いつかは結婚したいと言い続けて、早数年。気がつけば20代後半に差し掛かっているのに、結婚はおろか、仕事すらしていない。
せめて結婚くらいはしたいと思うけど、ニートの私なんて結婚できるんだろうかと考え出すと、毎日不安で眠れない。
20代後半は、これまであった将来に対しての少しの不安が、大きな不安に変わる時期でもありますよね。
今回は女でニートは、結婚ができるのか、結婚したいなら今すぐやるべき事を紹介していきたいと思います。
目次
ニートの女性は結婚できるのか
ニートというと、それだけで結婚ができなさそうなイメージを持ってしまいがちです。
しかし昔の名残から、働いてなくて主婦にさえなれればいい、というのような雰囲気が少なからず残っている事も事実です。こうした事から、女性ニートは男性ニートに比べると、比較的結婚しやすいのでは、とも思いますよね。
とは言っても、最近では働く女性も多いため、女性のニートでも肩身の狭い思いをしてしまうことも多いでしょう。
そんな女性ニートは、結婚することができるのでしょうか。
選ばなければ結婚はできる
もしあなたが男性を選ばず、どんな男性でも好きになれるのなら、必ず結婚できます。なぜなら男性の中にも、とにかく早く結婚したいと思っている人は多いからです。
こういった男性を見つけるのに、手っ取り早い手段は、結婚相談所に入会したり、婚活パーティーに行ってみることです。そこに来る男性、特に結婚相談所に登録している男性は結婚願望が強いです。
適当に出かけた先で男性を探すよりも、そういった結婚する意志を持った男性が集まる場所へ行くことが大切です。
ただし、現在は、女性も働くという認識が広まりつつあります。実際に、結婚をしても仕事を辞めない女性、出産しても数か月で復帰する女性が、年々増加しています。
そんな事もあり、結婚願望が強い男性でも、結婚しても女性には働いてほしいと思う人は多いです。
いくらいいなと思った人でも、そういった意思がしっかりとある男性は、結婚まで結びつかない可能性があるので、早く結婚したいなら避けた方がいいでしょう。
男性より女性の方が結婚しやすい
ニートの男性と女性の場合、圧倒的に女性の方が、結婚しやすいという事が言えます。
女性も働く時代とはいっても、なんとなく女性はニートであっても、家事をしているからニートじゃない、みたいな風潮が今もまだ残っていますよね。
また一般的に、結婚して出産した後、女性は復帰するにしても、しばらくの間は家にいることになります。その間は男性に養ってもらっている状態になってしまいます。
そういったこともあり、女性のニートは男性のニートに比べて、まだ許されている事が多いです。
そのため、結婚を前提にしている男性でも、ニートでも家事さえしてくれるなら気にしないという人もいます。
ニートの女性が結婚したいなら、今すぐやるべきこと4つ
ニートの女性でも結婚相談所に行けば問題解決、にはなりません。
仕事なし、貯金なし、職歴なしの女性は、人より優れているものが何かないと、何もせずに結婚まで話を持っていくことは難しいです。
料理が得意で、どんな料理でも美味しいとか、すごく美人とか、愛嬌があるとか、人よりとびぬけて何かできることがないと、何もしないでも結婚にはなりません。
ニートの女性が結婚するまでに、やっておいた方がいいのは以下の4つです。ぜひ参考にしてみてください。
1.家事をできるようにする
ニートの女性は結婚すれば、必ず家事をすることになっていきます。
その時に、料理ができない、掃除ができないとならないように、今のうちから家事の練習をしておくことが大切です。
2.清潔な身なりを意識する
身なりを清潔にすることは大切です。清潔にしていると、それだけで印象が良くなるからです。
男性でも最初に見た印象が、不潔な人と、清潔な人なら、迷いなく清潔な男性を選びますよね。
それと一緒で、女性も清潔さは大切です。身だしなみを整えることを心がけるようにしましょう。
3.結婚したい男性を探す
そして、結婚するうえで一番大切なのは、結婚願望のある男性を探すことです。
いくら家事を頑張って練習したところで、結婚願望のない男性にばかり近づいていては、いつまでたっても結婚はできません。
最近では結婚相談所以外にも、マッチングアプリなどもあるので、ぜひそう言ったものを活用し、結婚願望がある男性を見つけてみてください。
4.コミュニケーション能力
そして最も大切なのは、コミュニケーション能力です。コミュニケーション能力というと、話すだけに意識がいきそうですが、それだけではありません。
一緒にいて心地いい空気を作り出せたり、笑顔で相手から話を引き出すのもコミュニケーション能力の一つです。
そのために、相手の話をしっかりと聞き、相手に楽しい、落ち着くと感じてもらえるようなコミュニケーションをとる必要があります。
婚活をするときに大切なこと
寄生目的の結婚はしない事
