、弾きたい曲や弾きたいジャンルが決まっていることが多いからです。
さらに、大人はピアノを弾くこと以外にもやらなければならないことがたくさんあります。
ピアノの経験者は今までの経験を活かして生活とピアノの両立を上手くできますが、初心者はピアノを練習する経験が少ないため生活との両立が難しく感じることもあります。
大人の初心者がピアノを学ぶときの注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?。
ジャンルを決める
大人の初心者からピアノを学ぶとき、注意しなければならないことがあります。
それは、習いたいピアノのジャンルを決めることです。
ピアノのジャンルには
- クラシックピアノ
- ジャズピアノ
- ポピュラーピアノ
があります。
それぞれ取り組み方が異なるため、必ずジャンルを確定させてください。
クラシックピアノは楽譜に書かれていることを正確に弾きますが、ジャズピアノやポピュラーピアノはメロディ譜をみながらコードを弾くためアドリブやアレンジが必要になります。
現在のピアノ教室では、クラシックピアノを教えている教室が圧倒的に多いです。
そのため、ジャズピアノやポピュラーピアノが習いたいのにクラシック専門の先生に習ってしまうと弾きたいジャンルを弾くことが出来ません。
ジャズピアノとポピュラーピアノがメインでクラシックは苦手という先生もいるので、必ず確認が必要です。
ジャズピアノかポピュラーピアノを習いたいときは、コード弾きやアレンジ、アドリブを教えてもらえるかを確認しましょう。
自信をもって教えられると答えてくれる先生でしたら安心して習うことが出来ます。
ライフスタイルに合わせてピアノを学ぶ
大人の初心者からピアノを始めるときは、必ずライフスタイルに合った方法でピアノを始めましょう。
大人は仕事や家事など、ピアノを弾く以外にもやらなければならないことが多いからです。
決まった時間を空けることが出来れば曜日固定の教室に通うことができますが、決まった日時を開けることが出来ない場合は融通のきくピアノ教室に通うか独学が合っています。
教室に通う場合はレッスン料や教室に通うまでの時間も考慮しなければなりません。
ライフスタイルに合わない教室を選んでしまうと、入会金だけ払ってレッスンに通わずに辞めてしまう可能性もあります。
そうなってしまうとお金がもったいないです。
大人の初心者からピアノを始めるときはライフスタイルに合った方法で学びましょう。
大人の初心者がピアノ教室に通うメリット
ピアノを始めようと思ったら、教室に通うことを選ぶ人は多いです。
教室に通ってピアノを教わることには様々なメリットがあります。
ここでは、大人の初心者が教室に通うメリットを紹介します。
先生に教えてもらえる
ピアノ教室に通うと先生からピアノを教えてもらえます。
ピアノの先生はピアノを教えるプロなので、効率よくピアノが上達していきます。
ピアノのレッスンではレベルに合わせて課題が出されます。
そのため、課題をクリアしていくたびにどんどん上手になっていきます。
先生からも上達のアドバイスがもらえる自分の問題点が分かるのもピアノ教室の魅力です。
効率よく上達したい、専門家に教わりたいと思っている人にはピアノ教室に通うことをおススメします。
発表会がある
ピアノ教室に通うと定期的に発表会があります。
自分の練習の成果を誰かに聞いてもらえることや、演奏会向けの曲を弾くことが出来るのも発表会に出る魅力です。
発表会にでると新しい知り合いができるなど、人の輪も広がります。
同じ趣味を持った人と大人になってから出会えるというのは嬉しいですよね。
定期的に発表会に出たい人はピアノ教室で学びましょう。
練習することを意識できる
ピアノ教室でピアノを習うと先生に練習の成果を見せなければならないので、練習することを意識できます。
ピアノ教室では先生が練習のをチェックしてくれるからです。
ピアノの先生が定期的に練習の成果をチェックしてくれることで練習をしなければいけないという気持ちを持つことができます。
大人の初心者がピアノを上手になるためには練習が欠かせません。
練習を後回しにしたくなっても、レッスンがあることで練習をします。
大人の場合は自分でレッスン料を払わなければなりません。
練習をせずにレッスン料を無駄にしたくないですよね。
このように、ピアノ教室に通うことで練習を意識する環境に身を置くことができるのです。
大人の初心者が独学でピアノを弾くメリット
ピアノ初心者は独学でピアノを弾くことができない。
そう思っている人は多いと思います。
けれど現在はピアノを独学で弾ける環境が整っていますしピアノは鍵盤を押せば音が出る楽器です。
そのため、ピアノは独学でも弾くことができます。
ピアノを独学で弾くことにはメリットもたくさんあります。
ここでは、大人の初心者が独学でピアノを弾くメリットを紹介します。
お金がかからない
独学でピアノを弾くと、楽譜以外にお金がかかりません。
これは独学でピアノを弾くメリットです。
ピアノ教室に通うとレッスン料金がかかる上に、融通がきかない教室では振替レッスンをしていません。
そのため、レッスンを受けていないのにお金だけとられてしまうことがあります。
そうするとすごく損した気持ちになりますよね。
そのような心配をしなくていいのが独学でピアノを弾くメリットです。
自由な時間でピアノを弾くことができる
独学でピアノを弾くと、自由な時間でピアノを弾くことができます。
ピアノのレッスンに通うと、レッスンに行くための時間を確保しなくても大丈夫だからです。
大人がピアノ教室に通うとき、仕事の合間や休日などに通うことが多いと思います。
体を休めている時間なので、レッスンに行く気持ちになれない時もあります。
教室に通っているとそんな時でも通わなければならないし、休んだら振替レッスンの時間を別に作らなければならないか、レッスンが消化になればお金が無駄になってしまいます。
独学の場合は自由な時間でピアノを弾くことができるため、そのようなことは起こりません。
弾きたいときにピアノを弾けばいいのは独学の魅力です。
好きな曲を弾くことができる
独学でピアノを弾くと、好きな曲を弾くことができます。
ピアノのレッスンでは先生から課題が出るからです。
好きな曲だけ弾きたい、面倒な課題はやりたくない。
そのような場合は独学がおススメです。
動画サイトなどを利用すれば大人の初心者でもピアノを弾くためのコツを知ることができます。
独学でもピアノが弾けるようになる環境は充実しているので、好きな曲だけ弾きたい人は独学で練習しましょう。
大人の初心者はいろいろな方法でピアノを弾くことができる
いかがでしたか?
大人の初心者からピアノを始めても上達できますが、上手に弾くためには練習と根気が必要です。
教室でピアノを習ったり独学でピアノを学ぶなど、ピアノを弾けるようになる環境も様々なものがあります。
ピアノを学ぶ前には、必ずジャンルを決めましょう。
ライフスタイルに合わせてピアノを弾くことも大切です。
ピアノが弾くことができると、新しい趣味ができるので日常がとても楽しくなります。
大人になってからも、好きなことに挑戦しましょう。