毛深い人は、とにかくできるだけ早くそれを治したいと思うものですよね。でも実際のところ、毛深いのを治すことは出来るのでしょうか?
もし毛深いのを治すことが出来れば、こんなにいいことがあります。
- 毛を処理する時間にとらわれないで日常を過ごせる
- 予期せぬタイミングで肌に触れられても安心
- 泊りの行事でいつ毛を処理しようか悩まなくて済む
- カミソリ負けを気にすることがなくなる
もちろんほかにもたくさんいいことはありますから、できれば毛深いのは治していきたいところ。
そこでここでは、毛深いのを治すための方法について見ていきます。
目次
毛を剃るのではなく除毛する
毛深い人は、毛を処理する際にシェービングによる処理をしていることが多いのではないでしょうか?
カミソリで処理をしたり、電気シェーバーで処理をするというのは、すごく手早く、かつある程度綺麗に出来るので、かなり多くの人が採用しています。
ましてや毛深い人が他の方法で処理をしようとすると時間がかかることも多くなります。たとば毛抜きでの処理の場合には、かるく数時間はかかるでしょう。
でもシェービングであれば10分程度で全身を処理することも出来ます。
ただそれこそが落とし穴になるのです。
毛を剃ると断面が太くなる
昔から、毛を剃ると毛が濃くなると言われていました。でも、別に実際には毛を剃ったからと言って毛が濃くなるということはありません。
ではなぜ毛を剃ると毛が濃くなると言われていたのでしょうか。
その答えは、毛を剃ることによって毛先が太くなるからです。
毛は本来、毛先に行くにつれて細くなるような形になっています。
しかし毛を剃ると、細くなる前の太いところで毛が切れてしまいますよね。その毛が伸びてくると、その太いところが毛先になるんです。
その毛先が太くなるということが、毛を濃く見せる原因の一つになります。
毛先が太くなると毛の存在感が増す
毛を伸ばしっぱなしにしている場合は、毛先が太くても短くてもあまり関係はありません。
しかし、毛深い人、ムダ毛を気にしている人は、ムダ毛を伸ばしっぱなしにしているということはないでしょう。
ということは、生えてきてもすごく短いということになります。
短い状態で、ほとんど毛先くらいしか見えていない場合、毛先が細い毛と毛先が太い毛では、明らかに毛先が太い毛の方が存在感が増して見えます。
ただでさえ毛深い人は、毛の量が多かったり毛の太さが太かったりするはずです。そのうえで、毛を剃ることでさらに毛の存在感を増していたら、余計に毛深く見えてしまいます。
もし毛深いことを気にしているのであれば、まずは気軽にできる、剃るという処理方法をやめてみることをおすすめします。
除毛であれば毛先も細くなる
剃る以外の処理方法で、毛先が細くなることが考えらえるのは「除毛」と「毛抜きで毛を抜く」という方法になります。
このうちで毛抜きで毛を抜くという方法は、先に挙げたようにあまりおすすめできません。
時間もかかりますし、無理やり毛を引っこ抜くことになるので、次の毛の生え方がおかしくなり、埋没毛を生み出してしまうリスクがあるのです。
埋没毛とは、肌の内側から内側に向けて毛が生えるというような状態のこと。
それは見た目的にも目立ちますし、簡単に処理することができないのですごくやっかいです。
その点除毛であれば、ただ毛を溶かしていくだけなので、特にそういうリスクはありません。
毛深い人は試しに、除毛クリームでの処理を試してみると良いでしょう。
毛を染めてみるというのも一つの手段
毛深い人が毛深いことを治したいのであれば、毛を染めてみるというのも一つの手段です。
ただこの方法は、デメリットもまずまず大きい方法になります。
毛を染めることで目立たなくなる
まずはメリットから見ていきましょう。
メリットは当然、毛が目立たなくなることです。
毛深い人の毛が目立つのは、毛が黒々しているからです。クリーム色とでもいうべき肌の色に対して、黒々している毛というのは、コントラストがはっきりしている分すごく目立ちます。
ではもし毛の色が肌の色と近い色だったらどうでしょうか?
