メンタルが弱くてすぐ泣いてしまう…感情をコントロールする方法を解説!

メンタルが弱いせいで、すぐに泣いてしまうという人はいませんか?人前で泣くなんて、できれば避けたいのに、どうしてもこぼれてくる涙を抑えられないことはあります。

すぐに泣いてしまうせいで、他人から「泣くほどのことかな...」と指摘されて悲しい思いをしたこともあるかもしれません。

そこで今回は、メンタルが弱い・すぐに泣いてしまう人によくある特徴や、すぐに泣くクセを治す方法について紹介していきます。

メンタルが弱い・すぐ泣く人によくある特徴

「自分はメンタルが弱い・すぐに泣く」という人は、もちろん泣きたいから泣いているわけではありません。些細なことで泣く自分をどうにかしたいと考えている人がほとんどです。

では、メンタルが弱い・すぐに泣く人によくある特徴について少し考えていくことにしましょう。

自分の気持ちを表現するのが苦手

メンタルが弱い・すぐに泣くことが常習化してしまっている人のほとんどは、自分の気持ちをストレートに表現することが苦手です。

人に攻撃されるのを極度に恐れるため、できるだけ目立たないようにしますから、自分の意見を言うことはほとんどありません。すると当然のことながら、ストレスが溜まっていきます。

感情を表に出さず内側に押し込め続けるため、やがてそのストレスは「泣く」という行為になって現れてくることがあるのです。

真面目で思い詰めてしまいやすい

すぐに泣く・メンタルが弱い人というのは、「もう少し肩のチカラを抜いた方がいい」と周囲から心配されるほど、誰よりも真面目で何事にも一生懸命に取り組むことが多いです。

そのため、自分でも気がつかないうちに、自分自身を追い込んでしまうことがよくあります。「誰かに頼る」ということもめったにしませんから、すべてをひとりで抱え込んでしまうのです。

するとメンタルの弱い部分が耐えきれなくなり、泣く・涙を流すことによって自分の心とカラダのバランスを保っていくようになります。

自分に自信を持つことができない

「自分に自信を持つことができない」というのも、メンタルが弱くい・すぐ泣いてしまう人の特徴のひとつです。自分自身に対して「何もない」「どうせ役に立たない」といった、ネガティブな思いを抱いています。

さらにメンタルが弱いことを十分すぎるほど自覚していますから、他人より前に出ようとすることはほぼありません。時には泣くことによって気持ちを落ち着かせることもあります。

メンタルが弱いこと、すぐに泣いてしまう自分をどうにかしたいと思っているのにそれができない、そんな自分を好きになることができないため、自信を持つことができないのです。

メンタルが弱い・すぐ泣くクセを治す方法

「人より格段にメンタルが弱い・すぐ泣くクセをどうにかしたい!」と、いつも頭の中では考えているのに、いつの間にかまた涙が落ちている...ということがあります。

では、メンタルが弱い・すぐ泣くクセを治すにはどうしたら良いのでしょうか。具体的な改善策を考えていきます。

「泣きそうだ...」と感じたら深呼吸をする

メンタルが弱い人・すぐに泣くクセがある人は、感情が高ぶってくると、「まずい、このままだと泣いてしまう...」と思っているそばから涙をこぼしてしまいます。

泣きそうだと思った瞬間にもう泣いてしまっているのですから、防ぎようがないようにも思えます。そんな時はまず、即座に上を向いて涙が流れるのをストップさせましょう。

少し落ち着いてきたら深呼吸をして、「泣く」という動作をやめるように自分自身に言い聞かせながら、そのままゆっくりと呼吸をくり返します。

「なぜ自分は泣くのか?」自分を客観的に見つめる

メンタルが弱い・ちょっとしたことで泣く自分の姿に嫌気がさしてしまうこともあります。ミスを指摘された、何気ない冗談を真に受けて泣いてしまったという経験も一度や二度ではないでしょう。

そんな時は、泣いてしまったあとに「なぜ自分は泣くのだろうか?」と自問自答してみましょう。自分を客観的に見つめる目を持つことで、次に同じような状況に陥った時にうまく対処できることがあります。

メンタルが弱いのですから、すぐに泣くのはある程度は仕方のないことかもしれません。しかし、別の方法で感情を外に出すことも考えてみましょう。

泣きそうになったら自分の気持ちを紙に書いてみる、可能であればひとりになって落ち着ける場所に移動するのも良い方法です。

論理的に考える・感情的にならないクセをつける

メンタルが弱い人、すぐ泣く人というのは、どうしても感情的になりやすい傾向があります。気持ちが動かされるままに行動して感情を爆発させるため、周囲を困惑させることも多いです。

ですから、「論理的に考える」訓練をするのも、メンタルが弱い人がすぐに泣くというクセを治すためのひとつの方法として有効と言えます。

冷静になり物事を順序だてて考えられるようになれば、感情に支配されることがなくなり、結果的に「泣く」という行為を抑えられるようになるでしょう。

メンタルが弱い・すぐ泣くのは悪いことじゃない

「どうして自分はこんなにメンタルが弱いんだろう」「すぐに泣いてしまうんだろう。本当はもっと強くなりたいのに...」そんなふうに自分を責めてしまうことがあるでしょう。

しかし、メンタルが弱いこと、すぐに泣くことは決して悪いことばかりではありません。自分の精神状態を良い状態に保つために、重要な役割を果たしていることもあるのです。

泣くことでストレスを解消できる

つらい・悲しい・苦しいといった負の感情を心の内側に溜め込んでしまうと、どんどん苦しくなり、やがて自分自身をどうしようもなく追い詰めてしまうことになります。

泣くことは、そうしたマイナスの気持ちを洗い流してくれる特効薬であり、ストレス解消のためのひとつの手段でもあります。

「メンタルが弱い・すぐ泣くのは良くない」と感じている人は、泣くことによって自分の心にあるわだかまりを溶かしているのだと考えてみてはいかがでしょうか。

泣くことは感情表現のひとつだと考える

人前で唐突に泣き出してしまい、他人の気持ちを乱してしまった経験がある人もいるでしょう。すぐに泣くクセがある自分に腹立たしさを感じたことも一度や二度ではないかもしれません。

しかし、泣くこと自体はそんなに悪いことではありません。泣くことは感情表現のひとつであり、言葉にできないあなたの気持ちを代弁してくれていると考えることもできます。

メンタルが弱いことも、すぐに泣いてしまうことも、「自分」の心を守るために備わったカラダの機能だと思って上手に付き合って行けると良いでしょう。

泣くことで自分の心を落ち着かせることができる

「メンタルが弱い・すぐに泣く」ことはマイナスの面ばかりが強調されがちですが、見方を少し変えてみると、泣くことによって感情の波をやり過ごし、自分の心を落ち着かせることができます。

泣くことによって心のつかえが取れて、スーッと気持ちが軽くなることもよくあります。ですから、泣くことを無理にやめなくても良いのです。

「泣くことで自分は心のバランスを保っている。心の安定のために涙を流しているのだ」と、考えてみてはいかがでしょうか。

ムリしなくOK!メンタルが弱い・すぐ泣くクセと少しずつ向き合っていこう

メンタルが弱い・すぐに泣いてしまう人によくある特徴や、すぐに泣くクセを治す方法について紹介してきました。

「メンタルが弱い・すぐ泣くクセがある」というのは、大きな弱点のように思えてしまいますが、メンタルの弱さも泣くクセも、あなた自身の大切な個性です。

ムリに改善しようと頑張りすぎず、少しずつ自分のクセと向き合っていくようにしましょう。

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