空元気は自分を苦しめるだけ!空元気をすぐにやめられる3つの方法。

本当は疲れているのに、頑張って笑顔を作っている人はいませんか?周りの雰囲気を壊したくないからといって、ムリに元気をよそおっている人もいるでしょう。

空元気とは、このように「実際は元気ではないのに、うわべだけ元気があるように見せかけること」を言います。

空元気を続けることは、あなたの心とからだの健康を損ねるだけであり、「百害あって一利なし」です。

そこで今回は、空元気をやめるべき理由や空元気をやめる方法、空元気をやめることで得られるメリットなどについて、くわしく解説していきます。

自分がもっと苦しくなるだけ!空元気をやめるべき理由


本当は疲れているのに、ぜんぜん元気がないのに、なんとなく「空元気」を続けているという人は意外なほど多いものです。

空元気をよそおい続けることは、自分で自分を追いつめる行為と言っても良いかもしれません。では、今すぐ空元気をやめるべき理由について見ていきましょう。

ストレスの溜めすぎで心が苦しくなる

まず確認しておきたいことは、空元気は本物の元気ではないということです。空元気には「自然とわきあがってくるパワー」であったり「何もしていないのに顔がほころぶ」といったことがありません。

「元気にならないと!」「笑わないと!」という意志が働いた結果として、「ニセモノの元気=空元気」は作り出されます。

それはまったく自然の状態ではありませんから、心と身体に大きなストレスがかかります。空元気を続ければ続けるほどストレスは大きくなり、やがては心が疲れてしまい、無気力になってしまう可能性すらあります。

空元気はステキな恋愛を遠ざける

空元気な人というのは、他人から見ればすぐにわかるものです。なんとなく表情が硬かったり笑顔がひきつっていたり、雰囲気が「何か変だな」と感じるからです。

恋のはじまりは、相手の楽しそうな表情やイキイキと過ごしている姿を目にしているうちに、「いつのまにか好きになっていた」という場合が多いです。

しかし空元気でいる限り、心から楽しそうにしている・輝いて見えるといった印象から遠ざかります。つまり、空元気はステキな恋愛のチャンスも逃がしてしまうのです。

空元気からポジティブな気持ちは生まれない

ネガティブな自分を変えたい、不満ばかり言っている自分をどうにかしたいという気持ちがあるのなら、空元気は今すぐにやめるべきでしょう。

なぜなら、空元気は「心からわき上がる元気」ではないので、ポジティブな気持ちを生み出すことができないのです。

前向きな心で過ごせるようになりたいと願うのであれば、周りにあわせて元気があるフリをするのをいったんやめてみましょう。

ムリするのは今日でおしまい!空元気をやめる方法


空元気を今すぐやめるべき理由についてお伝えしてきました。では、具体的にどうすれば空元気をキッパリやめることができるのでしょうか。

それでは、今日からできる、空元気ばかりの自分から卒業する方法について紹介していきます。

楽しくなければ笑わなくてOK

「もう空元気ばかりで...」という人の多くは、気配り上手で周りをよく見ている、気遣い上手な人がほとんどです。だからこそ、その場の空気を素早く察知して「元気なフリ」をしてしまいます。

しかし、他人に合わせることであなたが得られるものは何もありません。ただひとつ手にできるものがあるとすれば、それは疲労感でしょう。

また、他人はあなたが考えている以上に周りのことを気にしていませんから、あなたも同じように振る舞えば良いのです。つまり、楽しくなければ笑わなくて良いし、ムリに元気を出す必要もないのです。

「他人の幸せに反応しない」SNS断ちをする

日々の生活と切っても切れない状態になっている人がとても多いのが、さまざまなSNSです。ツイッターやインスタグラムを貴重な情報源として活用している場合もあるでしょう。

とはいえ、SNSを頻繁にチェックすることが、空元気を生み出すきっかけになることもあります。

他人と自分を比べて落ち込みながら、SNSには元気いっぱいでいかにも幸せそうな自分の動画や画像をアップするために、空元気で対処するという矛盾が生じるのです。

他人の幸せをうらやむ気持ちが空元気を生むのであれば、この機会にSNS断ちをすることをおすすめします。

ひとりで好きなだけ好きなことをする

空元気を出すことに疲れたと感じたら、ひとりで過ごす時間を作るようにしましょう。誰かと一緒にいるからこそ、あなたは空元気をやめることができません。

それなら、他人とかかわる時間をできるだけ減らし、自分ひとりで好きなことをする時間をたくさん作るようにしましょう。

自宅で趣味に没頭するのも良いですし、カフェでゆったりと時間を過ごしたり、ひとりで映画や美術館めぐりをするのも心のリフレッシュにつながりそうです。

また、「もう空元気をやめる!」と決める、たったそれだけのことでも、心はおどろくほど軽くなるはずです。

空元気をやめることで得られるメリット


空元気でいることは自分の心を追いつめて苦しめるだけであり、積み上がっていくのはストレスだけです。

「頑張って空元気を出す必要など、どこにもないのだ」ということに気がつきましょう。では、空元気をやめることで得られるメリットについて考えていきます。

自分の気持ちに正直に生きられる

空元気をやめるということは、他人のことばかり気にして笑顔になったり元気なフリをすることをやめるということですから、より自分らしい自分でいられるようになります。

自分が面白いと感じれば、素直に「おもしろい!」と反応すれば良いですし、つまらないと感じれば「ぜんぜん興味を惹かれない」と、思ったままを表現すれば良いのです。

このように空元気をやめることは、偽りの自分からの卒業を意味します。自分の気持ちに正直に生きることの楽しさ、清々しさを感じてみてください。

気力や体力が充実する

元気を出そうと思って空元気を続けていたら、さらに元気がなくなった...ということがよくあります。それは空元気そのものがポジティブな性質を持っていないからです。

負の感情からは負しか生まれません。つまり、本当に元気を出そうと思うのなら、まずは空元気をやめることからスタートしなければいけないのです。

勇気を出して空元気をやめてみましょう。時間をかけて、本物の元気がわき上がるのを待ちましょう。すると、気力や体力が充実して、心もからだも満ち足りた生活ができるようになるはずです。

不要なストレスを溜め込まなくなる

空元気はストレスを発生させる原因のひとつです。自分の本当の気持ちを隠してムリに笑ったり元気なフリをしたりするのですから、ストレスが溜まるのは当然でしょう。

空元気をやめると、自分の心にムダな負担をかけることがなくなりますから、ストレスは驚くほど軽減します。ストレスが減ることによって、今まで忘れていた本物の笑顔がよみがえるかもしれません。

日頃から「なぜかわからないけれどストレスが溜まる...」と感じている人は、ふだん空元気な自分を演じていないかどうか、自問自答してみると良いでしょう。

空元気をやめると毎日がもっと楽しくなる

空元気をやめるべき理由や空元気をやめる方法、空元気をやめることで得られるメリットなどについて、くわしく解説してきました。

毎日が何となく楽しくない、思っている以上に疲れているという場合は、もしかすると「空元気」が影響している可能性があります。

「自分はいま心から楽しいと思って笑っているのか?」「これは空元気ではないのか?」自分に問いかけながら過ごすことで、空元気ばかりしている自分からスッキリ卒業しましょう。

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