入院中はムダ毛の悩みが多い!入院中の自己処理問題について解説

ケガや病気での予期しない入院や、出産のための入院はあり得ることですよね。

入院時には不安がつきものですが、実はムダ毛の問題に頭を悩ませる女性も多くいます。

普段はムダ毛を自己処理して対応していた方も、入院中にはどうにもできず困ることがありますよ。

今回は、入院中のムダ毛の悩みと対処法を紹介します。

入院中のムダ毛処理で困ること

長期間に及ぶ入院では、毛が生えてきてしまい、病院での自己処理を検討することになります。

しかし、入院中のムダ毛処理は普段の処理とは違い、超えるべきハードルが多くあります。

入院中のムダ毛処理ではどんなことに困るのでしょうか。

カミソリの持ち込みを禁止される

一時的な自己処理方法としてまず考えられるのはカミソリですが、入院時にはカミソリの持ち込みが禁止されることもあります。

カミソリが無理なら毛抜きといきたいところですが、1本1本抜くのは体力も必要。

入院中の状態で全身を毛抜きで処理するのは現実的ではありません。

カミソリはこっそり持ち込んでもいいの?

入院時に持ち込み禁止アイテムについて説明を受けることもあるため、必ず守るようにしましょう。

カミソリをこっそり持ち込む方もいますが、カミソリの持ち込みが禁止されるのは、免疫力の低下や服薬の関係などが理由のこともあります。

ルール上の問題というだけでなく、勝手にカミソリ処理をする危険性がゼロではないということ。

持ち込み可能かどうかがよく分からに場合は看護師さんに相談しましょう。

看護師さんは女性が多いので、女性にとっては相談しやすい環境です。

電気シェーバーの音が気になる

電気シェーバーは、カミソリより安全性が高いと持ち込みを許可されることも多いアイテムです。

持ち込み可能であれば電気シェーバーで剃ることができますね。

ただ、気になるのは音。

特に大部屋の方は周囲に気を使いますので、電気シェーバーを使うタイミングが難しいところです。

入浴中の処理は時間がない

カミソリや電気シェーバーを使える病院であっても、いつ自己処理をするのかという問題もあります。

入院中は診察や採血、食事、お見舞いに来てくれた人への対応で、人の出入りが頻繁におこるため、ゆっくり自分の時間をとることが難しくもあります。

介助不要の入院であれば一人になれるのは入浴中ですが、入院時の入浴は時間が非常に限られています。

その結果、以下の状態で自己処理することになり、肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

  • シェービング剤を塗らずに処理する(乾燥)
  • ボディソープをシェービング剤代わりにする(乾燥)
  • 湿った場所でカミソリを使う(不衛生)
  • 慌てて適当に処理する(傷、剃り残し)
  • 保湿をしっかりできない(乾燥、炎症)

入浴できないこともある

ケガや病状によっては、看護師さんや看護助手さんに体を拭いてもらうだけで、入浴すらできないこともあります。

このときはムダ毛の自己処理をするタイミングが少ないです。

そもそも体が治療や休養に専念すべき状態なので、ムダ毛のことを考える余裕もないと言えます。

トイレで除毛は難しい

入院経験がある方の話では、大部屋や入浴時の自己処理が難しいことから、トイレで誰もいないことを見計らって除毛する人がいるようです。

ただ、トイレは除毛するだけの十分な照明がなく、上手に処理できないリスクがあります。

病院のトイレは患者さんや医療関係者、清掃の方がいるなどで一人になるタイミングも得にくいもの。

トイレでの自己処理はそう簡単ではありません。

ケガして自分で処理できない

ケガで入院中の場合は自分でムダ毛処理が難しいこともあります。

たとえば腕を骨折していれば電気シェーバーを使いにくいですし、脚にギブスを巻いてあればその部分は自己処理ができません。

こうなっては入院中の自己処理は諦めるしかないのかもしれません。

入院中に特に気になるパーツはここ!

入院前にムダ毛を処理しておきたい方のために、入院中に気になるパーツを調べました。

顔は常に人目に触れやすいパーツなので気になる方は多いようです。

家族ならまだしも、彼氏や会社の人に顔のムダ毛を見られると思うと恥ずかしいですよね。

眉毛、鼻毛、口回りの産毛は特に処理しておきたいところです。

ワキ

介助や手術のとき、産後の授乳の際に見られることもあるのがワキです。

ワキはもともと女性が見られてもっとも恥ずかしいと言われるパーツでもあるため、かなり気になる方が多いと言えます。

デリケートゾーン

介助や手術が必要な入院や出産のときに気になるのがデリケートゾーンです。

「手術前、看護師さんにデリケートゾーンの毛を剃られるのが恥ずかしかった。」

こんな経験がある方は少なくありません。

日頃は人に見られる機会が少ないパーツなだけに、一度気になり始めると不安が大きくなってしまいます。

脚のケガや出産のための入院で気にする方が多い脚のムダ毛。

特にスネは女性でも毛が濃い方もいますので、自己処理派はフサフサの毛が恥ずかしいと考えることがあります。

採血や点滴針を刺すときに見られやすいのが腕です。

特に剛毛の方や色白の方は気になる傾向にあります。

ただ、腕は顔やワキなどと比較すると、見られても仕方がないと思う方もいます。

入院中のムダ毛はどう対処する?周囲の反応は?

