結婚式前に脱毛すべき?式までの日が浅い人が脱毛すべき箇所を解説

結婚が決まり具体的な準備に入っていくと、だんだん気になってくるのが脱毛のことです。

上半身の露出が多いウエディングドレスを美しく着こなし、大勢の人からの注目に耐えるには、毛のないツルすべ肌が理想ですよね。

そこで今回は、結婚式前に脱毛すべき箇所や、結婚式前に脱毛するメリット、デメリット、式までの日が浅い方の対処法をお伝えしていきます。

結婚式のためにはどこを脱毛すべき?

結婚式のために脱毛すると言っても、具体的にはどの箇所を脱毛すべきなのでしょうか。

過去に部分脱毛をしてある方や、もともと毛が少ない方は、そもそも脱毛する必要がない場合もあります。

結婚式に向けて脱毛すべき箇所を把握しておきましょう。

一般的に、結婚式のために脱毛しておいた方がいいと言われる箇所は以下の部分になります。

  • 背中
  • うなじ
  • ワキ
  • 腕、指、手の甲

それぞれ、なぜ脱毛が必要なのか、結婚式のシーンに合わせてを見ていきましょう。

背中は自分で処理できないからこそ脱毛を

背中は自己処理ができない場所で、自分で確認する機会もそうありません。

鏡越しで見ても、濃いのか薄いのかすら認識できないこともあるでしょう。

背中が大きく開いた服を日常生活で着ることは少なく、これまで気にしなかったはずです。

「背中なんて誰も見ないだろうからいいや。」と、背中の脱毛をおざなりにしてしまう花嫁もいるものです。

しかし、背中が大きく開いたウエディングドレスが多いことからも、背中の脱毛は結婚式前に必須の箇所と言えます。

背中は花嫁の美しさを際立たせる大きな箇所です。

ウエディングドレス姿の美しさは後姿にあると言ってもいいでしょう。

また、花嫁の後姿は人から見られやすい場所で、写真で残る可能性も高いです。

自己処理が難しく、自分では気にならないからこそ、プロの手に任せるのが一番いいのです。

うなじが綺麗だとアップスタイルに自信が持てる

ウエディングドレスとのバランスや華やかさを保つため、結婚式ではアップヘアにされる方が多いですよね。

その際にあらわになるのがうなじ。

普段のアップヘアではシャツやニットで隠れて目立ちませんが、背中部分が開いたウエディングドレスだととても目につく場所です。

うなじは常に人目にさらされる場所ですが、特に写真を撮る際に友人たちに見られることが多いです。

新郎新婦を前にして写真を撮る機会が多いので、後ろに立った友人は間近でチェックしています。

特に女性ゲストは、新婦の肌をよく見ていますので気が抜けません。

ワキはふとした瞬間に見られている

結婚式でずっとワキを見せていることはありませんが、ふとした瞬間に見えてしまい、幻滅ポイントとなりやすい場所です。

ブーケトス、ケーキカット、ゲストに手を振るときなど、さまざまなシーンでワキの下がちらっと見えることになります。

さすがにワキの毛が生えっぱなしでドレスを着る花嫁さんはいませんが、問題はワキの黒ずみです。

ピンセットやカミソリでの自己処理を繰り返したワキは色素沈着を起こし、肌が黒く見えてしまいます。

写真で見てもワキが黒くなっていると、せっかくの美しいドレスやヘアメイクも台無しになってしまうでしょう。

腕、指、手の甲は形に残りやすい

ノースリーブのウエディングドレスが主流ですから、腕も当然注目を受けやすい場所です。

見逃しがちですが、指や手の甲も毛がフサフサしている人が意外と多いです。

指輪交換やキリスト教式での聖書に手を置くシーンなどでは、手の部分がアップで撮影されることも多々あります。

後で見たときに自己処理で赤くなった腕、カミソリ負けして傷がついた指ではがっかりでしょう。

腕は脱毛してあるのに手の甲は脱毛していない場合、腕と甲の境目がくっきり見えてしまうのも恥ずかしいものです。

結婚式前に脱毛することのメリット

結婚が決まったタイミングで脱毛をすることには、さまざまなメリット・デメリットがあります。

脱毛することを迷っている方は、両者を比較しつつ判断されるといいでしょう。

まずは、結婚式前に脱毛するメリットを解説します。

一生に一度の式を最高の状態で迎えられる

女性が一生の中でもっとも視線を注がれ、祝福される日は結婚式です。

