共働きが辛い!限界を迎えつつあった私が乗り切れたコツとは?
共働きで育児をしていると、ママはどうしても追い詰められがちです。誰のサポートも得られずに「なんで私ばっかり・・」と追い詰められることもあると思います。
家庭では家事も育児も中途半端な気がしてしまうし、仕事は仕事で残業もできず中途半端に業務を残して帰る日々・・。
会議にも出られなかったりやっと出席できると思った勉強会の日に限って、子供が熱を出す・・。
こんなことが続けば、疲れを通り越して心が折れそうになりますよね。そんな共働きママの大変だった日々そしてそれを乗り越えるためのコツをお伝えします。
目次
慣れない育児と今までと違う仕事のペースに疲れる
子供が生まれて仕事に復帰するタイミングはまだ育児が始まったばかりの頃です。赤ちゃんから子供に成長し、自我が芽生え始めママの対応も日々変化を求められる時だと思います。
そんな時に、ブランクのある仕事が始まればしんどくないはずがないですよね。
出産前と同じ環境とも限らないし、自分が思っているような仕事はできないかもしれません。仕事をしていても、容赦無く「熱が出たのでお迎えお願いします」と電話がかかってきます。
ろくに仕事ができず早退をする日々で、ストレスもたまりますし、同僚からの冷たい空気感に耐えられないという声も聞きます。そんな日々で共働きがとても辛く感じてしまう気持ちはよくわかります。
ピークにつらいのはイヤイヤ期!
仕事も思うようにできず、家に帰ると子供のイヤイヤに振り回されるイヤイヤ期がおそらく一番辛い時期じゃないかと思います。
0歳代の頃はまだ自我もない赤ちゃんなので、寝てさえくれてれば楽ですよね。
そこに自我の芽生えた幼児になってくると、大変です。せっかく作った食事を食べなかったり、お風呂や着替えそして歯磨きなどありとあらゆることを嫌!と拒否されるママのストレスは計り知れないです。
夫が育児を多少手伝ってくれても、結局このイヤイヤが始まればママに戻されるので、子供のイヤイヤ対応はママがやらざるを得ないことも多いのです。
なので、復帰のタイミングにもよりますが、一番保育園に入りやすいと言われている0歳で子供を預けて復帰したとなると、少し子供もママも仕事や保育園に慣れて軌道に乗り始めた頃にこのイヤイヤがやってきます。
一方で、1歳クラスでの復帰となると保育園や仕事に慣れながらのイヤイヤ対応という可能性もあるので、ものすごく大変です。
乗り越えなければいけないとわかっていても、かなり辛い時期を過ごすことになってしまいます。
2人目ができるとさらにハードになる
子供が1人ならまだなんとかなりますが、この怒涛の日々で妊娠〜出産そして復帰となると、その辛さは半端じゃないです。どちらが先かは私にはわかりませんが、体力的に疲れてくると精神的にも疲れますし、その逆も然りです。
体力的そして精神的に疲れてくると、子供のイヤイヤにも冷静に判断できなくなってしまいます。
「自我が芽生えてきている証拠で、成長の証だ」と頭ではわかっていても、自分に余裕がなければ、ついついきつく怒ってしまいます。
つい怒ってしまうと、そのあと自己嫌悪に陥ることも少なくないです。
2人目ができると、上の子は自分に構って欲しいのもあり、イヤイヤやわざと失敗するなど、親の気を引こうとして色々やってしまう子もいるといいます。
産まれてみないとどうなるかなんてわかりませんが、2人目が産まれてからの共働きはさらにハードなものになります。
少し楽になり始めたのは、2人目が2歳を迎えた頃
これは、友人に聞いた話なのですが、辛い共働きが楽になってきたのは下が2歳で上が5歳の頃だと言っていました。
下のイヤイヤはあるけれど、上の時を経験していて自分自身に余裕があり、上の子がお手伝いをしてくれるようになったのは大きかったそうです。
1人経験している分余裕がもてる
そして、その頃になると自分自身が育児に慣れてくるのがとても大きいんだそうです。
出勤からお迎えそして家事育児とやることの大変さは変わらないですが、余裕を少しでも持ってできるのと、全く余裕がないのとでは毎日の辛さが全然違うんだそうです。
仕事でも慣れてくると、自分なりのペース配分ができるようになりますよね。育児もそれと同じで、自分なりのやりやすいペースができるのです。