自己処理が難しい入院中のムダ毛は、どう対処するのがいいのでしょうか。

入院中の人のムダ毛に対して周囲がどう思っているのかも見ていきます。

医師や看護師は気にしない

ムダ毛をもっとも見られる相手といえば医師や看護師ですが、長期入院患者を見慣れていますし、ケアに集中していますのでムダ毛を気にしません。

手術などで必要があれば毛を剃ることもよくありますので、毛があることを珍しいとは思わないのです。

ごくまれに「ムダ毛が濃いですね。」と口にだす人もいますが、そのようなデリカシーのない医師や看護師に出会ってしまったら、もらい事故のようなものだと捉えればいいのです。

ただ、看護師さんについては同じ女性であることからムダ毛が気になることを理解してくれ、介助時の処理を手伝ってくれたという話も聞かれます。

入院が長期化し、話しやすい看護師さんができたら何か方法はないか相談してみるのも1つです。

妊婦さんは開き直る人も多い

出産のための入院の場合も、妊婦さんのムダ毛の悩みはよく聞かれます。

ただ、妊娠中には脱毛できませんし、お腹のふくらみで下半身の除毛が難しいことから、どうすることもできない方も多いようです。

ムダ毛よりも、これから赤ちゃんを生むという重要ミッションがあることから、ほぼ開き直る方が多い傾向にあります。

妊娠中は精神的に不安にもなりやすいため、ムダ毛のことを気にして悩んでしまうより、リラックスして過ごすべき。

多くの妊婦さんたちが通る道なので、よくあることだと捉えて気にしないのが一番です。

お見舞い時にははおりものがマスト

医療関係者にムダ毛を隠すことは難しいですが、お見舞いに来てくれた人にだけは見られたくないと思う方も多いですよね。

入院着は半袖のこともありますので、さっと羽織れるカーディガンやショールをベッドの近くに用意しておくといいでしょう。

顔のムダ毛が気になるならそのときだけマスクをしても。

お見舞いは長居しないことが常識なので、少しの間だけムダ毛を隠すことはできます。

入院中にムダ毛を自己処理するのは難しい

ここまで紹介したように、入院中には人からムダ毛を見られる機会が多く、入院してからムダ毛の自己処理をするのはなかなか難しいことです。

あらかじめ入院日時が分かっていれば入院前に処理しておくこともできますが、入院は急に決まることも多いでしょう。

事前に分かっていても、長期入院の場合はどこかのタイミングで毛が生えてくることになります。

入院前に脱毛しておくと安心

ムダ毛処理は入院中に何とかしようと考えるより、入院前に脱毛しておくのがベストです。

もちろん入院が決まってから慌てて脱毛に通ってもすぐに効果はでませんので、早いうちに脱毛しておくのがいいでしょう。

入院はいつ起こるか分からないため、脱毛しようと思ったときがタイミングです。

いつかは出産をと考えている女性も、近い将来入院する確率が高いことを考えて脱毛しておきたいところです。

入院前に脱毛しておくメリット

最後に、入院前に脱毛しておくことのメリットをまとめます。

ムダ毛のことを気にしなくて済む

もっとも大きなメリットは、入院中にムダ毛のことを気にしなくて済むという点です。

医療関係者に見られて恥ずかしいと感じることもありませんし、ムダ毛の処理をいつしようかと悩む必要もありません。

入院中はただでさえ不安が大きいため、ムダ毛のことであれこれ考えてしまうと、気持ちの面で負担が多くなってしまいます。

治療や休養に専念できる

入院の目的は治療や休養なので、入院施設を利用して今できることをやるべきです。

リハビリを伴う場合はムダ毛処理よりリハビリを頑張った方がいいですし、安静にしている必要があるならムダ毛処理に体力を使うことは避けるべきです。

もともと脱毛してあれば、治療や休養に専念できるため、回復が早まる可能性もでてきます。

点滴のテープをはがすときに痛くない

入院中の点滴針は腕に刺すことも多く、テープでしっかり固定されています。

テープをはがす際には痛みがともないますが、毛が多いとテープと一緒に毛も剥がれてしまうため、余計に痛みを感じます。

あらかじめ脱毛しておくと点滴のテープをはがすときに痛みが軽減されます。

入院時だけでなく今の生活が充実する

脱毛しておくことのメリットは入院時だけにとどまりません。

ムダ毛の自己処理に毎日時間を割く必要がないため、自分の好きなことをできます。

ファッションや恋も楽しむことができ、日々の生活がますます充実するでしょう。

入院時に脱毛してあるメリットはあくまでも付随的なもので、一番重要なのは今の生活を楽しめるようになることです。

最後に

いかがでしたか?今回は入院中のムダ毛をテーマにして紹介しました。

入院中の女性はムダ毛に悩まされることが多いため、早めの脱毛がおすすめです。

いざというときのため、日ごろの生活をより充実させるためにも、脱毛を検討してみるのも1つではないでしょうか。

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