脱毛サロンに行く前の準備・持ち物はこれ。快適な脱毛のための準備をしよう。

脱毛前にはしっかり準備をしておくことで、スムーズな施術につながり、脱毛効果を高めることにもつながります。

しかし、脱毛が初めての方にとっては、どんな準備をしておけばいいのか、何を持っていけばいいのかがよく分からないでしょう。

そこで今回は、脱毛の準備や持ち物に着目してお伝えします。

脱毛前に必須の準備や当日の持ち物、脱毛日のマナーは何に気をつければいいのでしょうか。

脱毛前に必須の準備とは?

脱毛に行けばサロンやクリニックのスタッフにお任せするだけですが、脱毛前には自分で準備しておきたいことがあります。

準備を怠ると脱毛できない可能性もでてきてしまうので大事なポイントです。

脱毛前に必須の準備とは何なのでしょうか。

紫外線対策と保湿を心がける

脱毛日前日までに日頃から準備しておきたいのは、紫外線対策と保湿です。

光脱毛やレーザー脱毛は、日焼けや乾燥がひどいと肌トラブルのリスクが上がるため、日焼けと乾燥は絶対に避けるべきだからです。

脱毛期間中は必ず日焼け止めを塗るほか、日傘や帽子などのアイテムも併用して日焼けしないようにしましょう。

刺激が少ない保湿液をたっぷり塗って、肌が乾燥しないように状態を整えておくことも大切です。

ムダ毛の自己処理をしておくこと

光脱毛やレーザー脱毛前にはムダ毛の自己処理が必須です。

事前に自己処理するように言われるでしょうから、サボらず確実に処理してください。

自己処理が必要なのにしてこないことで、以下のデメリットがあります。

  • 脱毛を断られる
  • シェービング代がかかる
  • 脱毛にかける時間が減ってしまう
  • 迷惑な客だと思われる

ただし、毛抜きは厳禁です。

毛抜きは毛周期に影響しますし、肌が傷ついたり炎症を起こしたりするリスクがあります。

カミソリも肌を傷つけやすいため、できれば電気シェーバーで処理しましょう。

電気シェーバーと言っても1,000~2,000円ほどで購入できる商品が多いので、脱毛するなら持っておく方がいいでしょう。

自己処理のタイミングとしては、理想は脱毛日2日前。

脱毛日までに毛が伸びきらず、万が一自己処理で肌が炎症しても落ち着いてくる頃になるため、脱毛を断られることが少ないでしょう。

体調を整える

脱毛は肌状態だけでなく、体調も万全にしておくべきです。

体調が悪いと脱毛後の肌トラブルを引き起こしやすくなりますし、施術中に同じ体勢でいることで余計に気分が悪くなることもあります。

普段から体調管理には気を配ることが大切ですが、特に脱毛日前日が重要です。

睡眠をたっぷり取り、脂っこいものや暴食は避け、ヘルシーな食事を心がけるなどして体調を整えておきましょう。

薬を飲まない、飲むなら申告する

服薬は、種類によっては脱毛できないことがあります。

脱毛日には服薬状況を確認されますので、可能なら薬を飲まないこと、飲むのであれば必ず申告するようにしましょう。

どの薬を飲むと脱毛できないかどうかは、サロンやクリニックのスタッフの方から指導があるはずです。

また、生理痛や頭痛などで市販の鎮痛剤を飲む場合、そもそも体調がよくない状態で脱毛を受けるリスクがあります。

無理せず脱毛をキャンセルすることも検討しましょう。

脱毛日当日の持ち物は何を準備する?