一生に一度の思い出として、自分史上もっとも美しい姿を残しておきたいでしょう。

綺麗なウエディングドレスは、花嫁自身が美しいからこそより際立つものです。

ウエディングドレスは綺麗だけど着ている人がちょっと...なんて思われたくないですよね。

肌が白く見える

脱毛すると毛自体が気にならなくなるだけでなく、肌が白く見える効果も期待できます。

体の毛には色がついており、遠目で見たときにそれが肌色だと錯覚するからです。

美白に興味のある女性は多いと思いますが、高い美白化粧品を使うより、脱毛をした方が、ぱっと肌色が明るく白く見えることはあります。

ウエディングドレスは白いため、脱毛しない状態の肌はいつもよりワントーン暗く見えることになってしまいます。

ドレスに合わせて白く見せるようにしておいた方が、相乗効果で美しく見えるでしょう。

写真映りがよくなる

結婚式にはたくさんの写真を撮られることになりますが、脱毛をしておくことで笑顔にも自信が生まれます。

ただでさえ幸せいっぱいなのに、自分に自信まで生まれれば鬼に金棒。

これまで見たことのないような最高の笑顔を思い出にすることができるでしょう。

肌が白く見えることで、肌がツヤっぽく明るい印象にもなります。

出産育児で忙しくなる前に脱毛が完了する

結婚した後には、妊娠出産、育児といったイベントが立て続けに起こります。

ホルモンバランスが乱れやすい妊娠中や出産直後は脱毛できないことが多く、育児が始まれば脱毛に通う時間もありません。

結婚式の前は忙しいかもしれませんが、まだ自分一人なので何とでもなる時期とも言えます。

できれば結婚式の前に脱毛を済ませておくといいでしょう。

結婚式が終わってから新婚旅行で海外に行かれる方も多いでしょうが、式前に脱毛しておくと旅行時にも慌てずに済みます。

結婚式前に脱毛することのデメリット

続いては、結婚式前に脱毛することのデメリットです。

式前ギリギリでない限りは大きなデメリットはないのですが、人によっては脱毛できないこともあります。

忙しくて脱毛サロンに通う時間が取りにくい

結婚式の準備は本当に忙しいです。

特に、仕事をしている女性が多い昨今、仕事と結婚式の準備、脱毛通いを並行しておこなうことは大変になります。

男性は結婚式の準備を女性に任せきりにする人も多く、協力的であったとしても、女性にしか分からないこともあるでしょう。

結婚式へのこだわりは女性の方が強いものです。

忙しくなることを考えると、本当は結婚が決まるより前に、美容の一環として脱毛しておく方がいいとは言えます。

結婚式前は脱毛にかけられるお金がない

結婚式には何かとお金がかかります。

ご祝儀があると言っても、こだわりたい場合には、自己負担が多額になることもあるでしょう。

結婚式の費用は前払いや当日払いが多いので、ある程度余裕を持って現金を用意しておかなくてはなりません。

さらに、結婚した後の生活や新婚旅行など、引き続き出費が多くなります。

最近はできるだけお金をかけない式も増えており、必要最低限の費用に抑えたいと考える人もいるでしょう。

その場合はなおさら「脱毛にお金はかけられない。」と思うはずです。

お金の問題で脱毛を迷っている人は、まずは脱毛すべき箇所を把握し、各サロンの料金相場を比較してみましょう。

たとえばワキのみやりたいという場合なら、数千円~1万円など、かなり低価格でできるサロンが多くあります。

箇所やかけられるお金によって、部分的に脱毛する方法もあると覚えておきましょう。

結婚式に向けて脱毛したい場合の最適なスケジュール

結婚式に向けてしっかり脱毛したい人はいつから始めるのがいいのでしょうか。

脱毛サロンでおこなわれる光脱毛では、2~3年かけて通うことが一般的です。

通常2~3ヶ月に1回のペースで脱毛することになり、毛質などによって6~12回くらいの回数が必要だからです。

しかし、結婚式の予定が2~3年後という人は少ないでしょう。

プロポーズから式までは半年~1年くらいの期間であることが一般的には多いようです。

結婚式に向けて万全の肌状態にしておきたいなら、1年前には脱毛を開始しておくことをおすすめします。

1年も時間がない場合でも半年前に始めておけば、かなりいい状態まで持っていくことが可能です。

結婚式まで日が浅い人の脱毛はどうする?

