高校生になってからピアノを始めたい。
高校生になってもピアノを続けるか迷っている。
高校生からピアノを始めると遅すぎるイメージがありますし、ピアノを続けるなら学生生活と両立できるか心配になりますよね。
そんなときは、ピアノを弾くとどんないいことがあるかをイメージしてみてはいかがでしょうか。
高校生からピアノを始めても上達できるし、高校生になってからもピアノを続けるともっとピアノが上手になります。
そこで今回は、高校生でもピアノを弾いたほうがいい理由を紹介します。
目次
高校生からピアノを始めても上達はするのか
結論を言ってしまえば、高校生からピアノを始めても上達します。
高校生からピアノを始めても上達する理由には
- ピアノは鍵盤を押せば音がでるため演奏しやすい
- 音楽の授業で習う楽譜の知識で演奏できる
- 初心者向けのレッスンが充実している
というものがあります。
ピアノは音楽の授業で習った知識で楽譜が読める上に、鍵盤を押せば音がでるという簡単な楽器です。
さらに、誰かに教わりたいと思ったときは簡単にピアノ教室を見つけることが出来ます。
ピアノは演奏しやすい上に、上達を助けてくれるピアノ教室があるので上達しやすい環境が整っています。
そのため、ピアノはどの年齢から始めても練習を続ければ上達しやすい楽器なのです。
高校生から習う楽器にピアノを選ぶメリット」
高校生から楽器を始めるときバンドで使われる楽器や管楽器を選ぶ人は多いです。
そのため、高校生から始める楽器にピアノを選ぶことはイメージしにくいかもしれません。
けれどピアノはどの年齢からでも始めやすい楽器なので、ピアノを選んでもいいのではないでしょうか。
ここでは高校生から習う楽器にピアノを選ぶメリットを紹介します。
簡単にピアノを手に入れることが出来る
ピアノは簡単に入手できることが、高校生からピアノを習うメリットです。
ほとんどの楽器店ではピアノを取り扱っているため、すぐにピアノを入手できます。
楽器店の店員さんもピアノに詳しいので、わからないことなどを教えてもらうこともできます。
中古のものを買えば価格を抑えられますし、処分したい人からゆずってもらうことも可能です。
実はピアノは手に入れやすい楽器なのです。
防音対策がしやすい
ピアノは管楽器や弦楽器に比べて防音対策がしやすいです。
電子ピアノは音量の調節が出来ますし、アップライトピアノは消音ペダルが付いています。
消音ユニットがついたアコースティックピアノを使えば音を完全に消して練習することも可能です。
高校生から楽器を始めるときにギターやドラム、サックスなどかっこいい楽器を選ぶ人は多いです。
けれど、管楽器や弦楽器には消音機能が付いていないため、防音対策をするには部屋の改造が必要になります。
部屋を防音室にしなくても音を調節しやすいのは、高校生から始める楽器にピアノを選ぶメリットです。
レッスンが充実している
高校生からピアノを始めると、レッスンについていけるか心配かもしれません。
けれど、ピアノ教室では大人の初心者向けのレッスンが充実しています。
大人の初心者向けのピアノ教室を探すと、たくさんの教室が見つかります。
高校生からピアノを始めることは不安かもしれませんが、大人の初心者向けのレッスンがたくさんあるので安心です。
ピアノのレッスンは基本的に個人レッスンなので、レベルの心配も無用です。
レッスン料がお手頃価格の教室が多い
ピアノレッスンの料金はお手頃価格のものが多いです。
ピアノ教室は全国にあるので、高額すぎるレッスン料金では生徒が集まりません。
生徒獲得の競争率が高いため、継続して通いやすいような価格設定になっている教室が多いのです。
個人教室では振替レッスンの融通がきいて価格がお手頃な教室もあるので、様々な教室を探してみてください。
教育関係の仕事に役立つ
保育士や幼稚園教諭になるためにはピアノを弾かなければなりません。
そのため、高校生からピアノを習うことは教育関連の資格を取りたいと思った時に役に立ちます。
教育関係の仕事に就かなくても、ピアノが弾けると自分の子供にピアノを弾いてあげることもできます。
教育の面でも、ピアノが弾けるということはメリットがあるのです。
子供よりも早く上達する
高校生からピアノを始めたいと思った時、本人には十分なやる気があります。
