共働きの夕飯はどうしてる?喧嘩しないための工夫とは?
共働き家庭において、夕飯をどうするかは結構大きな課題だと思います。私も共働きで、しかも夫の方が帰りが早いので結婚当初は悩みました。
結果的に「早い方がやる」で結論がでたのですが、我が家のようにうまくいく場合ばかりではないです。中にはどうするかで揉めるという話も聞きます。
今回は、共働き家庭で夕飯のことで喧嘩にならない工夫をご紹介します。
察してをやめる
私は、日本の察する文化はもうそろそろやめた方がいいと思っています。「言わなくてもそれくらいわかるだろ!」は喧嘩の元です。
夕飯のことでいくと、妻の帰りが遅くなる時に、「今日帰り遅くなる」と連絡したあと妻は当然のように夫は勝手にご飯を食べていると思います。
でも、「先に食べていて」と言われていない夫は「待っていればいつも通りご飯作ってくれるんだな」と妻の帰りを待ちます。嘘みたいな話ですが、これ実際にあることなんですよ。
当然帰宅した妻は「おかえり。ご飯なに?」と待ってる夫に愕然としますよね。すごく単純なことなんですよね。妻は連絡の際に「帰り遅くなるから何か食べといて」と言えばいいし、夫も「じゃぁ適当に先に食べてるね」と言えばいい話です。
お互いに言わず「当然〜だろうな」と思ってすれ違うと、これ当然喧嘩のタネになりますよね。共働きが増えたとはいえ、まだまだ家事は奥さんの担当だという家は少なくないです。特に、料理なんて無理という男性は多いです。
でも、共働きで奥さんの帰りが遅いのに、帰ってから食事の支度までしないといけないとなると、大変過ぎませんか?
妻の帰りが遅い時は、食事の支度は夫がするとかせめて一人でなにか食べておくとかそういう努力が必要なんだと思います。
ありがとうとごめんなさいは必須
「仕事なんだからしょうがないじゃない!!」こんなトーンで言われたらカチンときますよね。仕事で遅くなるにしても「今日遅くなるからご飯先に食べてて。ごめんね」と言えば「仕事頑張ってね」となりますよね。
夫婦といえども元は他人です。そんな結婚したからってお互いの気持ちを察してあたり前なんてことはありえないんです。言わなきゃわからないのは当たり前です。
なので、我が家では察していたとしても言われていないことはしないようにしています。
そして、期限のあるものなんかは、ギリギリのタイミングで「あれやったの?」「やってくれてなかったの?」なんていう会話をしています。
当然「言われてないから自分でやったんだと思ってたんだけど」と言うと「言わなくてもやってくれてると思ってた・・。」と夫は言います。
その度に「私は言われなきゃわからないし、察してやるなんてことはないから」と言い続けて5年。やっと夫から察してというのがなくなったような気がします。
そして、なにかお願いしたら「ありがとう」だし自分が悪かったなと思ったらどんな些細なことでも「ごめんね」と言うようにしています。
できる方がやる
帰りが早い方が夕飯の準備をするのが一番だと思います。妻が夫がとなすりつけ合いになるのはお互いのためにならないです。今はスマホで簡単に連絡がつく時代です。
「買い物もうやった?」「今日の夕飯どうする?」などちょっと一言連絡を入れるだけで、スムーズにことが進みます。準備が大変な日はどこかで落ち合って外食でもいいじゃないですか。
個人的に一番よくないなーと思うのは、曜日ごとに担当を決めてしまっている場合です。担当じゃない方が、たまたま早くても家でリラックスタイムを過ごして「夕飯まだ?」をやってしまうと、遅く帰ってきた方はイライラしますよね。
そうならないためにも、曜日ごとの分担が決まっていたとしても早く帰った方がやる。そして別の家事を代わりにやると言った柔軟性が大事なのだと思います。
そもそも別にしておく
お互いの休みの日だけ、一緒に夕飯を食べる。その方がスムーズなんじゃないかとおもいます。ちょっと寂しい気もしますが、「せっかく作ったのに」を避けるためにも共働きの平日は別で。の方が平和だと思います。
というのも、急な飲み会や仕事中にお腹が減って何かを食べたなど色々な事情があります。余計な気をつかわないためにも、「一緒に食べれそうな時だけ連絡する」などにしておけば、たまの平日デートのような雰囲気を味わえますよ。
お惣菜や出前を活用する
どうしても一人で食べたくないのであれば、「自炊」を諦める日があってもいいと思います。共働きだと、家事の手抜きをうまいことしていかないと大変すぎてイライラすることが増える気がします。
イライラすると、言葉もきつくなってしまい喧嘩の原因になります。それなら、帰宅時間に合わせて出前を頼んでおいたり、早く帰れる方がパッと食べられるものを買って帰るなどがおすすめです。
仕事が休みの日に手料理を頑張れば、平日は食事の支度をする時間をリラックスタイムに充てようぐらいの気持ちの方が、精神的な余裕ができます。
休みの日に作り置きする
作り置きといっても、完成したものをレンジで温めるとあまり美味しくないですよね。なので、下処理までしておいて帰宅後完成させるだけというのがお勧めです。
あまり長期間の作り置きは衛生的に不安なので、1週間で使い切るようにしたいですね。もし、夕飯が1品でも平気な夫婦であれば、お勧めはパスタです。麺を茹でてソースを絡めるだけで食べられますので、とてもお手軽です。
具材になりそうな野菜を下処理しておくだけで具沢山パスタが楽しめます。私も共働きなので平日の夕飯に一汁三菜がいかに難しいかはよくわかります。
なので、妻が夕飯担当なのであれば、世の男性陣は作ってくれるだけで「ありがとう」の気持ちを持ってください。「えぇー夕飯これ?」は禁句ですよ。私がそんなことを言われた日には二度と作らなくなると思います。
抜けるところは手を抜く
- インスタントのお味噌汁にする
- ラーメンなどの麺類に頼る
- 冷凍食品にたよる
このように、抜けるところは手を抜かないと共働きなんてやってられません。昔のイメージで「冷凍食品なんて食えるか」なんて言う人がいますけど、今の冷凍食品は非常によくでいいていて、とても美味しいです。
下手に家で作るよりよっぽど美味しいので、私もよく食べます。インスタントもですが、全部インスタントだとなんか味気ないのはわかります。でもお味噌汁やスープだけインスタントでもなんの問題もないですよね。
帰宅してから作るものを極力減らすことをおすすめします。軽いことかもしれないですが、お米を無洗米にするのも大きいですよ。そうすれば、朝炊飯器にセットしておけば、帰っておかずを準備するだけですから。
夕飯だけは手を抜きたくない!という人でしたら掃除や洗濯などの他の部分を手抜きしちゃいましょう。仕事も家事も毎日完璧に!なんてやっていたら身が持たないですよ。
結論。3つの〜べきをやめる
- 夫婦なんだから一緒に夕飯は食べるべき
- 妻が食事の支度はするべき
- 夕飯は自炊するべき
このような〜すべきをやめてみることをお勧めします。共働きなんだからいいじゃないですか、別に夕飯がお惣菜や出前でも。帰る時間が遅くなるのであれば外で済ませてもいいんですよ。
いつどんな時も「家で手作り」にこだわるから色々な歪みが出てくるんだと思います。うまく共働きをしていくのであれば、家事をどううまくこなすのかは重要な話だと思います。どちらかの負担が増えないようにしていきたいものですね。