[育児の体験談]
兵庫県、女性 35歳主婦 娘5歳 息子1歳
私が下の子を出産した時、上の子は4歳になる手前でした。
学年で言うと4学年差になるので、それだけ離れていたら赤ちゃん返りはないものだと思い込んでいましたが、実際はそうではありませんでした。
上の娘が赤ちゃん返りをしてしまい半年続きました。その時に私が行った対処法のなかで有効だったものを3つ紹介していきます。
目次
私が行った3つの対処法
1.上の子と私と二人で過ごす時間を持つ
上の子が感じていた不安というのは、赤ちゃんにママととられたというものが大きかったように思います。
私が下の子のお世話をしているのを見ると、寂しそうにしている時もありました。
そのために夫が休みの時などは、私と上の子が二人になる時間を協力して作ってもらいました。
赤ちゃんのお世話は夫、私は娘と出かけたりするということで、娘はママを独占できる時もあるんだと嬉しそうにしていました。
2.赤ちゃんに対してお姉ちゃんだという自覚が出るように働きかける
娘には赤ちゃんを可愛がって欲しいと思っていました。
そこで私は下の子に「お姉ちゃんがいるよ」と話しかけたり、オムツを替える時には上の子に「オムツを持ってきて」と頼んだりしました。
そうすることで少しづつ「私は赤ちゃんにとってお姉ちゃんなんだ」「可愛い赤ちゃんだ」と思うようになてくれたようです。1歳になる頃には溺愛するようになってくれました。
産まれたばかりの時には「私を見て」という感じでしたが、そういったことが少しづつなくなってきました。
3.上の子が可愛かったから、もう一人赤ちゃんがほしいと思った
私が上の子に言って上の子が嬉しそうにしていた言葉があります。
それは「○○ちゃん(娘)は赤ちゃんの頃からとっても可愛かったのよ。そんな○○ちゃん(娘)を見ていて、もう一人赤ちゃんが欲しいと思ったんだよ。そして△△くん(下の子)が産まれてきたんだよ」という言葉です。
下の子は「私が可愛かったからママはもう一人赤ちゃんがほしいって思ったんだ」という理解ができて、自分に対する愛情を感じてくれたのか、すごく嬉しそうにしていました。
私はこの言葉を娘に何度も話しましたが、いつも嬉しそうにしていたことを覚えています。
赤ちゃんがえりが終わってから
下の子に世話がかかる時に、上の子が言うことを聞いてくれないとイライラしてしまいがちですが、そこで感情的になってしまうと余計に上手くいかなくなります。
こちらが冷静になって、上の子を持ち上げるぐらいにするのがちょうど良いかなと思いました。
しかし実際には私もイライラしてしまったり、娘にきつく当たることもあったので今思うと申し訳ない気持ちもあります。
ですが、この3つのことを心掛けるようにすると、徐々にですが赤ちゃん返りも落ち着いてきました。
今は1年以上経過しましたが、二人で仲良くしている姿も見られるようになりました。
姉として弟に優しく接してくれている姿を見ていると、娘は成長してきたなと嬉しく思います。
4学年差でも赤ちゃん返りはあるんだなということを経験して、大変でしたが良い経験になりました。皆さんの参考になれば幸いです。