子育てに疲れてもう限界!育児をやめたいと思った時に立ち直るコツ。

子育てをしているママにとって、誰しも一度は「子育て疲れたな…」と思うと思います。

可愛い我が子を前にして、こんなことを思うなんて私はママ失格なのかな?なんて自分を追い詰めないでください。

疲れるということは、子どもとそれだけ向き合えている証拠です。真剣に子どもと向き合っているからこそ、疲れるしイライラするんです。

そうはいっても、疲れたままの気持ちで過ごすのは育児ノイローゼの危険もあるのです。

そうならないために、子育てに疲れた心を解放するためのコツをお伝えします。

一人になりたい。はわがままじゃない

子育てが始まると、子どもが幼稚園に行くぐらいまでは24時間休みなしで続きます。<責任感が強く、真面目なママほど一人で背負いこみがちです。そもそも育児はママだけの仕事なのでしょうか?

それは絶対に違います。パパや祖父母など親族はもちろんですが、一時保育などの行政サービスにも頼るべきなんです。その理由は仕事だけではなく、ママのリフレッシュだって立派な理由です。

私にも娘がいます。娘の首がすわったくらいから、自分の母親にみてもらって子どもを産む前と同じ2ヶ月に1回美容室には行っています。お金も時間もかかりますが、これは最低限のメンテナンスだと思っています。

幸い、周りに余計なことをいう人はいないですが、中には旦那さんでさえそれをいい風にはみてくれないという人もいますよね。ママなんだから、そんなことにお金使ってないで子育てをするべきだと言われたという声も聞きます。

「休みの日くらいやすませてくれ」

旦那さんにこんな風に言われた人は少なくないと思います。でも、それを言ったらママはいつ休むんですか?という話じゃないですか。なので、私はもう周りの声なんて気にせず、自分の母親と予定を合わせて、美容院だけは必ず行っています。

2ヶ月に1回2〜3時間ですが、たったこれだけの時間でも、子どもと離れて一人になれる時間があるというのは、とても大事です。少しの時間離れて過ごすことで、より大事に思えるので、自分を追い詰めないためにも、一人の時間はとても大事です。

〜べきをやめて、完璧を捨てる

真面目なママほど〜べきという考え方をしているように思います。

  • きちんとした子育てをするべき
  • 子どもの食事は手作りであるべき
  • 子育てのためにママは自分を犠牲にするべき

このような〜べきという考え方をしていると、自分で自分をどんどん追い詰めていくことになってしまいます。うつ病や育児ノイローゼになる人の多くは、完璧主義者だということをご存知ですか?

完璧にしなきゃいけない・きちんとしなきゃいけない。そんな風に思って自分を追い詰めないでください。子どもの食事がレトルトでも子どもは育ちますし、睡眠時間が多少遅くたって問題なく育つのです。

私自身は、育児書なんてほとんど読んでいません。その理由として、育児書通りに子どもが育つなんて思えなかったし、育児書の基準より我が子の成長が遅かったら悩むと思ったからです。

「生後何ヶ月でこれができる」そう書いてありますが、できる子もいればできない子もいるんですよね。あくまであれは一つの基準で、早かったからいいとか遅かったからダメだとかということではないんです。

一つの例としてですが、私の娘は寝返りをしたのが生後10ヶ月前後でした。かなり遅くて心配しましたが、その後の成長をみていると「慎重派」なんだなと気づきました。

できることをやりながら成長していく「挑戦タイプ」もいれば、うちの娘のようにできる!と確信を持ってからやりだす「慎重タイプ」がいるんですよ。

結果、着地点は同じなんですが自分の中に確信がもてるまでやらないわけですから、やり始めは遅くなるわけです。でも成長が遅いわけではなく、その上達を見せるか見せないかの違いだけなんです。

私は、この慎重派という結論にたどり着いてから、「生後◯ヶ月でできること」のようなサイトを見るのをやめました。みても不安だったりストレスだったりでろくなことがないからです。

なので、育児に疲れて自分が色々完璧を目指してるなと思ったら、手元の育児書を見るのをやめてみてください。のんびりと子どものペースに合わせた育児をしてみてください。

私は、この育児書や発達の早い子と比べないようにするだけで、かなり楽になりました。

息抜きを見つける

ずーっと家にいると息がつまりますよね。子どもとどこに出かけるにも子供目線なのでママは楽しくないことも多いですよね。週に1度でも月に1度でもいいので、ママが行きたいところにお出かけしてみてください。

私の息抜きは、昔から知っている人のところへ一緒にトレーニングに行っています。パーソナルなので、娘が一緒にいけるから続けられているんですが、これが大正解なんです。

私の息抜きはもちろんの事、娘も楽しんでくれているので一緒に週に1度息抜きができる場所となっているんです。お金はかかりますが、費用対効果は抜群です。

今は、親子ヨガやマッサージなどもありますので、色々探して行ってみてください。ママの息抜きは本当に大事です。トレーニングも体を動かすのもですが、定期的に親しい大人と話す機会があるというだけでも気持ち的にかなり違います。

子どもと話していても、どこか一方通行なので大人と話したいと思うんですよね。夫以外の大人と話す機会がないというのは、気持ちの中で負担が大きいです。

なので、同じ子育て中の友人とランチにいくのもおすすめです。同じ子育て中であれば、たわいもない愚痴も言い合えてストレスの発散になりますよ。

SNSをやめる。

先ほどの育児書に通じるところもあるんですが、子育て関係のSNSを見るのはやめましょう。なぜかと言いますと、SNSに載せることってとびきりよくできたお弁当や子どもが何かを達成できた時など、「できた」の報告ですよね。

