「削除」は、読んで字のごとく、「削って取り除く」ことを指します。 ある全体があって、その中から一部分のみを取り消すことを意味します。 これに対して、「消去」も読んで字のごとく、「消し去る」「消え去る」という意味をもちます。 これは、削除とは異なり、ある集合全てが消えてなくなることを指します。 一部が消えるのか、全部が消...
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相似とは数学用語で、図形分野において「大きさは違えど同じ形である」ことを言います。 定義は図形により異なりますが、たとえば三角形ならば「三辺の長さの比が等しい」などが挙げられます。 一方で近似とは図形以外にも使われる数学用語で、あるものに非常に近しい形や数値をそのものとして扱うことを意味します。 たとえば円周率は3.1...
「中部地方」と「東海地方」と「東海3県」と「中京圏」は、漠然と日本の中央、関東と関西の間の愛知県の周りというイメージがありますが、それぞれの意味するエリアが異なります。 中部地方の意味するエリアが最も広く、日本海側の県まで含みます。 東海地方は、その中の太平洋側の県です。 東海3県と中京圏は、その中の愛知県、岐阜県、三...
「毒薬」と「劇薬」と「毒物」と「劇物」は、いずれも危険な物質というイメージがありますが、その用途や危険性が異なります。 毒薬と劇薬は「薬」であり、医薬品・医薬部外品です。 毒物と劇物は、医薬品・医薬部外品以外の物質を指します。 毒性(致死性)で比較すると、劇薬より毒薬のほうが約10倍高く、劇物より毒物のほうが約10倍高...
「難癖」と「いちゃもん」と「言いがかり」と「ケチ」は、いずれも相手の言動に「~をつける」というように、理不尽な批判をするというときに使用されます。 「難癖」と「いちゃもん」と「言いがかり」をつけるというのは、初めから理不尽な文句をつける意図がある場合に使用されます。 ケチをつけるというのは、過小評価をするという意味合い...
「収める」と「納める」と「治める」と「修める」は、いずれも「おさめる」と読み、ものごとがうまくまとまるという意味合いで使用されることが多い言葉です。 しかし、厳密には違いがあります。 「収める」は中に入れる、記録に残す、良い結果を残すという意味です。 「納める」は、金品を渡す、終わりにする、あるべき場所に置く、という意...
「凸版」と「凹版」と「平版」と「孔版」は、いずれも版画の技法ですが、立体のどの部位にインクをつけるかという点が異なります。 大量生産の印刷につながる技術です。 凸版は、最も古い印刷法で、凸の部分にインクがつくように周りを彫ります。 凹版は逆で、インクをつけたい部分を彫ります。 平板は、親油性の部分と親水性の部分で描き分...
「了解」と「了承」と「承知」と「承諾」は、いずれもものごとを理解し、受け入れる場面で使用される言葉ですが、意味合いや使用する場面に違いがあります。 「了解」は、物事を理解する点に重点がおかれ、「了承」は受け入れる点に重点がおかれます。 「承知」は、へりくだった場面で、知ることに重点が置かれます。 「承諾」は、責任をもっ...
「ねじ」と「ボルト」と「ビス」と「釘」は、いずれもDIY用品で、家具などを固定する部品のことですが、形状などの違いがあります。 まず、打ち付けて固定するのが「釘」です。 他のものはすべて、回転させて固定する「ねじ」であり、らせん状の溝があります。 ねじの中で、内側にらせん状の溝のある「ナット」と組み合わせて使用する「ボ...
「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」は、いずれも鉛筆などで絵(下絵)を描くことという意味ですが、由来となる言語や描く対象、描き方などが異なります。 スケッチのみ英語で、他はフランス語に由来します。 デッサンが時間をかけて丁寧に描くのに対し、スケッチは概略をつかんで描き、クロッキーは動きをとらえて素早く描くという点...
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