未成年でも脱毛したい!未成年の脱毛事情と親を説得する効果的な方法

脱毛したいと思う年齢は人によって異なりますが、実は未成年こそムダ毛が気になりやすい年ごろです。

未成年と聞くと脱毛サロンやクリニックでの脱毛が難しいと思われがちですが、本当のところはどうなのでしょうか。

今回は、未成年の脱毛事情と親への説得方法を紹介します。

未成年のムダ毛の悩み

「まだ若いからムダ毛なんて気にしなくていい。」

それは、大人の言い分であり、未成年の子たちはムダ毛に多くの悩みを抱いているでしょう。

まずは、未成年のムダ毛の悩みを紹介します。

自分と他人の見た目が気になるのが未成年の特徴

成人すると内面を磨くことに意識が行くようになりますが、未成年はとにかく見た目を気にします。

自分と他人の見た目を比較し、人より毛深いことに強いコンプレックスを持つこともあるでしょう。

大人になれば人に気を使うことを覚えますが、未成年はまだ相手の気持ちを考えずに発言してしまう子もまだ多いもの。

ムダ毛についての心ない一言に傷ついてしまうことがあるはずです。

異性の目を意識する年頃

思春期になると、とにかく異性の目を意識するようになります。

初めて彼氏ができたり、好きな男の子がいたりすると、今よりもっと可愛くなりたいと思うものです。

鏡を見て自分の顔や体を毎日隅々までチェックする子もいるでしょう。

ムダ毛が1本でもあると、男の子にバレていないかヒヤヒヤしてしまいます。

スポーツ女子はワキと手足が気になる

大人になると人前でスポーツをする機会がほとんどなくなりますが、未成年は多数あります。

運動部に入っているような子は、Tシャツやユニフォームを着ることがあり、ワキや手足が特に気になる部分です。

高校生までは水泳の授業がありますし、大学に入ってもサークルや友達同士でプールに行く機会もあるでしょう。

ムダ毛があるとせっかくのスポーツを楽しむことができず、残念な気持ちになります。

露出ファッションは未成年の特権

ノースリーブにミニスカート、背中の開いたトップスなど、さまざまな露出ファッションがありますよね。

露出ファッションは年齢を重ねるごとに難しくなります。

やけにセクシーになってしまったり、体型の崩れがでてきたり、若作りしている感じがでてしまったりするからです。

その点、未成年の露出ファッションは、健康的で元気があり、見ていて嫌な気分になるものではありません。

露出ファッションは未成年の特権とも言えるでしょう。

しかし、ムダ毛があるとせっかくの露出ファッションも自信をもって楽しめませんよね。

特に、ワキ、背中、手足は人から目が行きやすい部分なので気になってしまいます。

未成年の脱毛事情

ここからは、未成年の脱毛事情を解説します。

CMやインターネットで脱毛サロンやクリニックの広告を見て「未成年だけど脱毛できるのかな?」と考えるケースもあるでしょう

未成年でも脱毛できる?