日本人がベージュの服を着ていると、まれに裸に見えることがありますよね。
それと同じように、毛を黒ではなく肌の色に近い色に染めてしまえば、あまり目立たなくなるのです。
コスパもよく簡単に出来る
この方法は、シェービング同様にコスパが良くてすごく簡単な方法になります。
ただ毛を染めていくだけなので、誰でも気軽にトライすることが出来るんです。
高校生とか中学生の場合は、お金がかかる方法には簡単にトライ出来ないでしょう。
でもこの方法であればお小遣い程度でも十分に取り組むことが出来ます。
大きなデメリットは近くで見ると分かる点
この方法では、確かに遠くから見れば毛が濃いとは思われません。
しかし、近くで見た際には毛がばればれになるというデメリットがあるんです。
ベージュ色の服だって、遠くから見れば肌に見えるかもしれませんが、近くで見れば服を着ていることは丸わかりです。
毛だって当然、それと同じように近くで見ると目立ってしまうのです。
近くで見た時に毛が生えているのがばれてしまうと、毛があることがばれるのと同時に、毛を染めていることもばれて、気恥ずかしさは2倍になります。
触れても毛深いことがばれる
また、この方法の場合、そもそも毛を剃ったり抜いたりしているわけではなく、毛は毛として生えているわけですから、触れた時の質感が悪いです。
毛がある肌に触れている感触になるのです。
だから、人に肌を触れられる可能性があるという際にも、あまり使える方法ではありません。
夏場などは、ふとした時に触れてしまうこともあるので、夏場にこの方法で処理をするというのはおすすめできません。
冬であれば効果的に活用しやすい
メリットデメリットを照らし合わせると、この方法は、冬にこそ活きてくる方法だと言えます。
冬はそもそも肌をあまり露出することがありません。何かの拍子に見えたとしても、ちらっと見えるくらいでしょう。
それくらいであれば、染めていれば毛深いことがわかることはありません。
冬には肌に触れられてしまう機会も少ないです。
あまり見えたり触れられたりすることがないのに、除毛やシェービング、毛抜きなどで肌に負担をかけながら処理をするのはあまりよくはありません。
肌がどんどんボロボロになる可能性もあります。
その点染めるだけであれば、あまりその心配もなく、冬の毛深さ改善方法としてすごく効果的なのです。
生活習慣からムダ毛にアタックする
毛深い人は、ホルモンバランスが乱れて毛深くなっているということもあります。
だから、ホルモンバランスを整えるように生活習慣を改善することで、毛深いことを治すことが出来るようになることもあるのです。
特に気を付けたいのはストレス
ストレスを感じると、男性ホルモンが活発になります。
男性ホルモンは、まさしく体毛を生やし濃くしてしまうものになるので、ストレスには気をつけないとなりません。
たとえば日常的に「これが楽しみでそのために頑張れている」というものがない場合、できればそういうものを見つけることをおすすめします。
朝のジョギングだったり、筋トレだったり、あるいは映画鑑賞で涙を流すことであったり、どんなことでもいいので、それをしている時にはそれに熱中できるというものを見つけて、定期的に行うようにしてみてください。
タバコをやめる
もしタバコを吸っているのであれば、タバコをやめるということも一つの方法になります。
タバコを吸うと、女性ホルモンを減少させてしまうと言われています。
女性ホルモンが減少してしまうということは、相対的にみると男性ホルモンを増やしているのと同じことになりますよね。
それによって毛深くなってしまうのです。
タバコがストレスの解消になっているという方もいるかもしれませんが、むしろタバコを吸う習慣はストレスをためやすいと言われています。
たとえばタバコを吸うところを探さないといけないこともストレスになりますし、タバコを吸えない時間もストレスになるでしょう。
まさに百害あって一利なしなのです。
なるべく体を温める