もちろん、今でも仕事の繁忙期などはとても辛く感じるとは言っていました。
でも、仕事が通常のペースだと復帰したとき毎日感じた「辛い・・仕事やめようかな・・」という思いはなくなったそうです。
先日友人に会った時に、私も2人目を考えているので、色々話を聞いてきました。
すると、友人は「最初はしんどかったし、仕事やめようかなって思ったけど、やめなくて本当によかった」と言っていました。
確かに共働きはしんどいけど、2人目の育休の時ずっと2人の子の相手だけして毎日が終わっていくのを体感したら、自分が自分で無くなるような気がしたんだそうです。
仕事をしているというのは、お金稼ぎももちろんですが自分の時間が少しは持てているということが、自分にとっていい気分転換にもなるといいます。それは私も少しわかります。
子供と過ごす時間ももちろん楽しいのですが、1日近所のスーパーぐらいしか行かない日を過ごしていると、どうにも社会に取り残されたような気がしてくるのです。
仕事をしていると確かに辛いです。しんどいですが、1人経験している分ある程度はどっしり構えていられますよね。
というのも、最初はろくに保育園にも通えないぐらい体調を崩されることもストレスだったのですが、その辺りも2人目だとわかっているので、会社ともその前提で仕事の予定が組めるのが大きいですね。
上の子が少し手伝ってくれる
家に帰って家事をする時に、ママが1人で行うのは大変です。そんなに大人と同じレベルでのお手伝いはもちろん無理ですが、「1人じゃない」と思えるのが大きいと友人が言っていました。
家事だけじゃなく、ママが料理をしている時に下の子を上の子がみていてくれるのもとても助かるんだそうです。
面倒を見てくれるだけではなく、上の子がママに構って構ってとされると、危なくて料理どころではありませんから。
子供が1人でイヤイヤ期に入ると、何をしても泣いていたり何をしてもいや!と言われたりでママの疲労は溜まる一方です。
そこで上の子がお姉ちゃん気質を発揮してくれるようになると、ママの疲れもグッと減るのです。
私が乗り切ったコツとは?
ここからは、私が共働きの辛さを乗り越えた話をしたいと思います。今でもしんどいのはしんどいです。でも少しの考え方の変化と生活を変えるだけで嘘のように楽になりました。
ポイントは無理をしないことです。あれこれ頑張ろうと思う気持ちを捨てたら見える景色が随分変わったのです。
子供と一緒に寝る。
子供が寝たあとはママの自由時間です。そのため、とりあえず子供が寝てから家事をしようと夜遅くまで起きているママも少なくないと思います。私も共働き当初はそうしていました。
でも、それが共働きを辛くしてしまう原因なのだとなんとなく気づいてからは夜の家事をやめました。子供を寝かせるのが21〜22時なので、その時に一緒に私もベッドに入ってしまいます。
そして、眠れないならそのままスマホを見てのんびりしますし、疲れて眠いのであればそのまま一緒に寝てしまいます。要は自分の疲れに合わせてのんびり過ごすことが大事なのだなと気づいたのです。
共働きママの朝は早いです。その上夜遅くまで家事をしていると、回復するものも回復できません。
多少家事が溜まっていても困らないですし、もし夫が「家事終わってないのに寝るの?」なんて言ってきたら「代わりにあなたがやって」と言ってやりましょう。
家事分担も大事ですが、余裕のある方が余裕のない方をカバーするという考え方の方が大切だと私は最近思います。
完璧にやろうと思わない
仕事も家事も育児も全て完璧にできれば、それは素晴らしいことだと思います。
でも、私にはそれが不可能だと思ったので早々にその思いは捨てました。仕事も時間内にできることをやればいいなと思いますし、家事も最低限子供にご飯を食べさせられたらそれでいいんです。
育児だけは手を抜けないと思いがちですが、育児こそ正解のない戦いなのでどこまでやるべきなのかは、悩みのタネですよね。
育児の正解は子供が大人になってからしかわからないので、余計にその時の最善を尽くしてあげたいと色々試行錯誤するものです。