脱毛日当日は何を持っていけばいいのか分からない方も多いでしょう。

必須の持ち物についてはサロンやクリニックで指示されますが、指示されなくてもあった方がいい持ち物がありますよ。

紫外線対策グッズ

脱毛中は日焼けNGですが、脱毛日当日に関しては、脱毛効果を下げるリスクがあることから事前に日焼け止めを塗ることができません。

脱毛した後に紫外線対策できるように、日焼け止めを持っていきましょう。

ただし、脱毛後の肌状態によって日焼け止めを塗れないことがあります。

日焼け止めのほか、日傘や帽子、UVストールやカーディガン、サングラスなど、紫外線対策グッズをいくつか持っていく方が安心です。

メイク直しグッズ

顔脱毛の場合は脱毛前にメイクを落としますし、顔脱毛以外でもうつ伏せになったりすることでメイクが崩れてしまいます。

メイク直しグッズは持っていくといいでしょう。

脱毛後には専用スペースでメイク直しをさせてもらえることがほとんどで、基礎化粧品なども用意されていることもあります。

ただ、脱毛後は肌状態が敏感になっていることから、普段から使い慣れたものの方が適しています。

できれば普段使っている化粧水やメイク用品を持参したいですね。

ウェットティッシュ

VIOラインやワキの脱毛をする方はエチケットとして、ウェットティッシュを持っていきましょう。

VIOラインは汚れが付着しやすく蒸れやすいですし、ワキも汗をかきやすいのでニオイが気になってしまいます。

可能であれば事前にシャワーを浴びる方がいいのですが、仕事帰りなどでシャワーが難しい場合もあるでしょう。

デリケートゾーンにも使えるタイプのウェットティッシュや、赤ちゃんのおしり拭きも意外とコスパがいいのでおすすめです。

電気シェーバー

自己処理をしっかりしてあれば問題ないのですが、剃り残しが多いなどを理由に脱毛を断られてしまうケースもあります。

念のため、電気シェーバーを持っていくといいでしょう。

顔用のヘッドが小さいタイプであれば肌への刺激が少なく、どのパーツにも使えます。

電気シェーバーは脱毛前の自己処理に使えるものなので、1つ持っておくと便利ですよ。

ヘアゴム

脱毛中は髪が施術の邪魔になることがありますので、長い方はヘアゴムで髪を束ねるようにしましょう。

ヘアクリップやヘアピンだと、仰向けになったときや体勢を変えるときに危なく邪魔になりますので、普通のヘアゴムがいいでしょう。

髪に結んだあとがつくのが気になる方は、シュシュやスプリングゴムなどを使うとあとがつきにくいのでおすすめです。

スケジュール帳

脱毛日には次の脱毛の予約を入れることが基本ですから、スケジュール帳を持参するといいでしょう。

スマホにスケジュールを入力しておいてもいいですね。

脱毛日に予約を入れず、帰宅してスケジュールを確認してから...とすると、その間に予約が埋まってしまいます。

人気のサロンやクリニックほど希望日の予約が取りにくくなりますので、できるだけ早めに入れておきたいもの。

その日に次回の予約を入れることで、予約の取りにくさを感じにくくなるでしょう。

スケジュール帳やスマホには、通常の予定だけでなく生理周期も入れておくと、次回の予約時に生理が重なってキャンセルしなくて済みます。

着脱しやすい服装

脱毛箇所にあわせた服装で行きましょう。

上半身の脱毛をするのにワンピースで行くと、全部脱がないといけないので不便です。

上下別々の着脱しやすいゆるい服装で行けば、着替えもスムーズでサロンやクリニックに迷惑をかけませんし、脱毛後の敏感な肌に衣類が擦れてしまうこともありません。

紫外線対策を兼ねることを考えても、UV仕様のカーディガンやロングスカート、ワイドパンツなどがおすすめです。

そのほかサロンやクリニックで指示されたもの

ここまで紹介した持ち物以外に、サロンやクリニックで指示されたものがあれば必ず持っていくようにしましょう。

サロンやクリニックで用意しているものであれば貸してもらえますが、用意していないと予約日の取り直しになってしまう恐れもあります。

脱毛は一定の間隔で通うことで脱毛効果が高まるものですから、持ち物を忘れてその日は脱毛できないなんてことがないようにしたいですね。

脱毛日は荷物が多いからナイロン製のバッグがおすすめ

脱毛日の持ち物はそれがないと脱毛できないという物は少ないですが、サロンやクリニックまでの行き帰りを考えると持っていきたい物が多数あります。

想像以上に荷物が多くなってしまうので、バッグはナイロン製で容量の多い軽いタイプがおすすめです。

ママであればすでに持っているかもしれませんが、ママ以外でも1つあると使えるのがマザーズバッグ。

赤ちゃん連れで荷物が多くなるママのために機能性に優れていて、見た目がお洒落なものもでています。

脱毛用に持っておくと、ジムや旅行など何かと使えますよ。

マナー違反だと思われる脱毛前の行為は?