それに比べて親から言われて習う子供や考えなしにピアノを始める子供には、やる気がない場合があります。
そのため、高校生からピアノを始めると子供よりも早く上達します。
音楽の授業をしているので、子供よりも早く譜読みが出来るようになるのも高校生からピアノを始めるメリットです。
高校生からピアノを始めて上達する方法
高校生からピアノを始めようとした時、本当に上達できるのか不安に思う人は多いと思います。
結論から言うと、高校生からピアノを始めても上達することは可能です。
ここでは高校生からピアノを始めても上達できる方法を紹介します。
教本を練習する
高校生からピアノを始める時、教本を練習しましょう。
教本は指の基礎トレーニングなので、真面目に取り組むとピアノを弾くテクニックが上達するからです。
何かを習得するためには、まずは基礎をしっかりつくることが大切です。
それはピアノも例外ではありません。
教本はピアノを弾くテクニックのトレーニングになるので、上達のために取り組みましょう。
練習曲・指をよく動かすクラシック曲を練習する
ピアノを上達するために、練習曲をたくさん練習しましょう。
練習曲が苦手な時は、練習曲の代わりに指をよく動かすクラシック曲を練習しましょう。
教本と合わせて練習曲にも取り組むと、よりピアノが上達します。
けれど、練習曲は弾いていて面白くないものが多いです。
クラシックのピアノ曲の中には練習曲にもなるようなものがあって、練習曲に比べて楽しく弾くことができます。
どうしても練習曲が進まない時は、練習曲の代わりになるピアノ曲を弾いて技術を向上させてみてください。
コードを弾きを覚える
高校生からピアノを始める時、思い切ってコード弾きを覚えてみましょう。
コード引きはポピュラーピアノやジャズピアノで使われます。
コード弾きができるようになると、単音のメロディ譜で自由に伴奏をつけてピアノを弾けるようになります。
コード弾きはクラシックピアノのような楽譜を使わないため、クラシックピアノに慣れていると弾きにくいです。
高校生からピアノを始める時はあえてコード弾きを覚えてジャズピアノやポピュラーピアノに挑戦してみてはいかがでしょうか。
クラシックピアノとは違う形で色んな曲が弾けるようになりますよ。
高校生でもピアノを続けることはできるのか?
高校生になるとピアノを続けていこうか迷いますよね。
受験や部活など、学生生活とピアノの練習を両立させるのが困難になります。
もしかしたら進路を理由にピアノをやめるように言われるかもしれません。
高校生でもピアノを続けることはが出来るか悩むかもしれませんが、工夫次第でピアノを続けることが出来ます。
- 少ない時間でも練習をする
- 譜読みだけでもする
- レッスン日を減らしてもらう
など、ピアノを継続するために工夫する方法はたくさんあります。
ピアノの練習は少ない時間でも継続することが大切です。
譜読みも、ピアノを上手に弾くための大切な作業です。
ピアノ教室も、学生生活に合わせてレッスン日を減らしてくれるところもあります。
ピアノを本当に続けたいという気持ちがある時は、少しでもピアノの上達のために役立つことを探しましょう。
高校生でもピアノを続けるメリット
高校生になると部活や受験などでピアノどころではないかもしれません。
ピアノは趣味なので、やめても特に困ることはないと思う人は多いのではないでしょうか。
しかし、高校生でもピアノを続けるメリットは存在します。
ピアノを続けようか迷っている方のために、高校生でもピアノを続けるメリットを紹介します。
ピアノが生涯の趣味になる
高校生以降もピアノを弾き続けると、そのままピアノが生涯の趣味になります。
大人になっても趣味があるというのは素敵なことです。
大人になると仕事などに追われて忙しくなることが多いのですが、そんなときに息抜きになる趣味があると忙しいだけの人生にはなりません。
せっかく高校生までピアノをがんばったのですから、やめてしまうのはもったいないです。
ピアノを続けて生涯の趣味にしましょう。
大曲に取り組むことができる
高校生以降もピアノを弾き続けると、大曲に取り組むことができます。
大曲を弾くためには、練習の積み重ねが必要不可欠だからです。
せっかく大曲を弾けるだけの技術を何年もかけて作ってきたのに、やめてしまうのはもったいないと思いませんか?