とにかく将来が不安だから、結婚したい、と思って婚活するのはやめましょう。そういう考えを持っていることに、男性は気が付きます。
逆の立場だと考えてみると、どれだけ言葉では良い事を言っていても、男性があなたを見て「まぁ優しそうだし、寄生させてくれそうだからこの人でいっか。結婚させてください。」のような雰囲気で接してきたら、嫌ですよね。
男性だってそんな女性は嫌だし、どれだけつくろっていても、安定のためだけに男性に近づくとバレます。
お金や将来の安定のためだけに行くのではなく、好きな人を見つけるような感覚で相手を探すようにしましょう。
結婚相談所を使うと、結婚の確率があがる。ただし・・
結婚に前向きな男性と会うことで、結婚の確率はあがります。
しかし、これで「結婚願望が高い男性を選ぶと、結婚できる可能性が高いんだ」と安心してはいけません。
他の事がどれだけできても、ニートで却下される場合もある
安心してはいけない理由の一つに、結婚したい男性が皆ニートを受け入れるとは限らないという事が言えます。
どれだけ結婚したいと思っていても、ニートである人は絶対に結婚できないと思っている人はいます。なので結婚願望のある男性を探せば全て解決する、と思い込むのは危険です。
結婚=安定、幸せではない
結婚できない男性はもちろんいますが、それでもニートであっても、結婚ができる可能性があることに「よかった、これで不安が少し減った」と感じた人もいるのではないでしょうか。
しかし、本当に結婚することが安定や幸せにつながるのでしょうか。
以下ではニートの女性が、結婚した場合、直面していく問題、結婚相手を見つける時の注意点について紹介しています。
一生養ってもらわないといけない
自分が働かないというのは、つまり一生、夫となる人の稼ぎで食べていくしかない人生になってしまいます。
もしかすると、欲しいものも今みたいに買えないかもしれません。強く言いたいことがあっても、離婚されることを恐れ、意見を言えないかもしれません。
それはつまり、相手に何かひどいことをされても、こちらからは追及ができなくなってしまうということです。
相手に寄生して生きていくなら、離婚されないように、細心の注意を払いながら一生生きていくことになります。
また、結婚しても自分にばかりお金を使い、妻である自分にはほとんどお金を渡してくれない、好きなものも買えないなんてこともあります。
なので必ずしも、結婚することで将来は安心できるということではないんです。
ニートのままでいるということは、今の生活よりも窮屈で、大変な人生になっていくかもしれない、という事は念頭に置いておくようにしましょう。
人生を選べない
ニートのまま結婚し、出来る事が何もないまま結婚してしまうと、人生を選べない可能性が高いです。
あなたはこれからの人生、夫の存在がないと生きていけません。どこかに旅行に行きたいな、あれが欲しいな、あれやってみたいな、と思っても、まずは夫に許可を得てからすることになります。
頼んでも許可してくれるかは分かりません。そういったことが繰り返し行われていくと、徐々に自分がやってみたいことが全くできないようになってしまい、最終的には、相手の思うままの人生になってしまうかもしれないんです。
もしかすると、結婚がしたいわけではないのかも
このように、ニートが結婚するときのデメリットを探っていくと、実は結婚がしたい訳ではなかったのでは、と思い始めた人もいると思います。
ただ安定ほしさに結婚をしたいと思っていなかったか、結婚がゴールだと思っていなかったかを、もう一度じっくりと考えてみましょう。
今は結婚したい、という部分だけに気持ちが向いていると思います。そして結婚が目標となってしまっていると思います。
しかし結婚したからと言って、良い暮らしができるわけでも、今のような親に養ってもらっているような生活ができるわけではない事を理解したうえで、結婚相手を見つけるようにしましょう。
まずは社会復帰することで、人生を楽しむことができる
ここまでニートの女性が結婚するために、今すべきことを紹介していきました。
ここまでをまとめると、ニートの女性が結婚するには、相手の男性の好みの女性にならないといけないということが分かると思います。
つまり自分自身をさらけ出すのではなく、相手の好みになるからこそ、選ばれる可能性が高くなるということです。
しかし、ここで考えてみてほしいのですが、そんな誰かの反応を気にする生活を一生続けたいでしょうか。
相手の好みの女性であり続けないと、生活できないというのは、これからの人生、必ず不満やストレスが溜まっていきます。
そうならないためにも、ニートのまま結婚するのではなく、まずは社会復帰することが大切なんです。
社会復帰して、仕事を見つけて、一人でも生きていくことができるような経済力をつけるだけで、自分で人生を選べるようになります。
将来が心配だから結婚したいではなく、まずは自分の未来の選択肢を増やすためにも、社会復帰することも考えてみましょう。