旅行が嫌いな人の心理とは?行きたくない理由と旅行嫌いな人との接し方。

家族や友人、恋人などを旅行に誘ったとき「旅行が嫌いだから行きたくない」と答えられることがあります。

旅行に誘った方からすると旅行は楽しいものだから一緒に行きたいと思っているのですから、相手がなぜ旅行が嫌いなどと思うのかわからないでしょう。

しかし、旅行が嫌いだと思うのは珍しいことではないのです。

そこで、今回は旅行が嫌いな人の心理についてご説明します。

また、そのような人と一緒に旅行をすることが諦めきれないという人のために、旅行が嫌いだと言う人と旅行に行くためにどのようなことをすればよいのかについても解説します。

旅行が嫌いな人の心理は?

旅行が嫌いだと思う人にはどのような心理が働いているのでしょうか。旅行が嫌いだと思う人も、説明されれば納得できる理由が多いと思われます。一つ一つみていきましょう。

お金を使いたくない

旅行が嫌いだという人の中で多いのは、お金を使うのが嫌だという気持ちでしょう。この「お金を使うのが嫌」というのは「お金がない」という意味ではありません。

本当にお金がないだけであれば、旅行が嫌いという気持ちにまではならないでしょう。むしろ「旅行に行きたいけど、お金がないから行けない」という気持ちになるはずです。

ただ「お金がない」ということではなく「お金を使いたくない」という気持ちには、その人の中でお金を使う優先順位というものがあり、旅行のような遊びにはお金を使いたくないという考えがあるのです。

お金の使い方にこだわりがある人の中には「自分に還元される使い方をしたい」というこだわりがある人がいます。

旅行は何も自分の身にならず、ただお金を浪費するだけで終わるという考え方であれば、旅行でお金を使うのは無駄以外の何物でもないと感じてしまうのでしょう。

面倒くさい

旅行に行くには

  • どこに行くかを決める
  • 誰と行くかを決める
  • 旅行の日程を決める
  • パッキング(荷物の準備)をする
  • 仕事の調整をする
  • お土産の調達をする

など、考えなければならないことが山ほどあります。旅行に行っても疲れるだけであり、家でゆっくりしていた方がマシだと感じる人は少なくありません。

また、家族で旅行に行く場合にはお母さんが家族の面倒を見なければならないことが多いでしょう。

友人間での旅行でも、どうしても人任せにしてしまう人が出てしまうため、日頃から面倒見がいい性格の人に全部押し付けてしまいがちです。

このように、旅行に行くことを想像しただけで自分にとって負担になることがわかっているために、面倒くさいと感じる人がいるのです。

旅行の魅力に興味がない

旅行で知らないところや普段は行かないところに行くと視野が広がり、それまで抱いていた価値観も変わることもあります。

また、歴史的な観光名所に行くとその土地の歴史を知ることができ、知識が深まるのもよいところです。

旅先でその土地の人たちと出会うこともでき、その後も友人として長い付き合いをしている人もいます。旅行で出会ったことをきっかけに恋愛関係に発展し、結婚するカップルもいます。

このように旅行にはさまざまな魅力があります。しかし、旅行が嫌いな人にとっては、そのような魅力には興味がないのです。

テレビ、ネット、本などで情報が得られるため、わざわざその場所に行って直接情報を得る必要がないと考えています。

または、そもそも自分の生活と関係ない場所のことを知る必要がないと考えている人もいるかもしれません。おそらくその人はもっと他のことに興味を持っているのでしょう。

興味を持っていることは人それぞれであるにも関わらず「旅行が好きじゃないなんておかしい」「旅行に行かないなんて人生損している」などと決めつけられると、苛ついてしまうのも仕方がないことでしょう。

旅行が嫌いな人は、このような意見の押しつけにも不満があるかもしれません。あなたは旅行が嫌いな人の価値観を否定していませんか?

