脱毛料金が昔に比べてぐっと安くなったことで、全身脱毛も手が届きやすい存在になりました。
「せっかく脱毛するなら全身にしようかな。」と悩む方もいるでしょう。
全身脱毛はおすすめできる人と、そうでない人がいます。
契約後に後悔しないためにも、本当に全身脱毛が自分に合っているのかを考えておきましょう。
今回は、全身脱毛をおすすめする人と、おすすめしない人の特徴を紹介します。
目次
全身脱毛をおすすめする人の特徴
まずは全身脱毛をおすすめする人はどんな特徴があるのかを見ていきます。
全身脱毛をやって本当に良かったと感じる方も大勢いますよ。
自己処理から完全に開放されたい人
部分脱毛でもムダ毛の自己処理は少なくなりますが、すべての箇所の脱毛が不要になるわけではありません。
ワキや手足が部分脱毛の人気箇所で、もちろんこれらも日常的には楽になります。
しかし、結婚式でドレスを着たり海水浴で水着を着たりといったイベント時には、背中やビキニラインなども気になるものです。
顔の産毛も人から見られていますから自己処理から解放されることはありません。
全身脱毛はコースにもよりますが、顔や背中、VIOラインまで含むものもあります。
とにかく面倒な自己処理とおさらばしたい人には全身脱毛をおすすめします。
金銭的に余裕がある人
全身脱毛は安くなったとはいえ20~30万円ほどかかるため、金銭的に余裕があることが条件です。
誰にとっても安い金額ではありませんが、すでに社会人になり経済的に自立している方であれば、無理なく払える範囲と言えます。
自分で処理できない部分が気になる人
背中やうなじ、VIOラインなどムダ毛が気になっても自分で処理するのが難しい箇所もありますよね。
特に背中やうなじは、普段のファッションによっては意外と人に見られやすいため気が抜けません。
見えない部分が気にならないならいいのですが、他人の視線が気になる人は全身脱毛がいいでしょう。
見えない体の裏側や、自己処理すると失敗するリスクがあるVIOラインは、プロにやってもらう方がきれいにできます。
VIOライン脱毛に興味があるが恥ずかしい人
VIOライン脱毛は部分脱毛としても依頼できますが、女性の心理として「VIOラインコースに申し込むのは恥ずかしい。」というものがあります。
この場合も全身脱毛がおすすめです。
VIOラインが含まれる全身脱毛コースであれば、VIOラインはあくまでも脱毛箇所の1つに過ぎないからです。
ついでにやってもらう感覚で脱毛してもらえるため、恥ずかしさが軽減されます。
とことんコスパにこだわる人
トータルでかかる金額よりも、コストパフォーマンスにこだわりたい方も全身脱毛がおすすめです。
全身脱毛は脱毛箇所が多いため部分脱毛に比べてお金はかかりますが、単体の脱毛料金で考えると断然お得です。
部分脱毛をして後から追加していく人は多いですが、それなら最初から全身脱毛にした方が単価を低く抑えることができます。
見た目に自信を持ちたい人
見た目にコンプレックスがあり、人前で堂々と歩けない、人の視線が気になってしまう。
こんな方は全身脱毛をすると自分の体に自信を持てるようになります。
全身どこから見てもムダ毛がなければ、いつでも相手と近づくことができますし、人の視線を気にして下を向く必要もありません。
気持ちが前向きになる点は、ムダ毛がなくなる以外の大きな魅力と言えます。
全身脱毛をおすすめしない人
全身脱毛は誰にでもおすすめできるわけではなく、向いていない人もいます。
ご自身の性格や状況などを踏まえ、今全身脱毛をしてもいいのかを考えてみましょう。
定期的な脱毛通いが続かない人
現在主流の光脱毛やレーザー脱毛は、1度の施術で脱毛できるわけではなく、複数回にわたってサロンやクリニックに通うことが前提です。
