カント、プラトン、デカルト……。 ちょっと名前を並べただけでも、「難しそう!」と引いてしまう西洋哲学の世界。 でも、読まず嫌いはもったいない! そこでここでは、哲学者にまつわる面白エピソードをご紹介します。 哲学を知るより先に、哲学者のキャラクターを知って、まずは興味をもつところから始めてみましょう。 哲学者だって人間...
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近代の哲学ではドイツが主役といってもいい役割を果たしました。 その中でも、とくに後世に大きな影響を与えたのがイマヌエル・カントの哲学です。 カントから始まる一連のドイツ観念論は、その後の哲学の動きを決定づけたといえるほど、哲学史において重要な位置を占めています。 近代以降の哲学を学ぶ上では、カントはぜひおさえておきたい...
人は誰でも、正しいことをしたいと望みます。 では、正しい行動とはどんな行動なのでしょうか? いついかなる状況においても正しい行動をとることはできるのでしょうか? これは、単純にみえて実はとても難しい問題です。 言葉でいうと簡単な「正しい」とは、本当はどんな意味をもっているのでしょうか。 トロッコ問題とは、そんな「正しい...
実存哲学はとても幅の広いジャンルです。 実存という汎用性の高いものを扱うため、解釈もひとによってさまざま。 たとえば、同じ実存主義の哲学者でも、サルトルの哲学とヤスパースの哲学はまったく違います。 こんなにも幅の広い実存哲学をとらえるには、いったい何を手掛かりにすればよいのでしょうか。 ポイントをおさえて、要領よく理解...
「性善説では犯罪はなくならない」なんて言葉をよく聞きますね。 でも実は、性善説は単なる「お人よし」という意味ではありません。 そこにはただの楽観論よりもっと深あい意味があるのです。 性善説とは、そして性悪説とは本当はどういう意味なのでしょうか? 性善説・性悪説が生まれたのは、紀元前の中国。 ここでは中国の思想史から、人...
ひとことで人を感動させ、前向きな気持ちにさせる名言。 それ自体がひとつの哲学であるともいえる名言は、これから哲学にふれる方には格好の入り口です。 自らの思想をひとことで表す名言は、いわば哲学者の決め台詞です。 読む側としても、ここさえおさえておけばという安心感があります。 哲学あるところに名言あり。 長い哲学の歴史の中...
古代ギリシャ哲学を学んでいると、「ソクラテス以前」という言葉に出会うことがあります。 ソクラテスより前の時代のことだろうな、と察しはつくかもしれませんが、どうしてそんな言い方をするのでしょうか? 普通は人名を物差しにして「以前・以後」とはあまり言いません。 この不思議な言い方は、どうして生まれたのでしょうか? どうして...
哲学を学ぶと、必ず出てくるのがドイツ観念論です。 ドイツ観念論は、18世紀末ごろから19世紀にかけて発生した思想のこと。 18世紀の大哲学者カントの思想を軸に、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルの3人によって高められてきた、近代ドイツを代表する思想です。 ここでは、哲学史に欠かせないドイツ観念論について大づかみにご紹介しま...
哲学を学んでみたいけど、ちょっと難しそうで腰が引ける……そう思っている方はいませんか? そんな方は、まずは哲学者の世界を楽しく描いた小説から哲学に親しんでみましょう。 小説なら気軽に読めるうえに、それだけ読むと理解が難しい思想も無理なく入ってきます。 初学者の方にぜひおすすめです。 ここでは、とくに読みやすく人気が高い...
現代の哲学者ホワイトヘッドは、17世紀を「天才の世紀」と呼びました。 この17世紀を中心に、その前後(16世紀のなかばから18世紀なかば)の時代を近世といいます。 この時代に、多くの後世に残る思想が生まれました。 哲学史を概観するうえでも、とくに興味深い時代です。 近世の思想界を華やかに彩った天才たちの思想と生涯をみて...
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