人ごみが苦手

旅行はその行先の多くが観光地で、そこには現地の人や観光客などさまざまな人が集まり込み合っています。

人ごみが苦手な人からすると「何故わざわざ人がたくさんいるところに自分から行かなければならないのか」と感じることでしょう。

普通の人からすれば、人がいるところが苦手だという感覚がわからないかもしれません。

しかし、人がたくさん集まっているところにいるといわゆる「人酔い」といって気持ちが悪くなってしまうタイプの人がいます。

また、人がたくさん集まっているところにいるとイライラしてしまって耐えられないと感じる人もいます。

それだけではなく、具合が悪くなったりはしないけれども、人がたくさん集まるということが馬鹿馬鹿しく思えるから嫌だという人もいるのです。

このようなタイプの人は、旅行だけでなく買い物なども苦手なであることが多く、休日は家で過ごすインドア派であることがほとんどでしょう。

誘ってくれた人とは旅行に行きたくないだけ

普段のやり取りの中で、既に相手の嫌な部分を知っていればその人から旅行に誘われても一緒に行きたいとは思わないでしょう。

例えば「頼りにならない」「すぐ不満を言う」「人のせいにする」といったようなことです。普段からこのように問題がある人であれば、旅行に行ったとしたら何かトラブルが起きることは簡単に想像できることです。

もしかすると、あなたは「確かに自分は性格的に難がないとは言えないが、旅行中は気を付けるから大丈夫だ」と思っているかもしれません。

しかし、旅行に行くとその人の素の部分が出てしまうことがあります。また、思いもしないトラブルが起こることもあるため、取りつくろう余裕がなく喧嘩になってしまうことはよくある話なのです。

相手はそこまで考えており、しかしはっきりと「あなたとは旅行に行きたくない」と言えないため「旅行が嫌いだから行けない」とごまかしている可能性があります。

相手に対し、何か失礼なことをしてしまった過去はありませんか?一度振り返ってみてください。

旅行が嫌いな人への接し方は?

ここまで、旅行が嫌いな人の心理についてご紹介しました。しかし、どうしてもその人と旅行に行きたいと思っているときはどのようにすればよいでしょうか。

次に、旅行が嫌いな人に対してどのように接すればよいかご説明します。

金銭的負担をなくす

お金を使いたくないから旅行が嫌いだと思っている人をどうしても旅行に誘いたいなら、その人の分の旅行代金を全額肩代わりすれば解決するでしょう。

しかし、肩代わりが難しかったり、相手が「そこまでしてもらわなくていい」と断ってきたりする場合には、なるべく旅行にかかるお金を安く済ませる工夫をしてみましょう。

例えばテーマパークは入場料や施設の利用料、グッズ、食事など全てが高めになっていますので避けましょう。一方寺院などの観光名所は意外と入場料が安く、数百円で済むところもあります。

交通手段も飛行機や新幹線ではなくバスを使うなど、安いものを選びます。宿泊もホテルよりはゲストハウスやユースホステルの方が安くすみますのでおすすめです。

ある程度調べて概算を出し、相手に「このくらいで旅行できそうだ」ということを示してみれば、思ったより安いということで旅行に行ってもいいかなと考えを変えるかもしれません。

お金をかけた旅行よりは地味になってしまいますが、お金をかけない旅行ならではの楽しみもありますので、一度検討してみてください。

プランニングを全て担当する

お金をかけたくない人に対しては、安く済む方法を調べて教えてあげるのがよいとご説明しました。

しかし、面倒くさいから旅行に行きたくないという人に対しては、金額だけではなく旅行に関する全てのプランニングをしてあげるのがよいでしょう。

旅行が面倒くさいと思っている人は、旅行の計画を立てたり、旅行中に仕切ったりすることが嫌だという理由で旅行に行きたくないと思っています。

ですから、相手が面倒くさいと思っていることを全て請け負ってあげれば相手の気が変わるかもしれません。あなたが全て準備をして、相手はそれに従うだけという形にしてあげましょう。