結婚式までに十分な期間がとれない人や、準備で慌ただしくしており式の1~3ヶ月前くらいになって脱毛のことが気になってしまう人もいます。

ここからは、結婚式までの日が浅い人の脱毛はどうすればいいのかについて紹介します。

1ヶ月前になると脱毛できない理由

脱毛サロンでは結婚式の1ヶ月前を切ると脱毛を断られるケースがありますが、一体なぜなのでしょうか。

それは、結婚式という大事な日を前に万が一肌トラブルが起きた場合、お店側の責任が大きくなってしまうからです。

結婚式1ヶ月前の脱毛でも、何の問題もない人もいるのですが、万が一のことを考えると避けた方が無難なのです。

医療脱毛なら短期間で完了する

脱毛サロンではなく、医療機関でおこなわれる医療脱毛であれば、結婚式に間に合う可能性もあります。

脱毛サロンでの光脱毛に比べ、医療レーザー脱毛は、照射の出力が高く、より少ない回数で済むからです。

その分痛みを感じやすく価格も高いですが、短期間でできるだけ脱毛したい人にはおすすめです。

医療脱毛は医師しかできませんので、万が一の肌トラブルにも対応してもらえるという安心感もあります。

自己処理よりブライダルエステ

脱毛が難しい時期にあるなら、ブライダルエステも1つです。

ブライダルエステでおこなう脱毛は、一般的にはシェービングで、脱毛ではなく除毛と言った方がいいです。

シェービングでもプロの方がやってくれるため、本当に時間がない場合は、自己処理よりおすすめです。

剃り方が上手で保湿もしっかりおこなってくれるので、仕上がりがよく、肌もツルツルになります。

フェイシャルなどとあわせてやってくれるコースも多く、結婚式前1ヶ月を切っていても対応してもらえるのは有り難いですよね。

ただ、除毛の場合は毛がすぐに生えてきてしまうため、結婚式の前ギリギリにおこなう必要があります。

準備で忙しくしている中通うのは大変です。

いくらプロがおこなうと言っても、肌質によってはシェービングが合わず、肌が赤くなってしまう可能性もあります。

敏感肌を自覚している方はやめた方がいいかもしれません。

肝心なワキや腕はやってもらえないお店も多いので、結局は自己処理と併用することになるでしょう。

さらに、シェービングなのに料金が意外と高めなのもデメリットです。

時間があるなら脱毛サロンにした方が、長い目で見るとお得であるケースも多いですよ。

床屋でブライダルシェービングを受けてくれる場合も

ブライダルエステでおこなわれるシェービングは、電気シェーバーを使うことが一般的です。

電気シェーバーはカミソリに比べて肌あたりが優しい分、しっかり剃ることが難しいため、仕上がりに不満が残る場合もあります。

実は、床屋でもブライダルシェービングをおこなってくれることがあります。

床屋の場合はカミソリを使うため、電気シェーバーに比べて深剃りができます。

料金もブライダルエステより安いので、費用にこだわりたい人には向いています。

ただし、カミソリによって赤みやニキビができてしまう可能性は否定できません。

背中は他の部位に比べても肌トラブルを起こしやすい場所です。

肌が強い方や、過去にカミソリシェービングをしてトラブルがなかった人などに限定される方法です。

結婚式前2~3週間でかけ込み脱毛する人もいる

脱毛自体が完了するわけではありませんが、結婚式の2~3週間前に脱毛することで、一時的にツルツルにし、式を乗り切る方法もあります。

