好印象な話し方はコツをつかめば簡単にできる!3つのポイントをご紹介

話し方を少し変えるだけで、相手に好印象を与えることができるということを知っていますか?

外見による第一印象も大切ですが、それ以上に「好印象を持ってもらえる話し方」を意識することで、より良い関係を築くことができるのです。

そこで今回は、話し方を変えるだけで好印象を与えられる理由や好印象を与える話し方のコツ、逆に好印象から遠ざかる話し方などについて、くわしく解説していきます。

話し方を変えるだけで好印象を与えられる理由

「話し方を変えるだけで他人に好印象を持ってもらえるなんて信じられない」と、感じるかもしれません。

しかし実は、話し方を変えることには、これまであなたが気づいていなかったような、さまざまなメリットがあるのです。

それでは、話し方を変えるだけで他人に好印象を与えられる理由について見ていくことにしましょう。

相手が話しやすい雰囲気を作り出せる

「好印象を与える話し方」は、相手に好感を抱いてもらえるようなしゃべり方を学ぶためだけにあるのではありません。

相手が話しやすい雰囲気を作ることも、相手に好印象を抱いてもらえるきっかけになります。つまり、自分がしゃべるよりもまず相手に話してもらうというスタンスをとることが、好印象を持たれやすい話し方と言えるでしょう。

話し上手=聞き上手という言い方もできますから、相手が話しやすい雰囲気をつくることも、良い印象を持ってもらうための第一歩になるのです。

好感度が上がり信用を得られる

人の印象は話し方ひとつで大きく変わります。実は、自分でも気づいていないうちに、相手にさまざまな印象を与えているのです。

ぶっきらぼうな話し方をしていれば、「人と話すのが苦手な人なのかな?」という印象を与えますし、丁寧な話し方をしていれば「親切そうな人だな」という印象を与えます。

このように、「話し方」はあなたという人のイメージを決定づける重要な役割を担っているといっても過言ではありません。

好印象を与える話し方を学ぶことによって自然に好感度は上がりますから、特別なことをしなくても相手に信用してもらいやすくなるのです。

会話のキャッチボールが楽しめる

「会話はキャッチボール」と言われるように、双方向のコミュニケーションです。ひとりが一方的に話をしているだけでは、「会話をしている」とは言えません。

好印象を与える話し方を習得すると、相手が話しやすい雰囲気を作り出すことができますから、コミュニケーションがよりスムーズになり、会話をもっと楽しむことができるのです。

人と会話をすることに苦手意識があるという人は、好印象を持たれやすい話し方を学ぶことで、自分の話すスキルに自信が持てるようになるでしょう。

コツをつかめば簡単!好印象を与える話し方

あなたはふだん、自分がどんな話し方をしているか知っていますか?「自分の話し方についてなんて考えたこともない」という人がほとんどかもしれません。

具体的にどうすれば人に好感を持ってもらいやすい話し方ができるかわからないという人もいるでしょう。

では、コツさえつかめば簡単にできる、人に好印象を与えられる話し方を紹介していきます。

「相手が聞きやすい声」を意識する

相手に良い印象を持ってもらうためにはまず、「聞き取りやすい声」を意識する必要があります。

ふだん自分の声だと思っている声と、実際に相手に聞こえている声には大きな隔たりがありますから、まず「自分の声」を正確に把握するところから始めましょう。

スマートフォンのアプリ、または録音機能を使って、自分の声を録音して、その声を聞いてみます。すると、自分の声の「特徴」が見えてきます。

早口、甲高い、音がこもっていて聞き取りづらい、といったこれまで意識してこなかった点に気がつくはずです。
そのうえで、主に「声のトーン」と「話す早さ」に気をつけて話すようにすれば、より相手にとってやさしい話し方に改善されるでしょう。

話はできる限りシンプルにまとめる

話をシンプルにまとめるということも、好印象を与える話し方の鉄則です。あれもこれもと内容が盛りだくさんになってしまわないように気をつけるようにしましょう。

どうしても相手に伝えたい事柄は話の最初にもってくる、要点を簡潔にまとめて話すなど、やり方はいろいろあります。話したいことを紙に書き出して整理してみると良いかもしれません。

さらに、話す内容をあらかじめひとつに絞っておくというのも、好印象を持たれやすい話し方です。冒頭で結論を伝え、あとはその補足説明という形にします。

あらかじめ「伝えたいこと」がハッキリしていれば、聞く側も安心して最後まで話を聞くことができるでしょう。

身振り手振りを加えて話に動きを出す

要点をまとめて分かりやすく話すのは、好印象を持ってもらう話し方の基本ですが、プラスαの技術として、身振り手振りを加えるという方法があります。

あまり動きが小さすぎても伝わりませんから、「少し大げさかな?」と感じるくらいのジェスチャーでちょうど良いのです。恥ずかしいと思う気持ちを捨てて、少し大げさにやってみましょう。

外国人のスピーチなどを参考にしてみると良いかもしれません。聞いている人の目を見ながら、大きな身振り手振りで話に動きを出しているのがわかるでしょう。

これはNG!好印象から遠ざかる話し方

人に好印象を与える話し方がある一方で、好印象から遠ざかってしまう話し方というのが存在します。

では、人にあまり良い印象を与えない、マネしてはいけない話し方についても確認していくことにしましょう。

「えーっと」「あの~」は人をイライラさせる

話しに詰まったり、次に何を言おうか考えているとき、人は「えーっと」「あの~」といった言葉を多用しがちです。しかしこうしたムダな言葉は聞いている人をイライラさせる原因になります。

自分では気づかないうちに使っていることが多いので、やはり自分の話し方・スピーチを録音して確認してみることをおすすめします。

また、絶対にムダな言葉をはさんではいけないというわけではありませんが、できれば使わないほうが無難です。言葉に詰まる可能性があるのであれば、あらかじめ原稿を用意しておきましょう。

視線が泳いでいると話に説得力がなくなる

視線がフラフラと泳いでいる状態で話をすると、相手の目には「自信がないのかな」「大丈夫かな?」というふうに映りますから、決して好印象とは言えません。

大勢の前で話をするのであれば周囲を見渡すように、話を聞いている人ひとりひとりとアイコンタクトをとるような気持ちで話すと良いでしょう。

一対一で話をする場合には、基本は相手の目を見て、時々唇から顎のあたりに視線を送るようにするのがベストです。

カタカナ語や専門用語はなるべく使わない

「書き言葉」と「話し言葉」はまったく別ものであるという認識はあるでしょうか。書き言葉は読むための言葉であり、話し言葉は口頭で相手にわかりやすく伝えるための言葉です。

ですから、「好印象を与える話し方をしたい」と思うのであれば、必然的に「話し言葉」を使う必要があります。

つまり、カタカナ語や専門用語はなるべく避けた方が良いということです。中学生にも理解できるように、できるだけ平易な言い回しを心がけましょう。

好印象を与える話し方を実践してコミュニケーション上手になろう!

話し方を変えるだけで好印象を与えられる理由や好印象を与える話し方のコツ、逆に好印象から遠ざかる話し方などについて、くわしく解説してきました。

今まで話し方についてそれほど気をつけていなかったという人は、ぜひこの機会に自分の話し方を見直してみてください。

きっと驚くような発見があるはずです。自分の話し方のクセを見つけて改善することができれば、今までよりもさらに好印象を抱いてもらいやすい、理想の話し方に近づくことができるでしょう。

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