荷物の準備や相手の仕事の調整など、どうしても相手がしなければならないこと以外は全てあなたが担当するのです。

例えば旅行の日程を組むことや宿泊施設の手配、飛行機、新幹線などのチケット購入、現地で寄るレストランなどのお店の調査など、やらなければならないことは山ほどあります。

しかし、これらを全てあなたが担当すると言えば、相手の気が変わる可能性は高いのではないでしょうか。

また、手配するときは相手の好みに合わせてプランニングすることが大切です。自分勝手なプランニングではやる意味がありません。

旅行に行きたいと思わない人のためのプランニングなのですから、相手へのおもてなしを意識しなければ相手は旅行に行ってもいいと思わないでしょう。

旅行のエピソードを話し、考えが変わるのを待つ

今すぐ旅行に連れていこうとするのではなく、相手の気持ちが変わるまでじっくり待つというのも方法の一つです。

まずあなたは、一人でもしくは他の人と旅行に行きます。そして帰ってきたら、相手に対しその旅行でのエピソードを話したり、旅行先で撮った動画を見せたりしてください。

しかし「こんなに楽しいのに何故旅行が好きになれないの?」などと相手をせかしてはいけません。現時点で相手は旅行に興味がないのですから、そのようなことを言われると気分を害してしまいます。

そうではなく「私は楽しかった」「私は旅行が好き」ということを相手に伝えていきます。相手に何も強制せず、あなたが旅行を楽しんでいるという事実をただ知ってもらうということを続けてみてください。

確実に相手が旅行好きになるとは限りませんが、あまりにもあなたが楽しくしている様子を見て考え方が変わることもあります。

遠回しな方法でかつ時間もかかるため効率がよいとは言えませんが、相手が自分の価値観をしっかり持っており、自分で納得しないと考え方を変えられないという頑固なタイプの場合にはおすすめです。

人が少ない穴場に行く

人がいるところが苦手な相手の場合には、いかにも観光地といった場所ではなく、あまり人が集まらない穴場を調べてそこに行くのがよいでしょう。

人が少ない穴場の観光地を掲載したサイトは多数ありますので、簡単に情報を入手することができます。ぜひ調べてみてください。

また、ツアーに参加するのも控えた方がよいと言えます。ツアーに参加するとツアー客同士の繋がりができ、仲良くなると自由行動のときに仲良くなったグループ同士で行動するというケースもあります。

それがツアーの楽しみに感じる人もいる一方、人が苦手な人にとってそのような濃密な関係性は苦痛であり、最も避けたいことになってしまうのです。

人ごみが苦手だという理由で旅行が嫌いだという人は、人が少ないところであれば行ってもいいと思っているかもしれません。まずは相手に人が少ない観光地もあることを教えてみてはいかがでしょうか。

普段の態度を改める

あなたの性格に難があるせいで、相手があなたと旅行に行きたくないと考えている場合には、あなたの態度を改めるしか方法はありません。

普段のあなたの態度はどうでしょうか。相手に対しわがままを言ってはいませんか?すぐ相手を責めていませんか?喧嘩したときのあなたは相手にきつい言葉を投げかけていませんか?

少しでも心当たりがあったら、旅行に誘うということはいったん忘れ、まず普段のあなたの態度を直し、相手に信頼されるように努力しましょう。

旅行に誘うのはお互いが信頼できる関係を作ったあとのことになります。仲がもっと深まったと感じたときにもう一度誘ってみるのがよいでしょう。

相手の立場に立って

今回は旅行が嫌いな人の心理と、旅行が嫌いな人と旅行に行くための対策についてご紹介してきました。

旅行が好きな人にとって旅行はとても素晴らしいものです。ですからそんな素晴らしいものを理解しない人がいるということが信じられないかもしれません。

しかし、旅行が嫌いな人の多くは旅行好きな人が価値観を押し付けてくることを苦痛に思っています。自分の価値観を押し付けることなく、相手の立場に立って物事を考えてみれば、相手への接し方もわかってくるでしょう。

心当たりがある方は、まず相手への接し方から変えていきましょう。

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