[育児体験談]群馬県 32歳 Tさん
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
お母さんのお腹の中から出てきた瞬間から、今まで触れていなかった外気にさらされるので、肌が敏感になっているのです。
赤ちゃんの肌に少しぷつぷつとした発疹ができたり、赤くなっていたりすると「何かの病気かしら」と不安になりますよね。
ここでは私が経験した赤ちゃんの肌トラブル、病院へ行くタイミングなどを実体験を通してお話しします。
乳児/幼児湿疹
ぷつぷつとした赤みの無い発疹です。
様々な原因が考えられますが、私の子供の場合は乾燥が原因でした。
ほどんど痒がりもしないので、3ヶ月検診や、予防接種の時などについでにお医者さんに相談していました。
処方されたのはヒルドイドという塗り薬で、赤ちゃんの肌の保湿に使用するものです。これを寝起きとお風呂上がりに2回塗布しています。
アトピー性皮膚炎
2人目の子供の時に発症しました。
元々私がアトピーを持っているので、遺伝したのかと思いましたが、必ずしもそうではないそうです。
2ヶ月目くらいから耳の下が切れ、少しただれた様になっていたのですが、検診の際には「乾燥によるもの」と言われました。
この時もヒルドイドを塗布してください、との事でしたが一向に良くならず、間接の内側や顔にまで赤みや発疹が現れたので、アレルギー専門の小児科へ。
この時が4ヶ月でした。
赤ちゃんのアレルギー検査は6ヶ月経たないときちんと検査に出てきません。
何が原因なのか分からないのは不安だなと思っていると、お医者さんからこんな事を言われました。
赤ちゃんはまだまだ肌のバリア機能が弱く、肌トラブルはほとんど乾燥が原因です。まずはその赤ちゃんの肌を皮膚の下層から強くしていく事が重要で、保湿が一番の薬です。
赤ちゃんの保湿を必ず行ってください。
それからは、我が家では保湿剤を欠かしません。炎症のひどい部位にはステロイド軟膏を薄く塗布し、発疹が無い部分には保湿クリームをたっぷりつけます。
おむつかぶれ
長男が1歳を過ぎてから、下痢をするようになりました。
3日以上続いた時に、病院へ行きました。
腸に細菌が入ったりしていると大変と思っていたのですが、ただの下痢ということで、しばらくは食べるものを制限する事に。
制限されたものは、乳製品、お菓子類、ジュース、果物類です。
かぶれて赤くなっているところは、おしりふきで拭くと痛がるので、お風呂場でシャワーを使って洗い流しました。
そうして大体1週間程で良くなりました。その間子供はお菓子やジュースなどをせがみましたが、泣き落としに屈せず、お菓子代わりに小さいおにぎりをあげていました。
治った後も、アイスや冷たいものは少量で済ませています。
我が家で起きた3大肌荒れ
一番重要なことは、根気づよく続ける事です。
シャワーでおしりを洗ったり、毎日欠かさず保湿したりするのは正直面倒です。しかし、これも全て子供の為、根気づよく続けて、健康な肌へと育てていきましょう。