以前の脱毛業界では、未成年は脱毛を断られることが多かったですが、現在では未成年でも脱毛してもらえるケースが増えています。

ただし、成人と違い条件つきでの脱毛になりますので、未成年で脱毛を考えている方は注意が必要です。

また、ひとくちに未成年といっても、何歳でも許可されるわけではありません。

サロンやクリニックによって異なりますが、下限の目安は15~18歳です。

それより下の年齢になると、条件つきでの脱毛が難しいケースがほとんどになります。

中には7歳以上の「ライト脱毛」を実施しているサロンもありますが、その場合は親同伴が原則になります。

未成年でも親の同意書があれば可能

未成年が脱毛してもらう条件の1つは親権者の同意書持参です。

現在、多数のサロンやクリニックでは、親権者の同意書があれば、未成年が1人でカウンセリングに来ても受けつけてくれます。

ただし、その場合でも生理が順調にあるかを確認されたり、分割の場合は親権者への電話確認がされたりと、サロンやクリニックによって対応が異なります。

未成年でも大学生なら大丈夫なのでは?と思う方もいるでしょう。

大学生だろうと高校生だろうと、その立場にかかわらず年齢で制限しているケースが多い傾向にあります。

親と離れて暮らしている場合は、同意書を郵送してもらうなどして必ず取り寄せる必要があります。

年齢によって親の同伴が必要な場所もある

同意書だけではなく、親の同伴が必要なサロンやクリニックもあります。

高校生以上で同伴が必要なケースは少ないものの、一部のクリニックでは、20歳未満の場合に親の同伴を義務づけています。

サロンやクリニックのこうした条件は途中で変更される可能性もあります。

公式HPで最新情報を確認する、電話で聞いてみるなどして、事前に知っておきましょう。

脱毛箇所を制限して施術してくれる場合

親の同意書や同伴をクリアしても、サロンやクリニックによっては脱毛箇所を制限している場合があります。

主には肌トラブルのリスクを回避するために念のため、というケースになりますが、全身脱毛ができないこともあると覚えておきましょう。

ワキや手足などは制限されていないことがほとんどなので、どうしても気になる箇所だけにとどめておくのも1つです。

未成年の脱毛が条件つきである理由

未成年だってムダ毛は気になるし、むしろ未成年の方が露出が多いファッションを楽しめる時期。

身体は十分大人になっている気がするのに、条件がついていることに納得がいかないかもしれません。

一体なぜ未成年の脱毛は条件がつくことが多いのでしょうか。

費用を払えるかどうかの問題

脱毛は近年非常にリーズナブルになっているとはいえ、脱毛箇所が多ければ10~20万円することも普通ですから、未成年から見て決して小さなお金ではありません。

いくらアルバイトをしていると言っても、ファッションに友達との付き合いにと大忙しの若者は、お金を使いたいシーンが多数あります。

分割にすると月々の料金が少ないように感じますが、「長い間払い続けること」がどういうことかも未成年では理解していない人もいます。

サロンやクリニックとしては支払トラブルは絶対に避けたいため、いざというときに対応してもらえる親権者の存在が重要になるのです。

体質によって肌トラブルが起きる可能性

脱毛をしていい年齢に明確な決まりはありませんが、未成年の身体はまだ成長段階にあり、肌も敏感な場合もあります。

人によってはホルモンバランスが安定しておらず、脱毛してもまた生えてきてしまう可能性もあります。

体質によっては成人では起こりにくい肌トラブルが起きる可能性は否定できず、サロンやクリニック側も慎重にならざるを得ません。

現在の脱毛技術は非常に進んでおり、未成年でも安全に脱毛できるケースがほとんどですが、100%安全とまでは言いきれないでしょう。

契約トラブルに対処できない

成人でさえも契約に関する知識が少ない人はいるのに、未成年であればなおさらです。

未成年が親に黙って同意書にサインをしてしまい、後々契約解除したいと思っても、難しいことがあります。

脱毛は1つの大きな契約です。

同意書を勝手に作成したことで契約違反とみなされ、肌のトラブルが起きたときや返金時など、本来の補償が受けられないリスクもあります。

サロンやクリニック側も、不要なトラブルを避けるため、未成年に関しては条件を設定しているのです。

未成年は脱毛しない方がいいの?

ほとんどのサロンやクリニックで未成年に制限をかけていることを考えると、未成年は脱毛しない方がいいのか不安になりますね。

体質や、本人がどれだけムダ毛を気にしているかにもよるので一概に言えませんが、プロのカウンセリングを受けた上での脱毛は決して悪いものではありません。

むしろ、間違った自己処理を繰り返すよりも、正しい知識が身につき、安全な施術をしてもらえるのでいいと考えることもできます。

条件をクリアすれば学生のうちにやっておくのも手

サロンやクリニックの条件をクリアさえすれば、未成年のうちに脱毛をやっておくことにメリットはあります。

それは、学割が使えること。

どこでもあるわけではありませんが、学割で安く脱毛でき、社会人になっても継続して割引を受けられるケースもあります。

また、学生の場合は社会人と違い、平日の昼間を上手に使うことも可能です。

平日の夜や週末は社会人の利用率が高く予約が取りにくいですが、平日の昼間なら予約がしやすくなります。

未成年が脱毛を親に説得する方法

未成年の脱毛は条件つきであることがほとんどなので、いかに親を説得するかが重要です。

親への効果的な説得方法を紹介します。

お小遣いやバイト代を貯めてから説得する

会社員の場合は毎月の給与が安定して手に入りますが、未成年は実に不安定ですよね。

アルバイトの身ではいつシフトが減らされるか分からず、脱毛の支払ができなくなる可能性もあります。

その点も親の心配材料になりますので、脱毛代を貯めたあとに説得するのが手堅い方法です。

コツコツと貯めておいたお金を自分のために使いたいと主張すれば分かってもらえる可能性もありますし、計画性や本気度も感じられます。

なお、未成年の場合は脱毛を分割払いに対応していないことも多く、分割になる場合は親への確認が求められるケースもあります。

その点を踏まえても、脱毛代を貯めておくのはいいでしょう。

同伴不要の場合でもカウンセリングに同伴してもらう

娘がいくら脱毛の安全性や料金を説明しても、親は疑ってかかるものです。

悪い話も多い世間から子どもを守ろうとする親心ですね。

このとき、感情的になっても意味がありません。

本当に脱毛したいなら、脱毛のカウンセリングに親を連れてくるといいでしょう。

きちんとプロの方が論理的に説明してくれた方が親自身が納得できるので、許可してくれる可能性がでてきます。

自己処理による肌トラブルを説明する

サロンやクリニックで脱毛してもらう最大のメリットは、自己処理による肌トラブルを回避し、美しい肌に導くことです。

「まだ若いのに脱毛なんて...。」と言われたら、自己処理による肌トラブルを説明するといいでしょう。

若い肌こそ傷つきやすく、カミソリや毛抜きでの処理を繰り返すことで、肌荒れや色素沈着を引き起こしてしまいます。

それならむしろ、今プロにやってもらった方がいいと伝えてみてはいかがでしょうか。

一緒に脱毛しようと誘う

女性はいくつになっても美しくいたいと思うもの。

その女心は母親だって同じです。

最近は主婦の方からの脱毛人気も高いですから、一緒に脱毛しようと誘うのも1つでしょう。

母親への説得方法のキーワードは、「時短」です。

脱毛は1~2年は定期的に通う必要がありますが、その後は自己処理すらほとんど要らなくなり、結局は時短になります。

また、主婦は節約意識が高くコストを気にする方が多いので、費用面のメリットも伝えるといいでしょう。

母親が20歳前後の頃とは脱毛事情が大きく変わっており、想像以上に安いことに驚くかもしれません。

最後に

いかがでしたか?今回は、未成年の脱毛事情と親への説得方法を紹介しました。

未成年の脱毛は制限がありますが、ある程度早い段階で脱毛しておくことはメリットもあります。

注意点もあるため親権者とよく相談してから決めることが大切ですね。

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