【スパッツ】と【レギンス】と【タイツ】と【トレンカ】の意味と使い方・由来や例文

「スパッツ」とは伸縮性のあるアウターウエア・ボトムスの名称である。

「レギンス」は「スパッツ」の英語名であり、「スパッツ」は和製英語である。

「タイツ」はストレッチサテン地やナイロン地などの伸縮性のある布地で縫製されたフィット性のあるズボンのこと。

「トレンカ」は「レギンス」の一種で足を覆うボトムスである。

「スパッツ」の意味

「スパッツ」はタイツの足先のないものが一般的であります。

そして、スパッツは和製英語です。

英語本来のspasは磨き上げた靴を泥水から守るために靴に装着するゲードルを指す言葉でしたが、日本に持ち込まれる際に誤った使い方で導入されました。

日本でいう、パンツ上の「スパッツ」は海外では「レギンス」と呼びます。

ですので、「スパッツ」も「レギンス」も本来であれば同じものを指しますが、日本ではスポーツなどに用いられるものを「スパッツ」、おしゃれ着では「レギンス」と呼ぶ傾向があります。

「レギンス」の意味

「レギンス」は「スパッツ」の記事でも書いた通り、「スパッツ」の英語名です。

「レギンス」と呼んだほうがファッション性が高いように思えますが、意味としては同じです。

「スパッツ」はスポーツ用品の印象が強いため、ファッション業界が「レギンス」の呼び方を広めたようです。

現在では「レギンス」と呼んでいたものも、「スパッツ」として売り出している販売店も多いようです。

「タイツ」の意味

「タイツ」はつま先まで覆っている、フィット性のあるズボンの名称です。

なんと、タイツは衣服であり、靴下ではありません。

日本ではストッキングよりも厚手のものを「タイツ」と呼びますが、国外では区別されていません。

19世紀のフランスで舞台衣装として発明されました。

「タイツ」はイギリスでの呼び方であり、アメリカ合衆国では「パンティホース」と呼ばれます。

「トレンカ」の意味

「トレンカ」は「レギンス」の仲間です。

「トレンカレギンス」と呼ぶこともあります。

一般的に、「トレンカ」は土踏まずの部分に引っ掛け、つま先と踵を露出します。

本来の名称は「トレンカー」といい、スキーパンツでした。

もともとの名称は考案者に由来します。

日本ではバレエ用タイツとして用いられていましたが、ファッション用としても履かれるようになりました。

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