言葉の意味や違い 【禁固刑】と【懲役刑】の意味と違い、使い分けや使い方 裁判の記事の中で、判決が「禁固刑(正式には禁錮刑)」だったり「懲役刑」だったりします。 一般市民で禁固と懲役の違いを知っている人はほとんどいません。 どちらも、受刑者を「刑事施設に拘置」ということでは変わりませんが、懲役の場合は拘置とともに、「刑務作業」という労働の義務があります。 禁錮の場合は単に拘置するだけで、義務...
言葉の意味や違い 【秘密】と【機密】の意味と違い、使い分けや使い方 「秘密」とは隠し事を表す言葉です。 これに対し、「機密」とは極めて重要な隠し事、秘密を表す言葉で、知られると被害や影響が甚大になるニュアンスが含まれます。 「秘密」は個人間や企業間で一般に使われている聞き慣れた表現であるのに対し、あまり聞き慣れない「機密」という言葉は、政治・軍事上や国家間での取り決めなどで主に使われる...
言葉の意味や違い 【資料】と【史料】の意味と違い、使い分けや使い方 資料は「何かをする時に役立たせるための材料」。 または今までのデータをあらわす。 史料とは「歴史上における史実に基づいた記録や書類をさす」。 主に歴史の材料に限られる。 二つの言葉を使い分ける時は、歴史上の研究データなのかどうかを判断基準にするとよい。 広義においては資料だが、歴史学の範囲に入るとみなされた資料は史料と...
言葉の意味や違い 【土偶】と【埴輪】の意味と違い、使い分けや使い方 テレビで古代の歴史番組を見ていると、必ず「土偶」や「埴輪」と呼ばれる、人間や馬などを模った粘土の人形のようなものが映されます。粘土でできた人形と覚えてしまうため、両者を混同している人が少なくありません。形の違いで言うと、土偶は女性の姿を現しており、大きな臀部や乳房を持っています。一方、埴輪は人間の他、壺や道具、動物など...
言葉の意味や違い 【遺体】と【死体】の意味と違い、使い分けや使い方 同じ内容であっても、あえて違う言葉で伝えられることがありますが、「遺体」と「死体」もその一つです。遺体も死体も生命の途絶えた身体に対して使われる言葉ですが、遺体と死体では基本的に使う対象が異なります。死体は基本的に人でなく、死んだ動物を指します。遺体の場合は死んだ人に使われ、人以外の動物の場合には用いられません。 遺体...
言葉の意味や違い 【報告】と【連絡】の意味と違い、使い分けや使い方 新卒の新入社員に対して、最初に上司から教えられるのが「ホウレンソウ(報・連・相)です。ホウレンソウは報告、連絡、相談のことですが、実は報告と連絡の違いがよく分からないという意見が多くなっています。区別の仕方を簡単に言うと、「報告」は指示されたことの経過や結果を伝えることであり、「連絡」は伝えるべき人へ周知させることです...
言葉の意味や違い 【ボンゴレロッソ】と【ボンゴレビアンゴ】の意味と違い、使い分けや使い方 ボンゴレは、アサリやハマグリなどの2枚貝を使った、南イタリア発祥のパスタです。そのパスタのソースにトマトを使った、見た目が赤いものが「ボンゴレロッソ」、白ワインや蒸したアサリのダシを使った、見た目が白いソースのものが「ボンゴレビアンゴ」です。2つとも正式なイタリア語ではなく、日本人にわかりやすく作られた料理名です。 「...
言葉の意味や違い 【液晶テレビ】と【プラズマテレビ】と【有機ELテレビ】の意味と違い、使い分けや使い方 薄型テレビで、採用しているディスプレイの方式がそれぞれ異なります。 ブラウン管テレビから薄型テレビに開発が移行した当初、消費電力と耐用年数に優れる液晶テレビ、大型化と画質に優れるプラズマテレビが主流でした。 液晶の技術向上によりプラズマテレビは衰退しますが、少し遅れて登場した有機ELテレビは、その美しい画像が次世代のテ...
言葉の意味や違い 【履く】と【穿く】の意味と違い、使い分けや使い方 靴をはいたり、スラックスをはいたりする時の「はく」という漢字には「履く」と「穿く」があります。実は、パソコンで「はく」を変換すると、靴の時は必ず「履く」に変換され、スラックスの時には「穿く」という文字が表示されます。これは履くと穿くでは使い方が異なり、パソコンはそれを記憶しているため、間違った文字に変換されることはあり...
言葉の意味や違い 【目】と【眼】の意味と違い、使い分けや使い方 「目」は顔のパーツの1つであったり、実際に見えるものとして用います。「きれいな目だね」などと、言われたことがある人も多いでしょう。 また、「台風の目」や「ひどい目に遭った」、「前から3番目の位置」と言ったふうに、人や動物の顔のパーツ以外の用い方をすることもあります。 「眼」は「め」ではなく「がん」と読むことが多いです。...