せっかく綺麗にムダ毛処理が出来たと思ったのに、しばらくしたらそこがチクチクしてきてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
ムダ毛がチクチクしてくると、そこが気になって他のことに集中できなくなってしまうこともありますから、すごく厄介ですよね。
出来ればムダ毛処理をしたあとにもチクチクしないようにしていきたいものです。
そこでここでは、
- なぜムダ毛処理後にチクチクするのか
- チクチクしやすい気を付けるべき部位
- チクチクしないような処理方法はあるのか
ということなどを紹介していきます。
是非参考にして、処理後にも快適な肌をキープできるようにしていってください。
目次
ムダ毛処理後にチクチクしてしまう理由
ムダ毛を処理した後にチクチクしてしまうというその現象は、そもそもなぜ起こるのでしょうか?
原因が分かれば、それに対する対策も立てやすいですよね。
そこでまずは、原因からチェックしていきましょう。
毛先が太くなるから
ムダ毛処理が後にチクチクしてきてしまうというのは、簡単にいえば、ムダ毛処理をすることによって、毛先が太くなってしまうから起こります。
本来毛先というのは、先端に向かうにつれてやんわりと細くなっているものです。
しかし、処理をした後の毛は、毛の途中で切られた部分が毛先になりますよね。
だから、本来の毛先とは違い、これから毛先になる部分が太くなるんです。
太い毛が肌の表面から出て、違う肌に触れれば、当然チクチクもしてしまいます。
こうしてチクチクするようになっていくんです。
自己処理の大半はカミソリかシェーバー
毛先が太くなるのは、毛の途中で毛を切るからになります。
ほとんどの方は、ムダ毛を処理する際の処理方法がカミソリか電気シェーバーになるでしょう。
カミソリも電気シェーバーも、基本的には毛を途中で切断することで、肌の表面からあまり毛を出さないようにするものになります。
そうして毛の途中で切断する方法がもっともオーソドックスな処理方法だからこそ、毛を処理した後にチクチクする感覚を感じてしまう人が多くなるのです。
特にチクチクしやすいのはワキとVIO
ムダ毛を処理した後に、特にチクチクしやすい箇所もあります。
それが、ワキとVIO。
だからワキとVIOを処理する際には、特に注意しないとなりません。
ワキもVIOも肌に触れやすい
ワキとVIOが特にチクチクしやすいというのは、ワキとVIOは、肌に触れやすい箇所だからです。
たとえば腕の毛を想像してみてください。
腕の毛では、たとえ多少先端が太くなってしまっている毛が生えてきたとしても、その毛と触れる肌がありません。
腕を組んだりすれば触れますが、意図的にその姿勢を避ければ、まったく問題はないのです。
ワキやVIOではそうはいきません。ワキやVIOの場合には、何もしなくとも基本的に肌が触れています。
足の付け根だったりおしりだったり、あるいは二の腕の付け根だったり、基本的には常に触れている箇所になるのです。また当然、動く際にそこはこすれたりします。
だから、すごくチクチクしやすい箇所になるのです。
毛の太さも問題
また、ワキやVIOがチクチクしやすいという事には、もう一つ理由があります。
それが、毛の太さ。
ワキの毛やVIOの毛は、その他の体毛と比べるとどうしても太い毛になります。
そもそもの毛が太い上に、それの毛先が太くなるわけですから、他の部位のムダ毛と比べても肌に当たったときの存在感は強くなるのです。
これが足の指の毛くらいの細さであれば、別にカミソリやシェーバーで自己処理をして、毛先が多少太くなってしまったとしても、大した問題にはならないでしょう。
どのくらいでチクチクしてくるのか把握しよう
自己処理をした後にチクチクしてきてしまうと、困ることもあるもの。
たとえば何かのプレゼンの際、処理したところがチクチクしてきたら、変な立ち振る舞いになってしまいます。それではまず説得力も出ませんよね。
「部活の試合の前、気合を入れて処理をしたら試合中にチクチクしてきてしまった」なんていうことになったら全く試合にも集中できません。
だから、ムダ毛処理後のチクチクに悩まされることがある人は、どのくらいでチクチクしてきてしまうのかということを把握して、それを頭にいれながら自己処理をすることも大切です。
チクチクするのは2~3時間後くらいだという人が多い
もちろん実際には個人差があるので、まずは自分で普段通りに自己処理をして、それからどのくらいでチクチクしてくるのかということを計算するのが一番確実な方法です。
でも、一般的にこのくらいでチクチクしてくる人が多いという時間もあるのです。
それが、処理してから2時間から3時間後。
だいたい自己処理後2時間から3時間くらいでチクチクしてくることが多いのだから、大事な用の直前に自己処理をしたり、あるいはしばらく前に自己処理をして、チクチクするというレベルではなくなるくらいまで生やしてしまうというのが効果的になります。
チクチクさせないための処理の方法
時間をうまくコントロールして自己処理をしていけば、自己処理後のチクチクによるダメージはある程度抑えることが出来ます。
しかし、そういう回避方法ではなく、根本的にチクチクしないようにしたいという方も多いでしょう。
次は、根本的にチクチクさせないようにするための処理の方法についてみていきます。
除毛クリームを使用する
根本的にチクチクさせないようにするためには、とにかく毛先の断面が太くなることを避ける必要があります。
カミソリや電気シェーバーでは、それは難しいでしょう。
カミソリも電気シェーバーも、基本的には毛を「切断する」という処理方法になります。毛の途中の太い部分で切断された毛の、新しく毛先になる部分は、どうやっても太くなるものです。
