共働き夫婦の朝ごはん事情。お互いがストレスなく朝を過ごす方法とは?

共働きだと、朝ごはんをどうするかは結構悩むみたいです。作って欲しい夫と朝早く起きたくない妻。

どちらの言い分もわかるのですが、貴重な朝の時間をどうするかは十分に話あって折り合いをつけたいところですよね。

今回は、共働き家庭の朝ごはんをどうしているのかについて書いてみました。

朝ごはんってどうしてる?

私の実家では、人数分のパンが買ってあり勝手に食べなさいというスタイルでした。

朝のタイミングが同じであれば、母がコーヒーを入れてくれたりもしましたが、基本的には「自分のことは自分でやりなさい」でした。

なので、結婚してから夫に「朝ごはん作った方がいい?」と聞いたところ「朝早いし僕は朝バナナぐらいし食べないからいらない」と言われた時かなりホッとしたのを覚えています。

我が家のように、朝ごはんは自分でという者同士なら話は早いですが、そうでない場合が大変ですよね。

揉める夫婦の多くは夫が朝ごはんを欲しい場合

妻はパンで夫が朝ご飯をきっちり食べたい時が一番ややこしい気がします。共働きで夫の方が朝が早い場合、なぜか夫は妻に朝起きて朝ごはんを用意して欲しいと言いますよね。

専業主婦なら夫が朝ごはんを欲しいのであれば、作るのは当たり前だと思うんです。もし、朝が早くて起きられないなら夜のうちに夫が自分でできるまでは準備しておくなどやりようはありますよね。

でも、共働きならそれはどうなんでしょう?なぜお互い働いているのに、妻が夫の朝ごはんを用意するのが当たり前なのでしょうか。

共働きなら「自分のことは自分でする」が大前提です。働いている人の朝の時間というのはとても貴重ですよね。夫に合わせて妻も起きるというのは、大変すぎます。

子供がいて、子供の朝ごはんを準備する時間と夫の朝ごはんが同じ時間ならついでに作るのはわかります。

でも、時間がバラバラなのであれば、自分で用意できない子供の分は当然やりますが、自分でできる夫の分までやる必要はないと思います。

妻は母ではない

日本人男性にこれを本当に言いたいんですよね。「うちの母親は仕事してても、朝ごはん用意してたよ?」こんなことを言われても、知らないですよね。それは夫の実家の都合でしかないんです。

夫の母親ができたからといって、それを妻に求めるのは違うとおもいます。

それを求めるのであれば、結婚前の段階で「僕の母親はこうしたから、君にもこうして欲しい」とあらかじめ伝えるべきです。

でも、多くの男性はそれをしません。そんなことをすると「マザコン」などと言われるのが目に見えてるからでしょうか?それとも、当たり前だと思いすぎて伝えなければならないことだという認識がないだけなのかはわかりません。

ただ、母親と同じことを妻にも求めることは、喧嘩や離婚の原因にもなります。もめないためにも、お互いを公平な立場でみて着地点を探す方がいいと思います。

共働きの基本は生活リズムを崩さないこと

これは実際やってみて思うことなのですが、子供がいないのであれば妻と夫の立場は同じはずです。結婚して、夫は生活リズムを変えないのに、なぜ妻だけ夫ベースの生活リズムにしないといけないのでしょうか?

子供がいるのであれば、子供ベースの生活リズムに必然的になりますよね。でも、結婚して大人二人だとどちらかだけが生活を変えるともやもやが残ります。

特に妻が朝は菓子パンでいいと思っているのに、夫の朝ごはんを作るためにわざわざ早起きをしているのに、感謝の気持ちを伝えられなかったら「時間返せ」って思っちゃいます。

生活リズムを変えてくれている相手に、「ありがとう」を忘れないようにしましょう。

出勤時間が同じなら当番制にする

例えば、お互い8時に家を出るのであれば週2日は夫で残りの3日は妻という風に当番制にすれば、文句も出ないかと思います。もちろん、残業でおそかったり飲み会があったりなど朝ゆっくり寝ていたい時もあると思います。

そんな時は、臨機応変に変えていけばいいと思うんです。

朝は手軽なものにする

朝ごはんに何を食べたいかは人それぞれ違うのでなんとも言えないですが、簡単なもので済ませるのも一つの方法です。

例えばですが、パンと青汁やスムージー冬であればスープなどにするだけで手間は激減します。

ご飯が食べたいならご飯とインスタント味噌汁でもいいじゃないですか。これならどっちが準備するともめずに自分で食べたいものをたべれますよね。

文句を言わないことも大事。

共働きで子供のついでや奥さんが自分の朝ごはんをするついでに、夫の分も作ってくれたのに「〇〇がよかった」や「僕の分はついでなんだね」などと文句をいうのはやめましょう。

どうしてもこれがいい!というこだわりがあるのであれば、自分で用意するかあらかじめ伝えるようにしましょう。

考え方を変えてみる

妻が自分の朝ごはんを用意してくれないと思うと、不満がのこりますよね。ストレスだってたまります。

でも、「朝ごはんは好きなものを食べられる」と考えてみるのはどうでしょうか?私がそうなのですが、夜は家族で食べるので、朝と昼ぐらいは自分の好きなものを食べたいんです。

もし、夫が朝ごはんを用意してくれるとなれば、気の乗らないメニューでも「ありがとう」と言って食べないといけないですよね。作ってくれたものを残すなんて失礼ですから。

なので、きっと朝ごはんつくろうか?と言われたとしても、きっと断ります。仕事の帰りに明日の朝ごはん何食べようかなと選ぶの結構楽しいですよ。

たまには「作ろうか?」と聞いてみる

料理ができる人限定にはなってしまいますが、たまには旦那様が作ろうか?と言ってみてはいかがでしょうか?奥様に朝ごはんを作られる気持ちを知ってもらえれば、次の日はつくろうかな?と思ってくれるかもしれません。

でも、それは子供がいない場合です。もし今小さい子供を育てている最中なら話はガラッと変わります。

子供が小さいうちは朝ごはんは期待しない。

子供が小さいうちは、夜もまとまって寝られません。共働きだと昼間は仕事で疲れて夜間はまとまって眠れないとなると、かなり疲れます。

奥様は自分のことや子供のことをこなすだけで精一杯なので、せめて旦那様は自分のことは自分でやるようにしましょう。

そして、奥様が余裕のある時に朝ごはんを作ってくれたら「ありがとう」と労ってあげてください。間違っても「珍しいね」などと嫌味を言ってはいけません。

万が一そんなことを言ってしまったら2度と作ってくれなくなる可能性がありますよ。

朝ごはんを手軽に準備する方法

朝起きて全てやろうと思うと大変です。なので休みの日に冷凍ストックを作っておいたり、常備菜として作り置きをしておくのもオススメですよ。

和食派であれば、炊飯器を朝仕上がる時間にセットするのは当然として味噌汁はインスタントおかずは魚を焼くだけのように、夜のうちにある程度しておくと楽ですよ。

洋食派であれば、朝は目玉焼きとトーストそしてインスタントのスープなどすぐにできるものを準備しておきましょう。

まとめ

たかが朝ごはんぐらいでと思うでしょうが、共働きの朝の時間は貴重です。その貴重な時間に「無理やり作らされる」というのはかなり苦痛です。

ギリギリまで寝ていて、ご飯ができたら起こして欲しいのはお互い同じです。「妻が作るのがあたりまえだ」と思っていたとしても、それを出さずに感謝の気持ちを伝えるのは最低限の礼儀です。

感謝の気持ちを忘れずに、夫婦円満に行きたいところですね。

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