小さな場所なのに意外と目につくのが指毛です。
メイクも髪型もファッションも完璧なのに、指毛がフサフサしている女性はどうでしょうか。
せっかくの魅力が半減する気がしますよね。
自分は指毛が気にならなくても、他人からは指毛に目がいってしまう可能性もあります。
今回は、そんな指毛の悩みとともに、指毛処理方法別のメリット、デメリット、指毛脱毛の疑問を解説します。
女性が抱える指毛の悩み
ムダ毛の悩みは尽きませんが、女性は指毛にも不満や悩みが大きいものです。
まずは、女性が抱える指毛の悩みを紹介します。
指はいつでも一番見られる場所
働く女性なら、名刺交換や書類を渡す、資料を指さししながら説明するといった場面があるはずです。
パソコンを使う仕事でも、手だけは常に一目にさらされていますよね。
仕事以外でも、買い物先や役所で氏名や住所を記入する、友達や先生に勉強を教えてもらう、スマートフォンの操作をするなど、指に目がいきやすいシーンはいくらでもあります。
素敵なネイルに指輪より指毛に目がいく
近年は、お洒落なネイルや恋人からもらった指輪をSNSにアップする人が多いですよね。
このとき手がアップになるため、指毛や指の毛穴、黒ずみが目立ってしまいます。
本人はネイルや指輪を自慢したくても、他人は指毛に目がいってしまう人も多いので気をつけたいですね。
小さな箇所なので処理が面倒
ムダ毛はないに越したことはないと思っても、とにかく処理が面倒です。
特に指毛は非常に小さな箇所で見えにくく、細かい作業になるため処理時のストレスが溜まります。
指以外の美容にも忙しい女性にとっては、指毛の処理は億劫になりがちではないでしょうか。
結果的に雑に処理し、細い毛を見逃して数本だけ生えてるなんて失敗につながります。
処理を忘れてしまいがち
毎朝のメイクや洗顔時に鏡で顔をじっくり見ることはあっても、指を毎日チェックする人は多くありません。
指は顔などに比べてついうっかり忘れてしまう場所と言えるでしょう。
朝の身支度の際に忘れてしまい、外出時に気づいて冷や汗がでるなんてこともあります。
処理してもまた生えてくる
指毛は自己処理する人も多いですが、自己処理では再度生えてきてしまいます。
早ければ3日程度、遅い人でも1~2週間もすれば処理の必要がでてくるでしょう。
女性として生きている限りは永遠に続く自己処理に、うんざりしてしまいますよね。
女性たちの指毛処理方法は?
では、女性たちはどのような方法で指毛の処理をしているのでしょうか。
ここからは、主な自己処理方法と、処理ごとのメリット、デメリットを解説します。
カミソリで剃る
もっとも手軽で簡単なのがカミソリで剃る方法です。
指毛は処理範囲が小さいため、ヘッドが小さいカミソリは比較的向いている処理方法と言えるかもしれません。
カミソリ自体の価格もそれほど高くなく、ドラッグストアなどで手に入るのもメリットです。
カミソリ負けすると目立つのが恥ずかしい!
カミソリでの処理は気をつけないと皮膚を傷つけてしまうことがあります。
カミソリ負けすると赤く目立つので他人から余計に見られてしまいますよね。
カミソリでの処理を何回も繰り返すと、色素沈着をおこす可能性も。
毛自体は無いのに指が黒っぽく見えてしまうと美しくありません。
電気シェーバーで剃る
同じ剃る方法でも、電気シェーバーの方が安全です。
深剃りできない仕組みになっているため、剃り過ぎて皮膚を傷つけてしまわないでしょう。
カミソリよりは効果な電気シェーバーですが、それでも価格は2,000~3,000円程度で購入できるものが多いです。
それほど高いものではありません。
電気シェーバーはうまく綺麗にならない
自己処理で使うならおすすめの電気シェーバーですが、指毛が濃く太い方だと剃り跡が目立ちます。
深剃りできないのでうまく綺麗にならないのです。
指毛が柔らかく細い方には向いていると言えるでしょう。
毛抜きで1本ずつ抜く
剃る方法に比べて効果が長持ちするのが、毛抜きで1本ずつ抜く方法です。
毛の表面をカットするのではなく、毛の根本から抜くため、生えてくるまでに時間がかかるからです。
毛抜きが1つあれば処理できるため、お金もほとんどかかりません。
毛抜きを繰り返すと埋没毛ができてしまう
毛抜きで抜く方法の場合、皮膚から無理やり引っ張るため、毛穴トラブルが起きやすいのがネックです。
皮膚の黒ずみや、毛が埋もれてでてこない埋没毛になる可能性もあるでしょう。
指毛のように柔らかい毛がある場合は処理しにくいのもデメリットです。
脱毛クリームで除毛する
最近は指毛専用の脱毛クリームもでています。
処理範囲が狭いため、腕や脚より気軽に使いやすいでしょう。
利き手を処理する際も、カミソリや毛抜きに比べやりやすいです。
ドラッグストアや通販で簡単に手に入り、価格も1,000~3,000円ほどです。
脱毛クリームはすぐに生えてきてしまう
脱毛クリームという名称でも、実際は脱毛はできず、肌表面上の毛を除去するだけの「除毛」効果しかありません。
毛を根本から処理するわけではないため、すぐに生えてきてしまいます。