大人からピアノを始めると、大曲を弾くためにたくさんの時間がかかります。
高校生になったから辞めるのではなく、より高いレベルのピアノを弾けるようになることを目指してみてはいかがでしょうか。
様々な感情を経験することで音楽の表現の幅が広がる
高校生以降もピアノを弾くと、音楽の表現の幅が広がります。
ピアノ曲は、恋や悲しみなどを表現した曲が多く存在するからです。
恋や悲しみなどの感情は、高校生以上の大人になってから経験することが多いです。
高校生以上の大人だからこそ、感情のこもった表現ができます。
表現の幅が広がるのは、年齢が大きくなるからできることです。
人との出会いにつながる
日本にはたくさんのピアノサークルがあります。
ピアノサークルの種類は大学のサークルや社会人向けのサークルなど様々です。
高校生以降もピアノを続けていると、このようなサークルに入ることもできるので人との出会いにつながります。
ピアノを通じて人の輪が広がっていくことは、高校生以降もピアノを続けるメリットです。
高校生以降もピアノが上達するために必要なこと
上手なピアノとは、ただ高度なテクニックを弾くだけではありません。
曲を自分なりに解釈して表現することで、ゆっくりした曲でもより上手なピアノになります。
高校生以降もピアノが上達していくためには、ただ弾くだけではなく表現力の向上が不可欠です。
ここでは高校生以降もピアノが上達するために必要なことを紹介します。
楽譜の読解力を上げる
ピアノをより上手に弾くために、楽譜の読解力を上げましょう。
よりよい表現のためには、ただ弾くだけではなく楽譜に書いてあることを表現しなければならないからです。
そのためには
- 曲の背景
- 楽譜に書いてある記号や指示を理解して弾く
- 和音を研究する
など、楽譜を細かく研究していくことが必要になってきます。
難しく感じるかもしれませんが、曲の背景を考えながら楽譜を読んでいくと様々な発見があります。
新しい発見があると、今までとは違う方法で曲を表現することができますよ。
表現を磨く
高校生以降もピアノが上達するためには、表現を磨くことが大切です。
速くて激しい曲は勢いで何とかなりますが、ゆっくりとした綺麗な曲を演奏するためには、表現力が必要不可欠です。
- 鍵盤をどのように押さえたらどんな音が出るのか
- 感情を表現するためにはどのように弾けばいいのか
- どのタイミングでペダルを踏めば美しい音がでるのか
など、自分なりに研究をしてください。
旋律を表現するためにベストな弾き方を探して、表現方法を研究しましょう。
様々な経験をする
ピアノが上達するためには、様々な経験をしましょう。
恋や悲しみなど、様々な感情を表現したピアノ曲がたくさんあるからです。
子供のころは、恋の感情や悲しみの感情がまだよくわかっていません。
高校生以降になると、恋をして楽しい気持ちや失恋して悲しい気持ちを経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
そのような気持ちがわかっていると、感情を込めてピアノを弾くことができます。
高校生以降もピアノを弾き続けるときは、様々な経験をしていることがピアノを上手に弾くために大切になるのです。
たくさんピアノの演奏を聴く
ピアノが上達するために、いろんな人の演奏をしましょう。
同じ曲でも、人によって表現方法が違います。
たくさんの人の演奏を聴いていいところを自分の演奏に取り入れてみてください。
好きな演奏がわかると、自分がどのように曲を表現したいかがわかってきます。
表現したいことが分かると、演奏方法も変わってくるのでより納得のいくピアノを弾くことができますよ。
高校生でもピアノを楽しもう
いかがでしたか?
ピアノは他の楽器に比べて演奏しやすいため、高校生からピアノを始めても上達します。
高校生になってからもピアノを続けると、もっとピアノが上手になります。
そしてピアノは生涯の趣味にもなります。
高校生だからという理由でやめたり諦めたりすることはもったいないと思いませんか?
高校生だからこそ、ピアノを思いっきり楽しみましょう。