一般的な脱毛サロンでおこなわれる光脱毛をおこなうと、通常2~3週間で1回目の毛が抜け落ちます。

肌表面には見えていない毛が生えてくるため1回では完了しませんが、式にはとりあえずきれいな状態にできるというわけです。

ただし、注意点もあります。

式の2~3週間前に脱毛サロンに行っても、まずはカウンセリングをおこない、次回の予約を取ります。

そのため、実際の施術日には式の日程ギリギリであったり、式に間に合わないこともあります。

どんなに遅くとも式の1ヶ月前には相談に行く方がいいでしょう。

また、毛質によっては1回の施術ではほとんど効き目がなく、太い毛が黒々と残ってしまうこともあります。

脱毛サロンに通っている最中は毛抜きなどが使えないため、普段以上に毛が気になってしまう可能性もあるでしょう。

脱毛サロンによっては、結婚式1ヶ月前には受けつけてくれないケースもあるという点も付け加えておきます。

こんな人は結婚式前の脱毛はしないという選択肢もある

結婚式前の脱毛はどの花嫁さんもおこなっているのでしょうか。

人によっては脱毛もブライダルシェービングもしないという方法もあります。

ここからは、脱毛しなくてもいい人の特徴を紹介します。

内輪だけの挙式で気にならない人

最近は盛大な結婚式をやめ、家族だけの小さな挙式で済ませる人も多いです。

その場合は花嫁さんの肌が綺麗かどうかより、結婚そのものへの感動を味わってくれることが多いので、あまり気にする必要がないとも言えます。

ただ、写真に残ることや、本人の満足度はどうかという問題はあります。

「内輪だけの挙式だから気にならない。」と花嫁さん自身が思う場合は、無理に脱毛しなくてもいいでしょう。

脱毛より新婚旅行や新生活にお金をかけたい人

費用面でどうしても妥協したくない方は脱毛しないことも1つです。

結婚式は親族のためにとりあえず形だけおこなうけれど、実はそれほど乗り気でない人もいます。

好きな場所に旅行に行ったり、新生活の準備をしっかりおこないたい人は、手軽にできる自己処理で費用を抑えてもいいはずです。

もともと毛が薄く自己処理で足りる人

毛の量や濃さは個人差が大きいです。

生まれつき毛が薄く、ほとんど毛の処理をしたことがない人もいます。

それでも、背中やうなじ、二の腕などの確認はした方がいいですが、自己処理が難しい場所は、母親や姉妹、親友にやってもらう方法もあります。

電気シェーバーを使い、保湿をしっかり丁寧におこなえばある程度きれいになるので、毛が濃い人でなければアリでしょう。

脱毛するかしないかは自分の価値観で判断を

結婚式だからと言って、絶対に脱毛すべきということにはなりません。

脱毛の必要性を感じない人や他にもっとお金をかけたいことがある人もいますから、自身の価値観と照らし合わせて考えましょう。

ただ、脱毛を迷っていたけれど、結果的に「やっておいて良かった!」と感じた人が多いことも事実です。

脱毛する必要がないと思えばそれも選択肢ですが、後悔する可能性があるならやっておいが方がいいかもしれませんね。

一生に一度のことですから、最高の状態にしておいて越したことはありません。

最後に

いかがでしたか?今回は、結婚式の脱毛について、脱毛すべき箇所や結婚式前脱毛のメリット、デメリット、式までの日が浅い場合の対処法を紹介しました。

結婚式前の脱毛は花嫁さんの悩みの種かと思いますが、納得のできる方法やスケジュールで後悔しないようにしましょう。

おすすめの記事