共働きはとても大変です。子供がいないならまだイライラすることも少ないと思いますが、子供がいるとより一層大変さは増します。
- 夫が家で何もしない
- 夫が育児を手伝わない
- スマホみている時間があるならなんかして欲しい
このように妻のイライラは膨らむばかりです。このイライラをあなたはどうしますか?「うるさいなぁ・・」と聞き流すと答えた方は要注意です。
夫と妻両方の目線で答えていきたいと思います。
目次
まず妻の怒りは聞き流さないで!
妻がイライラしてなにかうるさく言ってくるならそれは「あなたに改善の余地がある」と思っている証拠です。
学生時代に先生から言われませんでしたか?「言われているうちが花だぞ!」と。
そうです。
妻も「もうこの人に言っても無駄」と判断すれば何も言いません。あなたのことをATMとして諦めて過ごすか、自分自身に生活能力をつけ離婚するかのどちらかを考えていると思います。
それが嫌なら、妻の怒りを受け止めましょう。その内容にもよるのですが、例えばソファでスマホをみているときにガミガミ言われるとしましょう。
そのガミガミ言われている一歩前、妻は何をしていましたか?
- 家事
- 育児
- 家事をしているときに子供が泣いている
大体はこのパターンですよね。じゃああなたがガミガミ言われる前にやれることはありませんでしたか?
「言われなきゃわからないよ」そう言いたくなる気持ちもわかりますが、女性の多くは察して欲しい生き物です。ソファでスマホをみて休憩したいのは妻も同じです。
だったら言われる前に「僕に何かできることはある?」と聞いてみましょう。間違っても「手伝うよ?」は言ってはいけません。他人事に聞こえて余計に妻の怒りを買ってしまいます。
自分だけ休憩しないで
仕事で疲れているのは十分わかります。でも共働きならそれは妻も同じです。だったら自分だけ休憩して文句を言われるよりは、手伝って2人で休憩できる方が平和ではないですか?
妻の怒りの原点は「私はやってるのに夫はなにもしてくれない!」なんだと思います。仕事のやりとりをしていて怒られてイラっとすることもあると思います。
でも、妻からすれば、スマホでゲームをしているのか仕事のやりとりをしているのかはわかりません。なので一声「ちょっと仕事のやりとりしてもいいかな?」と声をかけましょう。
妻のご機嫌伺いをしろと言っているのではありません。できるだけ理不尽な怒りを買わないようにした方が、家庭が平和になりますよというアドバイスです。
出産後女性は怒りっぽくなっている
これは私自身が実感していることなのですが、本当に些細なことでイライラしてしまうんです。私も気をつけて夫には何も言わないようにしていますが、そうでない女性も多いですよね。
このイライラを自分の中で咬み殺すのは至難の技です。出産前にできたことが産後なぜかできなくなっているんです。
これは、女性ホルモンが変わったかららしいのですが、女性自身がこの自分の変化に気づいていればまだいい方です。気づかずに周りに当たってくる人もいるので、あなたの妻がどのタイプかを見極めてください。
そして、「産後の妻は怒りっぽい」ということを頭の片隅にでも置いておいてください。そうすることで、対策も立てやすくなりますよね。
言いたいことは一度飲み込んで。
次に私が実際に行なっている「産後の怒りっぽさ」についてのお話です。もう本当に些細なことにイライラするんです。
子供・ペット・夫・・自分でもなににそんなイライラするのかわからないほどにイライラしやすくなっています。
そんな自分は本来の自分とは違うことをまず認識してください。そして夫に何かイラっとして言いたくなったら一度言葉を飲み込みましょう。
アンガーマネジメントを行なってみて
アンガーマネジメントというものをご存知ですか?アンガーマネジメントは怒りをコントロールするためのテクニックなのですが、怒りを感じたら5秒待つというものです。
その5秒の間に考えて欲しいのです。
- 怒るべき状況かどうか
- 相手の人格を否定しない言い方ができるかどうか
- 過去にさかのぼらない
この3つです。簡単にいうと、あなたの機嫌が悪いから怒るというのは完全なる八つ当たりです。そして「あなたは〜だからダメなのよ!」など人格を否定してしまうと泥沼の喧嘩に発展してしまいます。
最後に「前から思っていたんだけど」のように過去にさかのぼって怒ってはダメです。なぜなら「そう思ってたんだ・・」と相手に不信感を持たせてしまうからです。
私が実際に夫相手に行なっているのは、「次の日まだ同じことで腹がたつなら言おう」ということです。
完璧にはできないですが、そうすることでできるだけ冷静に話し合いができます。思いつきで話してしまうと、感情的になってしまい本来言いたかったことが言えなくなってしまうからです。
察してをやめてみる
女性に多い「察して欲しい」「共感して欲しい」という感情を夫相手にはやめてみることも大切です。捨てなくてもいいので、「理解されない」ということを理解して欲しいのです。
男性は「解決したい」生き物です。女性とは根本的に考え方が違うので、女性の気持ちを理解しろというのはほぼ不可能です。
なので、例えばなにも手伝わずソファでスマホをしている夫に腹がたったなら「ごめん。これやってもらっていい?」と手伝って欲しい内容を伝えるようにしましょう。
手伝わないことで妻に怒られた経験のある男性の多くが「言ってくれればやるのに」といいます。言われなくてもやれよ・・という女性の声はすごくわかります。
わかりますが、仕事でも新人さんに「指示されなくてもやって欲しい」と望みますか?男性は家事・育児に関しては新人と同じです。
何をしていいのかわからないし、下手に手を出して怒られてもいやだ。という意見は本当に多いんです。
やり方が違うと怒らないで
夫に家事や育児を手伝ってもらって「やり方が違う!」と怒った経験はありませんか?それNGです。
良かれと思ってやったのに、「こうして欲しい」もなく「もう!そうじゃない!」なんて言われたら私だって2度とやらないと思います。
夫に何かやってもらったのであれば「ありがとう。でも次からこうしてもらうともっと助かるな」と褒めた上で次の要望を伝えるようにしましょう。
男性は褒められると意外と気持ちよくやってくれます。お互いが笑顔で過ごす時間を多くするためにも、ちょっとしたコツを覚えることをお勧めします。
感情で動かないほうがいい
女性はどうしても感情で行動しがちです。女性脳がそういう風にできているので仕方がないと言えばそうなのですが、感情100%で行動するのはいただけません。
男性に非があれば、怒られても「ごめん」となるでしょうが、理不尽にイライラをぶつけられると折れれない男性も多いんです。
むしろ素直に謝るというのは女性の方が得意な場合も多いので、相手の性格を考えて「俺(私)悪くない!」となるのではなく、「折れれる方が折れる」ことも大事なのではないかと思います。
お互いに感情で動き、意地を張ることで得られるメリットはありません。仕事終わりの貴重な時間を有意義に過ごすためにも、その辺りを頑張ってみてください。
まとめ
共働きだと精神的に余裕がなくなることも多いです。そんなときに夫の行動にイライラしてしまうことも多々ありますよね。
そのイライラを常に感情的にぶつけても、あまりいい結果にはなりません。夫婦というのは対等であるべきだと私は思いますので、夫ばかりが妻のご機嫌伺いをしなくてはいけないのも違うと思うんです。
お互いに譲り合い、明るい家庭を築いていけるように努力したいですね。