生保レディを辞めたい!保険会社に勤めるメリットとデメリットを解説。

生保レディは生命保険への加入をおすすめする営業職員のことです。生保レディと聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?

保険の営業をしている人、毎日会社に来てはパンフレットを配っていく人、無視されてばかりでかわいそう...など、いろいろあると思います。

生保レディはお客様に生命保険に加入してもらうこと、保険の契約を継続してもらうことが第一の仕事です。しかし昔も今も変わらず、「生保レディを辞めたい」と漏らす人は少なくありません。

そこで今回は、生保レディを辞めたいと感じている女性が多い理由や仕事を続けるメリット、さらに生保レディを辞めたいと思った時にモチベーションをアップさせる方法などについて解説していきます。

生保レディを「辞めたい」女性が多いのはなぜか?

「契約数ナンバーワンを目指して頑張ろう!」と意気込んで生保レディを始めたものの、入社から間もなく「辞めたい...」と漏らすようになる女性は多いようです。

では、生保レディの何が女性たちに「辞めたい」と言わせるのでしょうか。生保レディのつらいところ、生保レディを辞めたい女性が続出している背景について見ていくことにしましょう。

お客様には「無視される」のが当たり前

生保レディの仕事はお客様に保険の契約をしてもらう・保険の契約を継続してもらうことです。しかし、契約をしてもらう以前に、こちらの話を聞いてもらう必要があります。

まったく信頼関係のない人に、毎月高い保険料が発生する生命保険の契約してもらえませんか?と言われて、「OK」とすんなり応じる人はほぼいないでしょう。

誰の頭の中にも「営業=高額な契約を結ばされるかもしれない」という意識がありますから、生保レディが話しかけてきても返答しない、無視する人も多いのです。

とはいえ、頑張っているのに「無視される」ということのつらさは、生保レディを実際に経験してみないと分からないかもしれません。

お客様都合で土日や祝日も返上して出勤

生保レディはお客様に契約してもらうことによって成績がつけられ、その成績が収入に直結する職業です。そのため、決められた時間内に仕事が完結しないことが多いのも特徴です。

生保レディと同じくお客様も平日には仕事をしていることが多いですから、保険の契約についての話を聞いてもらえるのはどうしても夜間や土日、祝日などに限定されてしまいます。

すると、どうしても就業時間外の労働が増え、自分の時間や家族と過ごす時間も削られてしまうことから、「生保レディはもうこりごり」「辞めたい」という気持ちが高まることも多いようです。

ノルマが厳しく精神的に追い込まれる

営業職である生保レディとして、絶対に避けては通れないのが「ノルマ」の存在です。会社として「毎月いくらの契約を何本取る」という目標が設定されています。

ノルマを達成できないことでペナルティが課せられたり、給与が減額されたりすることも考えられますから、必死に契約を取りにいくしかありません。

こうしたノルマの厳しさは生保レディの宿命とも言えますが、精神的に追い込まれてしまうのも確かです。心と体のバランスが取れなくなり、体調を崩してしまう人もいます。

慣れるまでが大変?生保レディを続けることのメリット

生保レディを「これ以上は無理」「自分には合わないから辞めたい」と強く感じる女性が多い反面、「慣れてしまえば生保レディは長く続けられる仕事」と、感じる人もいるようです。

では、「これからも生保レディを続けたい」と思えるようになるのはなぜか、生保レディを続けることによって得られるメリットはどこあるのか、探っていくことにしましょう。

営業職なので自分のペースで仕事を組み立てられる

自分のペースで仕事を組み立てることができるというのは、生保レディなどの営業職ならではの特徴です。勤務時間は定められているものの、どのように時間を使うかは個人の裁量に任されている部分が多いでしょう。

そのため、「毎日コツコツ同じことの繰り返しばかりで飽きてしまう」ということがありません。ずっと会社にこもりきりということもありませんから、適度に休憩を取ることも可能です。

生保レディとしてこれからも頑張っていきたいと思える女性たちは、会社に縛られず自由に動きたいタイプの人が多いと言えるのかもしれません。

会社の福利厚生がしっかりしている

「営業」というと厳しいイメージばかりが思い浮かびますが、生保レディを募集している会社は特に福利厚生がしっかりしていることが多い点にも注目です。

「辞めたい」という女性をこれ以上増やさないためにも、結婚・妊娠・出産などのライフイベントに合わせて時短勤務を選択できるなど、女性が働きやすい環境を整えている企業も増えています。

自分の理想とする働き方のペースに合わせて、子供の成長に合わせて働き方を変えられるというのは、生保レディならではのメリットかもしれません。

頑張り次第で給与の大幅アップが見込める

生保レディは契約数・売上高によって成績が決まる営業職ですから、頑張り次第では給与の大幅アップが見込めるというのも魅力的なポイントです。

「いつも一生懸命に働いているのに、昇給する気配がない...」という不満とは無縁の世界です。「努力した分はきちんと給与に反映されるので、生保レディは辞められない」という女性もいます。

どうしても契約が取れない月は給与が下がることもあるなど、安定しない部分もありますが、コツをつかめばコンスタントに契約が取れるようになることが多いようです。

最速で給与アップを狙うためには、成績を上げている先輩のマネをするなどして、自分なりの営業術を身につけていくことが重要になってくるでしょう。

生保レディを辞めたいと思った時!モチベーションをアップさせる方法

生保レディを続けることのメリットについて見てきましたが、それでもやはり「辞めたい...」という気持ちで頭がいっぱいになってしまうこともあります。

では今度は、生保レディを辞めたいと思った時に、モチベーションをアップさせる上手な方法について考えていくことにしましょう。

自分へのご褒美!旅に出て気持ちをリフレッシュ

生保レディを続けるのがつらい、もう辞めたいと思うようになったら、いったん仕事そのものから離れてみることをおすすめします。

悩みながらも仕事に奮闘している自分へのご褒美として、時には旅に出て気持ちをリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。

ゆったりと過ごせる土地に数日滞在して仕事から解放されることによって、「生保レディ」として追い詰められていた気持ちも徐々にほぐれていくでしょう。

体を動かしてストレスを発散する

生保レディは営業職で、とにかくストレスの溜まりやすい仕事です。お客様から邪険に扱われることは日常茶飯事なのに、感謝される機会はそれほど多くありません。

そこでぜひ試してみてほしいのが、体を動かしてストレスを発散する方法です。ジムで筋トレをするのも悪くありませんが、特におすすめなのは「ボクササイズ」のような全身を使った運動です。

積み重ねてきたストレスを、打つ・叩くといった刺激的な動作をくり返すことによって発散させていきましょう。トレーニングを終えたあとは、想像以上に気分がスッキリしていることに驚くはずです。

「生保レディを辞めたい」と感じたら早めに転職を考えるのがベスト

生保レディを辞めたいと感じている女性が多い理由や仕事を続けるメリット、さらに生保レディを辞めたいと思った時にモチベーションをアップさせる方法などについて解説してきました。

適性があり、仕事に慣れてくれば、生保レディとして活躍することはそれほど難しいことではないかもしれません。その反面、適正がない・仕事が辛くて仕方がないと感じやすい職業であることもまた事実です。

ですから、「自分には生保レディは無理だ」「生保レディを辞めたい」と感じた際には、自分の心と体の声を無視しないことです。本格的に体を壊してしまう前に、早めに別の仕事への転職を考たほうが良いでしょう。

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