高級と高価は、同じ意味と思ってしまいがちです。
高級と高価の違いを説明します。
まず高級の場合です。
「高級」とは、ある基準より高い事を意味します。
高級なアクセサリーなどの表現の仕方だけではありません。
高級は、地位などにも高級を使う事が出来ます。
例えば高級官僚などです。
次に、高価の場合です。
「高価」は、値段が高い事を意味します。
高価の場合は、値段がいくら以上になると高価になるという基準がありません。
「高級」の意味
高級とは、ある基準より高く優れている事を言います。
階級・地位・程度・品質の程度が高く優れていると、高級と言われます。
どのような場合、高級と言う言葉は、使われているのでしょうか。
高級武官・高級なジャンル・高級スーパーマーケット・高級な医術・高級品などあります。
高級品や高級ブランドは、値段がとても高いです。
そのため、高級と高価と、の違いが分かりにくくなります。
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「高価」の意味
高価は、値段が高い事です。
高級とは違い、値段が高い物だと思ったら、高価になります。
人それぞれの価値観によって、同じ物でも高価であるかどうか判断が違ってくるのです。
つまり、ある人にとって高価な物と思っていても、別の人にとっては高価な物ではありません。
高価を使って表現すると、高価な服・高価な指輪・高価な野菜などです。
「高級」と「高価」の用法と用例
高級と高価の用法と用例を紹介します。
まず高級を使って例文を作ると、「高級な着物を持っています」です。
着物の素材や作る技術が非常の優れている着物である事が分かります。
次に高価を使って例文を作ると、「この人参は、高価だった」です。
人参を買った人にとって、普段買っている人参の値段より高い事が分かります。
しかし人によっては、この人参を高価と感じていない人もいます。
「高級」と「高価」は似ているが違う
高級と高価は、同じ意味と思ってしまいがちです。
しかし高級と高価は、違うのです。
ある程度高い基準になると、高級になります。
つまり高級と言われるためには、決まった基準より高い質でなければならないにです。
それに対して高価は、値段が高いだけです。
人によって、値段が高いか判断が違ってきます。
高級のように、決まった基準がないのです。
高級と高価の違いを確認しておきましょう。