毛周期にあわせて通うため、2~3ヶ月に1度、定期的に通う必要もあります。
すぐに飽きて定期的に通うことが億劫になりがちな人や、予約の変更が多くて一定の間隔を守って通えない人にはおすすめしません。
収入が不安定で生活が苦しい人
フリーターや派遣社員などで日々の生活を保つのにやっとという方は、20~30万円もの全身脱毛料金を捻出することは難しいでしょう。
月額払いや分割払いだと格安に見えますが、長期間払い続ける必要があるため、収入が途絶える可能性がある状態での契約はおすすめできません。
全身脱毛をしている場合ではありませんので、収入を安定させる、貯金を増やすなどしてから脱毛しましょう。
今の生活における優先順位は何なのかをしっかり考える必要があります。
痛みに著しく弱い人
痛みがほとんどない光脱毛が増えましたが、痛みが完全にゼロというわけではなく、人によっては痛いと感じることもあります。
全身脱毛は脱毛箇所が多く時間もかかりますので、痛みに著しく弱い方は続けられない可能性もあります。
契約途中で通わなくなってしまうと、契約内容によっては返金されるとは限りませんので、お金が無駄になります。
痛みに弱い方は、部分脱毛で痛みを確認してから全身脱毛を考えるようにした方がいいでしょう。
他人に毛を処理されることに耐えられない人
脱毛サロンやクリニックのスタッフは女性の毛など見慣れていますが、分かっていても恥ずかしいと感じる方もいるでしょう。
他人に毛を処理されることを考えただけでも恥ずかしい、とても耐えられないという方は、全身脱毛はおろか、脱毛自体に向いていませんのでやめましょう。
自己処理の方法をしっかり調べ、衛生面や安全面に気をつけておこなうことで、自己処理による肌トラブルはある程度回避できます。
最近は優秀な家庭用脱毛器もありますので、そちらを使って自分で処理するのも方法です。
忙し過ぎて時間が取れない人
全身脱毛は1回あたり2時間~2時間半ほどかかるケースも多くあります。
脱毛サロンやクリニックによっては脱毛スパンが短く、2週間~1ヶ月ごとに通う必要もでてきます。
今現在忙し過ぎてまとまった時間が取れない方には、全身脱毛はおすすめしません。
一時的に忙しいなら、今はとにかくやるべきことに集中し、忙しい時期を過ぎてから脱毛するのも1つでしょう。
ただ、忙しさが今後も継続することが予想されるなら、早めに全身脱毛をしておくことで、ムダ毛の自己処理にかかる時間がなくなり、長い目で見ると時短になります。
ルールを守るのが苦手な人
昔からルールを守るのが苦手だったという方も、全身脱毛には向いていません。
実は脱毛では守るべきルールがいろいろとあり、破るとペナルティを課せられることもありますので、スタッフの方の指示を守れない人には難しいのです。
脱毛中のルールはサロンやクリニックによって異なりますが、たとえば以下のようなものがあります。
- 日焼け肌には脱毛できない
- ニキビや吹き出物部分には脱毛できない
- 遅刻やキャンセルをするとペナルティがある
- 脱毛前に毛を剃ってくる必要がある
- 過度な乾燥を防ぐ必要がある
これらは脱毛ルールのごく一部ですが、脱毛の効果を高めるため、安全に施術するために大切だからこそ設けられているルールです。
脱毛期間中は日常生活や遊びにも気をつける必要がありますが、きちんと守ることができるでしょうか。
守れないと脱毛完了までの期間が延びてしまったり、追加でお金がかかったりしていいことはありません。
全身脱毛の場合は部分脱毛以上にルールをしっかり守る必要がある点も踏まえ、自分を分析してみましょう。
最後に
いかがでしたか?今回は、全身脱毛をおすすめする人、おすすめしない人の特徴を紹介しました。
全身脱毛はコスパがよくて全身ツルスベになると評判ですが、人によっては難しいことがあると覚えておきましょう。