【ゴージャス】と【ラグジュアリー】の意味と違い、使い分けや使い方

ゴージャスは「贅沢で、華やかな様」。

「豪華」とも言い換えられ、その他、「見事な」、「素敵な」、「素晴らしい」、といった人や物に対しての褒め言葉としても使われます。

必ずしも金銭的な豊かさに繋がる表現ではありません。

ラグジュアリーは「贅沢な」「豪華な」「贅沢さ」などを意味して、主には贅沢品・高級品の事を指し、金銭的な豊かさを表す言葉として使われます。

「ゴージャス」の意味

英語ではネィティブスピーカーの人がよく使う表現として知られ、日本語で使う「ゴージャス」の意味とはニュアンスが異なる場合が多いです。

男性に対しても女性に対しても使える褒め言葉で、顔やスタイルなど全体を含めた魅力を指して褒めたい時に使われます。

例えば、「彼、すっごくかっこいいわね」といったように使います。

また。

旅行先などで景色の良いところに行った際など、「なんて素晴らしい景色だ」といったように感動を表す時にも使います。

「ラグジュアリー」の意味

贅沢品・高級品という意味で使われる由来として、ラグジュアリーは元々アパレル用語で使われていた事が関係しているようです。

ブランドやメーカーに対しランク付けをする際、最上級用語として使われていたのがラグジュアリーだったとか。

その為、ゴージャスとは違い直接人や景色を表す時には使わず、身に付けている服装やアクセサリーなどに対して使われる言葉になりました。

例えば、「ラグジュアリーなファッション」「ラグジュアリーな部屋」といったように使います。

「ゴージャス」と「ラグジュアリー」の用法や用例

ゴージャスの用例「ハリウッドスターの例の彼、とってもゴージャスで素敵。」

「こんなにゴージャスな週末を過ごせるなんて、俺はなんて幸せなんだ。」

「ゴージャスなメンバーにお祝いしてもらえて嬉しいよ。」

ラグジュアリーの用例「最高にラグジュアリーなホテルの部屋で一晩過ごしたわ。」

「旅行先には先日買ったラグジュアリーなコート着て行こう。」

「ゴージャス」と「ラグジュアリー」の違いは金銭的価値があるかないか

日本語として使う分にはどちらを使ってもなんとなく通ずる部分があるとは思いますが、英語本来の意味として使うのであれば、違いのポイントは「高級品かどうか」です。

はっきりと金銭的価値が付いていてかつ値段が高いものと言えるアクセサリーやファッション、利用するホテルやレストランなどについては「ラグジュアリー」を使い、値段や金銭的価値がはっきりと付いているものではないけれどもとても素晴らしいと言いたいものについては「ゴージャス」を使いましょう。

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