30歳を目前にし、友達は次々に結婚、キャリアアップのために転職したりということがきっかけとなって、自分も何か始めてみようと思った、という人は多いと思います。
しかし、長年ニートをしていると、働ける場所が見つからない、休まずに働けるか不安と思ってしまう人もいるでしょう。
今回はどれだけニートをしていても、すぐに仕事が見つかる方法を紹介していきたいと思います。
目次
何年ニートをしていても、すぐに仕事が見つかる方法
仕事を選ばない
仕事がすぐに見つかる一番の方法は、仕事を選ばないことです。パッと目についた、募集要項がクリアできる仕事を始めましょう。
仕事を選ばないことのメリットは、すぐに仕事が見つかることです。
例えば、建築関係であったり、工場関係、梱包や食品系の仕事は、経歴に関係なく、簡単に見つけることができます。
逆に仕事を選ばないことのデメリットは、問題のある仕事が多いことです。
例えば、何年もニートをやっていた人でも雇いたいということは、つまりそれだけ人手が足りていないという事も言えます。
人手が足りていない理由には、様々なものがありますが、一番多いのは、仕事内容が体力的にきつかったり、人間関係が悪い職場です。こういったことが原因で、次々に人が辞めて、常に人手不足である可能性がとても高いです。
仕事を決めるとき、誰だって「人間関係が良いところがいいな」とか、「あの職業憧れるな」とか希望を持って、条件に合う職業探しから始めると思います。
しかし、ニートの場合、ニートであったという過去を持っているだけで、どれだけ能力を持っていても、働き口は他の人に比べると少なくなってしまいます。
そんな中、ただでさえ仕事が少ないのに、仕事の内容や条件を選んでいたら、できる仕事なんてほとんどないと言っていいでしょう。
なので、ニートだった人が仕事を探すときは、仕事を選ばないことが大切になってきます。色々なところに面接に行っているけど、仕事が見つけられない負のサイクルにはまっている人は、まず仕事は選ばずに、目についたものを始めましょう。
また中には、仕事が見つからない今の状況を見て、もう一度大学へ行ってみたいと考えたり、専門職の知識を高めて、再就職をしたいと考える人もいるでしょう。
しかし、もう一度学校へ行き直したり、新たに何かを始めるのは、想像以上に大変でお金もかかります。本当に将来に強い目標や決意がないと、達成できず、またニート生活になってしまうこともあります。
もし今、何も将来やってみたい仕事や目標がないなら、あきらめてパッと目についた仕事を始めるのがいいでしょう。
雇用形態を選ばない
仕事をしたいなら、バイトは嫌、派遣は嫌、と言うのはやめましょう。とにかく目についた仕事を始めてみることが大切です。そして正社員にこだわらないようにしましょう。
雇用形態を選ばないことのメリットは、正社員志望に比べて、仕事が見つけやすいことです。また、バイトや派遣社員としての扱いが多いので、残業は少なく、責任もついてきません。
また稀に、普段の仕事の様子が評価され、派遣から正社員、バイトから正社員になれることがあります。
逆に正社員ではないデメリットは、保証も何もないことです。そしていつ仕事を辞めてくれと言われるかわかりません。
また仕事に入れる時間も、要望より少なくなってしまう可能性もあります。
入れる時間に限りがあったり、保障もついていない仕事なんて、と思うかもしれませんが、場合によっては正社員になることもできるので、希望を捨てず、仕事に取り組むようにしましょう。
ニートを長年やっていると、中々新規で正社員として雇ってくれるところは、少ないです。もし今すぐにでも仕事を始めたいのなら、正社員という枠で探さないようにしましょう。
個人経営のお店で働く
バイトや派遣で仕事を始めても、最終的に社員になれることがあります。正社員になれる可能性が高いのは、圧倒的に個人で経営しているお店です。
個人経営のお店で働くと、バイトや派遣という形で雇われていても、最終的に社員という扱いになれる確率が高くなります。
なぜなら組織が小さければ小さいほど、普段の仕事の姿勢で、信頼度が高まるからです。よそから来た、よくわからない人に正社員になってもらうより、バイトの頃から真面目に働いてくれる人をとりたいと思ってくれるからです。
どうしても大企業のような、人が何百人といるような場所では、いくら頑張っていても、社員に推薦されるようなドラマ的な展開になることは少ないです。ほとんどが経歴などで判断されてしまうでしょう。
しかし個人のお店だと、頑張って仕事をしさえしていれば、社長の目にも届きます。普段の頑張りから、正社員にならないかと提案される可能性は十分にあるんです。
譲れないところは一つだけにする
例えば誰にでも、これだけは譲れないというポイントがあると思います。それは、人間関係だったり、お金だったり、家からの距離であったり。
先ほど、仕事は選ばない方がいいと言いましたが、あまりにも選ばなさすぎは、やめてしまう可能性が高くなります。
しかし願望が多すぎると、いつまでたっても仕事は決まりません。それどころか、望んでいる待遇をしてくれる会社の少なさに、嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。
なのでおすすめなのは、自分が譲れないところを一つだけ決めることです。
例えばお金だけはどうしても稼ぎたいなら、譲れないポイントはお金になります。すると自然と時給の高い、肉体労働の仕事が頭に浮かんでくると思います。
逆に絶対に肉体労働だけは避けたいのなら、工業のような激しい動きがない、勤務などが浮かんでくると思います。
複雑な作業が無理と感じるなら、単純作業ができる仕事を思い浮かべたり。
こんな感じで、どうしても譲れないポイントを一つだけに絞ることで、仕事も見つけやすく、さらに一番押さえておきたいポイントは守られるので、やめる確率も減ります。
たくさん要望がある人は、その中で特に大切なものは何かを考えてみましょう。
続けられるか不安になったら、するといいこと
仕事が決まっているにしろ、決まっていないにしろ、そもそもニートを何年も続けているのに、仕事が続くんだろうかと不安になることはありませんか。
そんな時は、以下の事をやってみるのがおすすめです。
小さな目標をいくつも作ると、達成しやすくなる
仕事がもう嫌だと思ったり、不安になってしまうときは、小さな目標をいくつも立ててみることをおすすめします。
例えば今日だけ出勤する、今日は~の作業を終わらせる、というように、作業を細かく分類し、それをミッションにしてしまいます。
すると、目標が小さくなるので、達成しやすくなります。達成できると、できたという気持ちになれ、もっとやる気がでます。
目標を作る必要がないように感じる人もいるでしょうが、仕事をやめないためだけではなく、人生をよりよく生きるために目標を設定することは大切です。
目標を設定しているのと、していないのでは、一日に行動する量や、仕事する量が変わってくるからです。
目標がないと、もう今日は休んでもいいかと気が緩んでしまったり、もう仕事をやめようかなという気持ちが強くなっていってしまいます。
ニートを脱出したいと思っていれば、必ず脱出できる
ずっとニートの生活をしていると、仕事する自分なんて想像できないですよね。社会復帰は無理かも、と諦めてしまいそうになることもあると思います。
しかし絶対にニートを脱出したいという気持ちがあれば、必ず脱出できます。
まずは仕事を探さず目についたものをやってみる。希望が多い場合は、一つに絞る。小さな目標を立てて達成していく、を実践していきましょう。