脱毛前には準備万端にしておくだけでなく、「これをやるとマナー違反になる」という行為だけは避けなくてはいけません。

ここからは、サロンやクリニックに迷惑をかけたり、脱毛を断られてしまったりするマナー違反行為について紹介します。

日焼けや極度の乾燥

日焼けや極度の乾燥は脱毛時の痛みや肌トラブル、脱毛効果を下げる恐れがあるなど、何一ついいことはありません。

脱毛期間中は海やバーベキューなどの日焼けしやすいイベントは極力避け、いつも以上に紫外線対策と保湿を心がけておくべきです。

脱毛では日焼けや乾燥はマナー違反となりかねないポイントですから、特に気をつけるようにしましょう。

脱毛日にボディークリームを塗る

ボディークリームは肌の乾燥対策として普段塗ることはとてもおすすめです。

ただし、脱毛日当日に関しては、クリームが膜となって光やレーザーが反応しにくくなってしまい、脱毛効果を下げることにつながります。

普段からボディークリームをしっかり塗っておくようにすれば、当日に塗らなくても極度の乾燥を防止できますので、当日だけはやめるようにしましょう。

飲酒や激しい運動、マッサージ

脱毛前後に血行が極端によくなる行動をすると、脱毛時の痛みや脱毛後の炎症、かゆみなどにつながってしまいます。

飲酒、激しい運動、マッサージのほか、岩盤浴や熱いお風呂なども避けるようにしてください。

遅刻や当日キャンセル

遅刻や当日キャンセルは脱毛にかぎらずマナー違反ですが、脱毛業界は遅刻や当日キャンセルに特に厳しく、ペナルティを設けていることもあります。

場合によってはその日の脱毛を断られてしまったり、追加料金の支払いが発生したりということもあります。

ただし、やむをえない事情でどうしても遅刻や当日キャンセルになることもあるでしょう。

そのときはすぐにサロンやクリニックに電話を入れて事情を説明すれば分かってもらえることも多いです。

連絡なしの遅刻やキャンセルだけは避けましょう。

生理なのに嘘をついて脱毛を受けようとする

VIOラインの脱毛をされる方については、生理中は原則脱毛できませんので、予約を取り直すことになることが多いです。

しかし、予約を取り直すのが面倒だという理由で、生理なのに嘘をついて脱毛を受けようとする人がいます。

生理中にVIOラインの脱毛をすると、肌が敏感になっていることで肌トラブルが起こりやすいだけでなく、施術台やスタッフに経血がついて感染症の恐れもあります。

「これくらいいいだろう。」と思っても重大なマナー違反につながりますので、生理になったらすぐに連絡をして予約を取り直すようにしましょう。

デリケートゾーンの汚れやにおい

脱毛前には特にシャワーを浴びるように指示されませんが、VIOラインの脱毛をする方に関しては浴びるのがマナーだと言われています。

デリケートゾーンは汚れが付着しやすく、蒸れてにおいがこもりやすいため、施術スタッフはマスクをしていても大変な思いをしてしまいます。

どうしても脱毛前にシャワーを浴びる時間がない場合は、トイレのビデを使う、ウェットティッシュでしっかり拭くだけでも違います。

マナー違反をしないための心構え

脱毛は日常生活上でのマナー違反行為を守ればいいだけでなく、脱毛ならではのマナーも存在します。

特に初めて脱毛に行く方は何をしていいのか、してはいけないのかが分からないことも多いはず。

初回カウンセリングで注意事項をしっかり確認し、疑問や不安は事前の問い合わせでクリアにしておくことが大切です。

また、脱毛はあくまでも対人サービスだと心得ることで、サロンやクリニックのスタッフや他のお客様に迷惑をかけない行為は何なのかが見えてくるでしょう。

無料カウンセリングに行く際の持ち物は?

最後に、契約前の無料カウンセリングに行く際の持ち物も確認しておきましょう。

無料カウンセリングについては、必要なものがあれば事前に指示されますが、契約前なので基本的には必須の持ち物はありません。

カウンセリング日に体験やパッチテストなどを予約している場合は、着脱しやすい服装で行くことを心がければ十分でしょう。

お薬を常飲している方は、お薬手帳があれば、脱毛時に飲んでもいいかをカウンセリングの段階で教えてもらえるので便利です。

また、その場で契約をしてきたいと考えている方は、身分証明書や印鑑があれば契約がスムーズです。

最後に

いかがでしたか?今回は脱毛に行く前の準備や持ち物、マナーについて紹介しました。

脱毛中は日常生活の中でも気をつけたい点が多数あります。

効果的な脱毛につながるためにも準備や持ち物、マナーについてよく理解しておき、気持ちよく脱毛を受けるようにしましょう。

おすすめの記事