しかしながら、正解がわからないからこそ私はできるだけのことでいいやと思うようになりました。子供と私自身が一緒に笑顔で過ごせるのが一番大事なのかなと今は思えています。
自分のペースを押し付けない
私には私のペースがあるように、子供にも子供のペースがあります。何をするにも大人よりゆっくりなのが子供です。
でも、ママには時計を気にして動かないといけない現実もあります。
「早くしなさい!」言ってはダメだとわかっていてもつい口にしてしまいます。
そして、この「早くしなさい!」という言葉はイライラの一口な気がしています。早くしなさい!と言ってみても、子供が早くしてくれるわけではありません。
ママの言い方によっては「早くしなさい!」と言ったあと子供が泣き出してしまって余計に時間がかかるなんてこともよくあります。
こう思えるようになったのは、本当につい最近ですが、子供のペースに任せようと思っています。
もちろん朝は、そうも言ってられないので「あと◯分たったらママがお着替え手伝うからねー」とこまめに声かけしています。
これをしないでいきなり着替えさせると「自分でー!」となってまうところが、この声かけをすることで、すんなりやらせてくれるのです。
子供のペースで自由にと諦めたら楽になった
私もどちらかといえば、自分のペースで自由にさせてほしいタイプなのです。なので、子供もそうなのだろうなぁ・・と思ってからはあまり気にしないでいます。
以前は特に急がない時でも「早く!」と言ってしまっていたんですが、それをやめてからは私も子供も楽になったような気がしています。
遊びも支度も全て子供のやりたいようにさせてあげたら、癇癪もかなり減りました。
ダメなことはダメと言わないといけませんが、そうでないことは別に急かすことでもないなぁ・・と感じるようになれました。
もちろん声かけはしています。これをやめてしまうと延々出かけられなくなってしまいます。
夫に何か言われても気にしない
これが一番大切な気がします。育児や家事を手伝ってくれる夫ならもちろん意見は聞かないといけません。ですが、家事も育児も手伝わない夫の小言なんて聞かなくていいんです。
- 「家事残ってるよ?」
- 「いつも家散らかってるよね」
- 「ご飯これだけ?」
などあげだしたらキリがありませんが、このような嫌味にいちいち反応していたらストレスでおかしくなってしまいます。我が家でも当初は色々言っていた夫も私が一度「手伝わないくせに嫌味ばっかり言ってて楽しいの?」と言い返してからは何も言わなくなりました。
食べたいものがあれば、事前にいえばお惣菜を買って帰りますし、散らかっていたり家事のやり残しが気になるなら夫が自分でやればいいんです。ここまで開き直れるまでには時間がかかりましたが、家事は一番緊急性のないことなんです。
夫に何か言われるなら「自分でやって」と言ってやりましょう。
ママのペースでいいので、祖父母などの声は気にしない
私も義母からちょこちょこなにか言われてますが、まったく気にしていません。だって娘の様子を毎日見ているのは私です。
年に数回しか会わない人に「あれこれ」口出ししてほしくないんです。
育児の先輩ヅラして色々言ってきますが、数十年前の育児の知識が何の役にたつんだという話です。我が家の場合のは義母が何か言ってきても私は一旦必要最低限のことだけ返信します。
そして、電話の要求だった場合は、旦那が帰ってきてから「お義母さん電話してほしいみたいだよ」と伝えます。親子で話せばいいことでなぜ私が話さないといけないのかの意味がわからないからです。
きっと育児の謎の上から目線のアドバイスをしたいだけなんですが、そんなものを聞く時間は私にはないのです。
仕事や家事育児の疲れが倍増するだけなので、祖父母になにか言われても無視するのが一番ですよ。
まとめ
いかがでしたか?共働きが辛いなと思ったら、一番辛いのが何かを考えてみましょう。そして辛いのが育児なのだとしたら、子供のペースに任せて「なるようになる」と開き直ってみましょう。
そして、育児は夫婦2人でやるものなので、祖父母の口出しには耳を傾けないことです。
私の基準ですが、祖父母の口出しに耳を傾けてよかったことは一度もありません。自分を強く持って共働きの辛さを乗り越えてくださいね。