「仕事がつまらない」と思う理由。仕事を楽しむための考え方とは?

「仕事をしたくない」

「会社に行きたくない」

社会人なら、一度は考えたことがあるでしょう。

仕事をしている自分はつまらなくて、退屈で…。こんな毎日はもう嫌だなって思ったりしたこともあるのではないでしょうか。

それでも、仕事をしなければ社会的生活を営むことはできません。

仕事が嫌でもつまらなくても、自分に折り合いをつけて毎日頑張っています。

ですが、世の中は不公平。中には「仕事、楽しいぜ!」と日々充実した毎日を送っている人もたくさんいるわけです。

この差は一体なんでしょうか。

よく言われていることですが、周りや他人を変えることは難しいです。

それなら自分を変えるほうがよっぽど簡単です。

この文章を読んでくださってるあなた。

「仕事がつまらない」という現実に目を向けて、そこから少しでも仕事を楽しむ自分を創るようにしていきましょう。

毎日の習慣が、その人を創っていきます。

「仕事つまらない」って悩んでいる自分から「仕事を楽しんでいる自分」を築いていきましょう!

きっと、今の自分とは違う、新しい前向きな自分になっていくはずですよ。

仕事がつまらない、その理由とは

まず始めに、「つまらない」とはどういう状態なのでしょうか。

仕事に価値が見いだせない、自分のやりたいこととかけ離れている、単純に面白くないなど。

それぞれつまらない理由は違ってくるでしょう。

それでもざっくりまとめると、理想と現実のギャップが「つまらない」の正体です。

世の中には、自分の実力を余すところなく発揮し、きちんと評価されている人もいるのに自分はそうではない、と比較してしまうこともその原因です。

「どうして私はこうなんだろう」

「私だってキラキラ輝きたい」

「こんな自分は本当の私じゃない」

と悩んでしまうんですね。

しかし、真剣に仕事がつまらないと悩んでいる人は、とっくに行動を起こしているはずです。

つまらない仕事から脱却するために自分から行動しています。

「仕事がつまらない…」

悩んでいるだけでは結局のところ、他力本願です。

自分を変えようとしないで周りに期待しているだけでは現実は変わりません。

今いるあなたの環境は、すべて自分が選択した結果なのだということ。

自分の運や能力のすべてが、今いるあなたの環境の表れであるということを、まずは受けて入れてください。

アドラー心理学をまとめた「嫌われない勇気」はベストセラーになりましたが、同様の内容が書かれています。

さきほど、楽しく仕事をしている人と、つまらないと悩みながら仕事をしている人がいると述べました。

しかし、労働者すべてが、楽しく仕事をしている人とつまらないと悩みながら仕事をしている人という2つのパターンにはっきり分かれているわけではありません。

忘れてはいけないのは、つまらない仕事をしているなと自分で思っていても、生きていくために仕方がないと割り切って、淡々と日々をこなしている人も大勢いるということです。

その人たちは、仕事とは生きていくための手段であるという現実を受け入れているのです。

つまらなくてもグチグチ悩んだりせず、淡々と業務をこなしています。

そして、その代わりに仕事以外で輝ける場所や目標を持っているのです。

仕事は仕事と割り切れる、つまらなくてもその仕事を楽しめる素質を持っているといえるでしょう。

あなたの人生は充実していますか。

あなた自身がつまらない人間になっていませんか。

仕事がつまらない正体は、自分の思考にあるのです。
あなたが人生にかける本気具合にかかっています。

また、たとえつまらない仕事だなと感じていても、今の自分にはこの仕事しかないんだと受け入れている人は、仕事は生きる手段だと割り切る強さを持っています。

そしてその代わりに、仕事以外の場で本気に輝ける場所や目標を見つけています、あるいは見つけようと努力しているのです。

あなたは自分の人生に本気で向き合っているといえますか。

自分の人生に向き合うには、至高のピントをすこしだけずらす必要があります。

その思考法について、解説していきましょう。

仕事を楽しむために必要な思考とは

仕事を楽しむために必要な思考とはなんでしょうか。

社会人の中にも、

「仕事、楽しいです」

「充実した会社員生活を送っています」

という方は大勢いらっしゃいます。

しかし、仕事は楽しいことばかりではありません。

毎日同じ空間で、同じ人間が顔を突き合わせているわけですから、不愉快なことが起こってしまうこともあるでしょう。

そうした状況でも仕事を楽しもうと努力している人は、決して感情的にはなりません。

仕事を生きるための手段だと割り切っている人も、くよくよ悩み続けたりはしません。

「まあ、嫌なことだってあるよね、仕事だもん」と、自分の中で納得することができるのです。

自分が今いる環境を肯定する能力があるともいえるでしょう。

それはすなわち、自分自身を肯定できていることを意味します。

忘れてはいけないのは、仕事を楽しむということは、楽しいことしか起こらないという意味ではないということ。

理不尽なことが起こっても、動じない精神や自分を肯定できる力を携えて仕事に立ち向かうことが大切です。

それを持っている人が仕事を楽しめる人なのであり、断じて「楽しい仕事」に就いているわけではありません。

自分を肯定する思考を育むことで、自己肯定感を高めることができます。

自己肯定感を高めれば、多少のことでは動じない強い自分を持つことができますので、仕事で嫌なことが合っても楽しむ余裕が生まれるでしょう。

それこそが、仕事や人生を楽しむコツなのです。

仕事を楽しむことで「仕事に行きたくない」を改善する

「仕事が楽しい」と感じることができれば「仕事に行きたくない」と悩む必要はなくなります。

あなたが仕事に行きたくない理由はなんでしょうか。

やりがいが感じられない、単調でつまらない、同僚が苦手など様々な要因があるかと思います。

まずは、「仕事に行きたくない」理由を書きだしてみてください。

その理由をみて、自分で改善できそうなことはあるでしょうか。

もし自力で改善できるものであれば、改善策を探しましょう。

しかし、同僚が苦手、などどうにもできない部分に関しては自分の受け取り方を変えるしかありません。

それでも、改善しようとする姿勢が大切なのです。

先ほど述べたように「本気で自分の人生に向き合う」ということであり、「自分を肯定する能力」にも繋がります。

希望の職種につけなくて、毎日の仕事がつまらなくて、でも転職する能力なんて自分にはないからどうしようもない、と悩んでいる方もいるでしょう。

まずは今の自分の仕事を、そして自分自身を肯定してください。

「せっかくだから楽しもう」と人生や仕事と向き合う決意を固めてください。

新しい視点を獲得したあなたであれば、同じ仕事でも、何かが違って見えるはずです。

「つまらない、つまらない」と悩んでいて、気が付いたら時間が過ぎてしまっていたなんてもったいないとは思いませんか。

まとめ

社会人になれば、仕事から逃れることは難しくなります。

理想と現実のはざまで涙を流したくなることもあるでしょう。

しかし、1度きりの人生を受け身で終わらせるのはあまりに惜しいと思いませんか。

今の環境をまずは受け入れて、自分の仕事や同僚、自分自身を肯定し、受け入れてみましょう。

自分を肯定する、現実を受けとめることができれば、自分らしい人生を送る第一歩につながります。

現状を受け止めることができたら、楽しく仕事をするために、自分の考え方をちょっとずつ変えていきましょう。

他人や外の環境に期待するのではなく、自分の力で変化を起こしていくのです。

仕事を楽しもう!そして何より人生を楽しもう!という前向きな姿勢を持ち続けていれば「仕事がつまらない」と思い悩む日々は180度変化します。

ぜひ、自分を信じて一歩を踏み出してみませんか。

おすすめの記事