また、脱毛クリームは皮膚への刺激が強いものが多く、皮膚が赤くなったり、プツプツができたりする人もいます。
失敗すると指が赤く目立ってしまい、さらに剃ることもできなくなる可能性も。
指毛処理で失敗したなんて人には言うのも恥ずかしいですよね。
家庭用脱毛器で脱毛する
人気のケノンをはじめとする家庭用脱毛器でも、指毛処理ができます。
正規の商品で、使用上の注意をしっかり守って処理すれば、指毛が段々気にならなくなるでしょう。
脱毛のために外出する手間がなく、自宅で簡単に処理できるのも便利です。
家庭用だと効果実感までには時間がかかる
家庭用脱毛器は光の出力パワーが弱いので、指毛の効果を実感できるまでには時間がかかります。
電気シェーバーでの優しい自己処理と併用しながら、地道におこなう必要があるでしょう。
家庭用脱毛器はカートリッジがやや大きめに作られているため、指毛の処理をするには少々使いにくいという難点も。
悪い方法ではないものの、効果実感や処理のしやすさでは完璧とまではいきません。
脱毛サロンやクリニックで本格脱毛
ムダ毛のプロに頼む方法もあります。
脱毛サロンやエステ、美容クリニックといった場所です。
サロンやクリニックでの脱毛は、複数回の施術によって段々と毛が気にならなくなるのが最大のメリットでしょう。
面倒な自己処理をしなくてよくなるのは嬉しいですし、自己処理のような肌トラブルも少なくツルツルの指が手に入ります。
指毛脱毛の素朴な疑問。痛みや費用、脱毛時の注意点について
脱毛サロンやクリニックでの本格脱毛は、効果が高く肌トラブルが少ないなどメリットが多いです。
とはいえ、痛みはどうか、費用はいくらかかるのかなど、不安に感じる方も多いですよね。
ここからは、指毛脱毛をプロに頼む場合の素朴な疑問にお答えしていきます。
指毛脱毛は痛い?
脱毛サロンやクリニックで指毛脱毛をしてもらうデメリットで考えられるのは、痛みと費用面ではないでしょうか。
まずは痛みですが、脱毛時の痛みの感じ方は個人差が大きく、光脱毛とレーザー脱毛でも異なります。
一般的には、光脱毛よりも照射力が強いレーザー脱毛の方が痛いと言われます。
また、指毛は骨が近いこと、乾燥しやすい場所であるなどの理由で、他の部位と比較してやや痛みが強いと指摘する人もいます。
とはいえ、処理範囲が狭いため、あまり痛みが気にならないか、耐えられないほどではないと感じる方が多いようです。
痛みの程度が気になる方は、カウンセリング時に確認しておきましょう。
脱毛サロンやクリニックの指毛脱毛はいくら?
1回あたりの指毛脱毛の費用は、脱毛サロンで2,000円~2,500円、クリニックで4,000~6,000円程度が相場です。
ただし、ワキや腕など他の箇所に比べて回数が多くなる傾向にあります。
一般的な光脱毛やレーザー脱毛は毛のメラニン色素に反応しますが、色が薄く細い毛も混ざっている指毛は効果を実感しにくいからです。
ほとんど指毛が気にならない状態を目指すなら、光脱毛で10~12回、レーザー脱毛で6回ほどが目安となります。
つまり、指毛脱毛のトータル価格は、光脱毛で20,000~30,000円、クリニックで24,000~36,000円ほどになります。
最近は全身脱毛の月額固定プランや腕全体のセットプランも多数あるので、指毛に限定しなければさらにお得になるケースもあります。
サロンやクリニックの指毛脱毛は安いか高いか
指毛を自己処理する場合にもカミソリやシェーバー代、時間がかかっており、それは一生続くものです。
さらに言えば、ネイルサロンにかかる費用はシンプルなジェルネイルでも、1回5,000~8,000円が相場です。
ネイルにお金をかける余裕があるなら、先に指毛を気にした方がいいかもしれません。
指が非常に目がいきやすい場所であること、今後は面倒なお手入れがほとんど不要だと考えると、20,000~36,000円の指毛脱毛は、決して高くはない金額ではないでしょうか。
指毛脱毛前後に気をつけたいこと
指は小さな箇所ですが、脱毛時の注意点を守らないといけないのは他の箇所と同様です。
サロンやクリニックでのカウンセリング、脱毛後に気をつけるべき点をしっかり聞き、守るようにしましょう。
特に紫外線対策と乾燥対策は重要です。
指はどのシーズンでも太陽の光にさらされる場所で、日中には手を洗う機会が多いため日焼け止めが落ちやすくなります。
日焼けすると脱毛を断られてしまうことが多いので、脱毛中はいつも以上に意識しておきましょう。
車の運転をする方は要注意。
日焼け防止の手袋を必ず着用するなどし、指が日焼けしないようにしましょう。
同様に、手は常に使う場所で乾燥しやすく、ハンドクリームも落ちてしまいます。
乾燥も脱毛ができない原因になるので、こまめなケアが必要になります。
最後に
いかがでしたか?今回は、女性が感じる指毛の悩み、指毛処理方法別のメリット、デメリット、指毛脱毛の疑問を紹介しました。
小さな場所なのに目立ってしまう指は、毛がなくツルツルだと美意識の高さが見えるものです。
自分に合った方法で美しい指を目指しましょう。