育児に疲れたな・・と思っている時に、そういうキラキラした投稿を見ると余計に疲れます。そして、「私はダメだな・・」なんて思ってしまうこともあるとおもうんですね。

でも、そのSNSは「特別な瞬間」なだけで、それが毎日ずっとなわけありませんから。綺麗なお弁当を載せているママだって、載せてない時のお弁当は手抜きしていることもあるんです。

SNSのキラキラと毎日の自分を比べて落ち込むことは、あまりに不毛です。そういうキラキラに触れないことで、少し気持ちが楽になるかもしれないです。

日記をつける

自分の素直な気持ちを何かに書くことで、アウトプットするというのは非常に大事です。そうすることで、自分でも気づいていなかった気持ちに気付けたり自分の気持ちが整理できたりするんです。

これ間違ってもSNSに書くのはやめましょうね。SNSでも非公開ならOKですが、公開でやってしまうと、例えば子どもの発達について悩んでいる内容をかいたとします。

自分は真剣に悩んでいるのに、発達の早かったママから「うちは〜」なんていうマウンティングにあって余計落ち込むことになりかねないのです。

なので、悩みや気持ちの整理は日記帳などのあまり誰にもみられないところでやるのがおすすめです。意外といるんですよ。人の悩みにマウンティングしてくる人が。

でも、そんな人に惑わされて落ち込むのは、馬鹿らしいのできっかけを作ることからやめちゃいましょう。

育児に疲れたら離れてみて。

たとえ1時間でも2時間でもいいんです。一人でゆっくり考える時間をとってみてください。誰かに預けるのが難しいのであれば、子どもが寝た時にゆっくりとティータイムにしてみてください。

いつもは子どもと一緒に食べるおやつも、その時ばかりは一人の時用にちょっといいものを用意して本を読むでもDVDを見るでもいいじゃないですか。とにかく「自分の時間」を確保してください。

寝てる間に家事を!なんて完璧な事をしなくていいんです。多少埃があったって死にませんし、洗濯物がたためていなくても誰も何も困りません。ママがストレスで倒れたらみんなパニックになり、困るどころの話じゃないんです。

なので、適度なリフレッシュタイムは必ず確保するようにしてください。

ママのリフレッシュは必要経費。

たまのランチや私が行っているようなパーソナルトレーニングなどの費用を「贅沢だ」という人もいます。夫は働いているのに、私が息抜きなんて・・などと思わないでください。

夫には「休日」があります。もちろん、その休日に率先して育児を交代してくれるできた人もいますが、多くの旦那さんは違いますよね。「休日ぐらい自分の時間を過ごしたい」と旦那さんが思うということは、ママだってそう思っているのです。

旦那さんの休日は、いつもの育児に加えて家事が増えます。子どもと二人なら適当に済ませているお昼ご飯もつくらなきゃいけないなど、旦那さんが何もしないとママの仕事は増える一方です。

家事をしているのに、「子ども泣いてるよー」とスマホみながら言われたらママのストレスは爆発寸前です。爆発してしまってからでは遅いので、爆発を未然に防ぐためにもママのリフレッシュは必要なのです。

普段は子どものものが中心のお買い物も、たまにはママの服を買ってもいいじゃないですか。独身時代に好きだった事で今できそうな事をやってみてください。もちろんお酒を飲むなどは無理かもしれないですが、できることもあるはずです。

あれもこれもできなくなったな。とかんがえるよりも、あれは今でもできる!とできることに目を向けたほうが、楽しく毎日を過ごせます。子どもを産んでから、私の時間がないな・・と悲しくなる気持ちもすごくわかります。

でも、そうやって考えても現実が変わるわけではないので、許す範囲のお金を使ってできる事を増やせるのならそれはとてもいい事だと思います。

ストレスは万病の元とも言いますよね。それくらいストレスを貯めるということは怖いことなんです。お金がかかるから・・と諦めていることがあるなら、チャレンジしてみてください。

一人でやるのに罪悪感を感じるのであれば、子どもと一緒にできることから始めるのがおすすめです。奥さんがお金を使うのにいい顔をしない旦那さんでも、子どもと一緒だというとすんなりいいんじゃない?という人も多いからです。

コツは休日は自分で作る。

時間で決めてもいいですし、日曜日など旦那さんが家にいるときは基本やすみ!としてもいいですよね。子どもは待ってくれないですが、旦那さんはおとなですから、自分のことは自分でできるはずです。

私が実際にしていることなんですが、夫の洗濯物は畳んで置いておくだけです。クローゼットに仕舞おうと思えば、自分でしまうでしょうし新しい服が欲しければ勝手に買えばいいんです。

掃除や炊事はやりますが、夫個人のことに関しては私はほぼやりません。産んだ覚えのない長男はいらないからです。自分のことは自分で。をやってからかなり楽になりましたよ。

育児に大変な時まで「夫」のお世話までする必要はないと思っています。ママに余裕のある時とない時で、「捨てる家事」のリストを作っておくのもいいです。疲れてきたらこれはやらない!と最初から決めてしまえばできてない・・と落ち込むこともないですからね。

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