冷え性の人は、女性ホルモンが少なくなっています。
女性ホルモンが少なくなっているということは、男性ホルモンが多くなっているということですから、冷えが毛深いことの原因になっているということもあるんです。
だから冷えやすい人は、普段からなるべく体を温めるように心がけることをおすすめします。
たとえばショウガを積極的に摂取したり、血流が良くなるようにちょっとした運動を日々行うようにしたり、冷たいものをなるべく摂取しないようにしたり。
そういう日々の心掛けが、毛深さの改善につながっていくこともあります。
生活習慣の改善は続けることが大切
生活習慣を改善して、そこから毛深いことも改善していくためには、一つ大きなポイントがあります。
それが、「すぐに効果を求めないで長く続ける」ということ。
そもそも体質の改善なんて、すぐに起こりえるものではありません。
痩せる太るくらいであればすぐに起こるかもしれませんが、毛深いことの改善ということであれば、最低でも半年くらいはかかると思っていたほうが良いです。
だからやり始めてすぐに効果を求めて、「なかなか結果が出ない」とすぐにやめてしまうようではだめです。
最初から長い目で見て、長期的に続けるつもりで取り組まないといけないんです。
根本的に治すならば脱毛が最適
体質改善の場合、実際に体質改善出来ても、それによって毛深いことが治らないこともあります。そもそもそれが原因で毛深いわけではない場合、体質を改善しても効果がでないのは当然ですよね。
シェービングを除毛クリームにすることや、毛を染めて少しでも目立たなくするということも、根本的な解決策とは言えません。
毛深いことに悩んでいる人にとって、根本的な解決策として一番おすすめできるのは脱毛になります。
毛深くても毛を生えなく出来る
脱毛であれば、たとえ毛深くても次第に毛を生えなくしていくことが可能です。
脱毛の仕組みは、毛を生やす元となるところにダメージを与えるというものです。
毛を生やす元となるところにダメージが与えられるわけなのだから、たとえ毛が濃くても次第にそこから毛は生えなくなるんです。
何度も何度も違う毛の毛を生やす元にそうしてダメージを与えていくことにより、広範囲にわたって生えていた毛も、最終的に生えてなくなっていきます。
そうして全体的に毛を生やさなくできれば毛深いことに悩むことはもうありません。
脱毛にも時間はかかるが
脱毛も、体質改善同様に時間がかかります。
部位によりますし、クリニックでやるか脱毛サロンでやるかによっても変わりますが、1年から3年くらいの年月がかかるのが普通です。
でも、1年から3年の年月かかるまで、ずっと毛深いかというとそうでもありません。部位によっては、脱毛に通い始めてから半年後くらいにはかなり薄くなったことを実感できることもあるんです。
そういうスピード感においても、脱毛は効果的になります。
毛深いのを治したいと思っている人は、とにかく早くその悩みから解放されたいと思うでしょう。
脱毛であれば、早くその悩みから解放されていきますし、さらに根本的な解決にもなるので、すごくおすすめできるんです。
毛深いことに悩む時間はもったいない
今の時代、脱毛はそこまでコストのかかるものではなくなっています。だから、「もし毛深いのを治す方法はないのか」「自分はこのままずっと毛深いことを気にして生きていかないといけないのか」と悩んでいるのであれば、すぐにでも脱毛することをおすすめします。
月額制の脱毛サロンもあり、月に10,000円以下の出費で脱毛していくことも出来ますし、ローンであれば月に6,000円程度で全身脱毛したり、プランによってはもっと安く脱毛していくことだってできるんです。
もちろんそれだけのコストもかけられないというのであれば、体質改善をしながら、毛を染めたり、あるいは除毛クリームを使ったりしながら少しでも毛深さを解消していくのが吉です。
でももし月に数千円から10,000円程度のコストをかけられるならば、是非脱毛をしてみてください。