だから、もしチクチクしないような自己処理をしたいのであれば、除毛クリームを活用するのがおすすめです。
除毛クリームは、カミソリや電気シェーバーのように毛を切断するわけではないので、処理後に毛の先端が太くなることがありません。
溶かして処理するのが除毛クリーム
除毛クリームの毛の処理方法は、切断ではなく溶解です。つまり毛を溶かして処理していくというのが、除毛クリームのスタイルになるんです。
毛を溶かしてくれるわけですから、毛がブツっと切れるということはありません。だから次に生えてくる毛の毛先も、しっかりと丸みを帯びた細い毛になるんです。
もちろんそれでも、絶対にチクチクしないとは言えません。
そもそもの毛質が硬かったりしたら、たとえ細い先端の毛であっても、それが肌に触れた際にチクチクすることはあります。
太い針を差したら痛いのは当然ですが、別に痛みに関しては細い針でも感じますよね。硬さが硬いものは、たとえ細くても感触は強く出るんです。
だから、その場合には除毛クリームでは手が打てません。
もしそもそもの毛質が硬い場合には、脱毛をするのが一番適切でしょう。
脱毛であれば次第に毛が細くなる
脱毛の最大のメリットは、毛が次第に細くなるという点です。
もちろん毛が少なくなってくることもうれしい点ではあります。ただいくら毛が少なくなってきても、その1本1本の毛に存在感があるようでは、結局自己処理は必要ですし、自己処理をした後に毛先が太くなり、チクチクしてくることもあるんです。
それでは意味がありませんよね。
脱毛では、毛を生やす仕組みそのものにダメージを与えます。言うなれば母体にダメージを与えるんです。
ダメージを与えられた母体は、毛という子供を作ることが出来なくなるか、あるいは完全に元気な、太い毛を作ることが難しくなります。
結果、毛が生えなくなったり、生えたとしても産毛のような細い毛しか生えなくなっていくんです。
そうなれば、自己処理の必要もほとんどありませんし、仮に自己処理をしたとしても、そもその毛が細いので、チクチクはしづらくなります。
チクチク軽減くらいであれば脱毛のコストも高くない
脱毛をするには、一つ大きな難点がありますよね。
除毛クリームくらいであれば1本2,500円から4,000円くらいで用意することが出来ます。
しかし脱毛では、10万円とか20万円とか、平気でそれくらいのコストがかかってきます。だからそれが効果的なことはわかっているけど、なかなか手が出ないという人もいたでしょう。
でも実は、チクチク軽減くらいであれば、そこまでコストはかからないのです。
6回程度で効果を感じられることが多い
脱毛では多くの場合、処理する部位と処理する回数によって料金が変わってきます。
処理する部位が多ければ多いほど料金は高くなりますし、部位が少なくても、しっかりと成果を出すまでにたくさんの処理回数が必要な部位の場合は、料金が高くなります。
だから確かに、全身をつるつるにしようと思ったら、一般人にはちょっと厳しいかもと感じるくらいの料金がかかることがあります。
でもチクチクの軽減くらいであれば、そこまで回数は必要ありません。だいたい6回程度の施術を終えれば、チクチクは軽減されることが多いです。
もちろん実際には毛の生え方やそもそもの処理する部位などによっても違ってきますが、それでもチクチクの軽減くらいであればそこまでコストはかからないのです。
脱毛6回にかかるコスト
脱毛部位で特に料金が高いのは、やはりVIOです。ワキであれば、100円から数千円で6回程度は施術を受けることが出来ます。
しかしVIOの場合には、6回の施術をうけるのに5万円~7万円程度はかかってきてしまうことが多いです。
ただ、処理した2時間から3時間くらい後に、処理した部位がチクチクしてきてしまうということから、5万円から7万円程度でずっと解放されると思ったら、コスパとしては十分ですよね。
部位によってはもっと全然安くできることもありますし、どうしても全身をつるつるにしたいというわけでもなければ脱毛は、手が出ないものではありません。
確実にチクチクから解放されたいと思うのであれば、脱毛が一番おすすめです。
今お金をかけてしまう方がお得でもある
たしかに5万円から7万円くらいで処理した後のチクチクという悩みから解放されるのであれば、それは安いと言えます。
ただ、中にはそのお金を払うことに抵抗がある人もいるでしょう。
7万円くらいするとなると、人によっては給料の半分くらいだという方もいるかもしれません。そうなると、なかなか厳しいものではあります。
でも実は、ここでお金をかけてしまう方が、トータルではお得だったりするんです。
除毛クリームはずっと続くもの
脱毛は、一度細い毛しか生えないようになれば、基本的にはずっとその状態だと考えて良いです。ホルモンバランスが崩れたり、あるいは年月がたつにつれて、多少太い毛が生えてくることもありますが、それも今までのようにたくさん生えてくるわけではありません。
だから、今お金をかければ今後はそこにかかるお金はほとんど無くなると考えてよいのです。
除毛クリームの場合はそうではありません。
自然と毛が細くなることはほぼないですから、除毛クリームはずっと使い続けないといけないんです。
ということはずっと2,500円から4,000円程度のお金がかかるということ。
それは意外と馬鹿にならないコストになります。トータルでかかるコストではそっちの方がだいぶ高くなることもあります。
だから今頑張ってお金をかけて脱毛してしまうというのが、一番おすすめだと言えるんです。
節約するなりローンを組むなりしてなんとかお金を工面して、いち早く脱毛し、悩みから解放されていってください。