引きこもりになりやすい主婦のタイプと原因とひきこもりからの脱出方法

私って引きこもりかも・・と悩んでいませんか。

  • 近所の人に会いたくないな
  • 外に出たいけど、どうしても出づらい
  • 外に出る気持ちもない、なんだか毎日が憂鬱

外に出たい気持ちはあるのに、でも出られない。

家族は日中働いたり勉強しているのに、と家族への申し訳なさから、罪悪感で胸が締め付けられるという人もいると思います。そんな気持ちをずっと抱えるのは、辛いですよね。

今回は、主婦で引きこもりになってしまう人のタイプと原因、改善方法について紹介していきたいと思います。

引きこもり主婦になってしまう人のタイプとは

責任感が強い

あなたは責任感の強いタイプではありませんか。

  • 約束は絶対に守る(守れないととても悔やむ)
  • 途中で物事を投げ出さない

もしあなたが、この言葉に当てはまっている場合、責任感の強いタイプの可能性がとても高いです。

責任感が強いというのは良いことで、誰でもできることではありません。しかしこういった性格の持ち主は、仕事をしっかりこなし、沢山の人から慕われている反面、仕事ができないと自分を責めてしまう傾向があることも多いです。

そして責任感が強いため、自分が関与している事は、人より何倍もその物事に対して集中してしまいます。

例えば、地区の役員などになった時に、業務を果たそうと一生懸命になりすぎてしまい、それがきっかけで周りの人とトラブルになることもあります。そして心に傷を負ってしまい、家に引きこもりがちなることも。

完璧主義

完璧主義であることも、引きこもりになってしまう原因になることがあります。

  • 仕事は全力で取り組む(手抜きをしない)
  • 真面目すぎる

これらは完璧主義である人がよくやってしまう事です。

もちろん完璧主義なのは、とても素晴らしい事です。しかしその長所を、悪い方に集中させてしまうと、それが引きこもりの原因になってしまう事もあるのです。

主婦責任感が強いと、家事がしっかりできない事で落ち込んでしまったり、地域の人とうまくコミュニケーションが取れていないと、自分はダメな母なのではないかと悩んでしまう事があります。

「ここまでは絶対にできていないといけない」と言う思いが強いので、少しでも理想とするラインまでできていないと、他の人よりも落ち込みやすいことがあります。

こういった事がきっかけで、次第に人と話すのも億劫になるほど、自分はダメな人だと思いこんでしまうこともあります。

相手に合わせてしまう

相手に合わせてしまう、相手に気を遣ってしまう性格の人も、引きこもりがちになることが多いです。

相手に嫌な思いをさせたくない、仲間はずれにされたくない、そう言った思いから、人に合わせることが当たり前になっていませんか。また、意見を出したら嫌われるのではないかと思い、自分の気持ちを押し殺してしまうこともありますよね。

本当はこんな事は疲れるからやめたいのに、それでも周りと合わせないと不安。話した後も、あれで大丈夫だったかなと不安になる。もしこういった症状があるなら、あなたは人に合わせてしまう人の中でも、もっと他人に気を遣ってしまっている可能性が高いです。

自分の気持ちを押し殺して、会話をしていると、いい方向に話が進んでいるような気がしますよね。しかし実際は、あなたの体や心にはとても大きな負荷がかかっています。

そのため人と話したくないという気持ちが強くなり、引きこもりになってしまうケースが多いです。

人に相談できない

人に相談することが苦手な人も、引きこもりになりやすい傾向があります。あなたは人に相談できますか。それとも相談することは苦手ですか。

人に相談するというのはとても大切な事です。なぜなら、人に話を聞いてもらえるだけで、安心感を得られるからです。これは家族や親しい人だけに限らず、話を聞いてもらって共感してもらえると「あ、この人こんな悩み分かってくれるんだ」と、小さな不安を発散することができます。

また人に相談し、悩みを話しているうちに、話が整理され自分が本当は何に悩んでいたか、に気づくこともできます。なので相談はとても大切な事です。

もし悩みを自分だけで整理しようとすると、頭の中で悩みが膨大になってしまうこともありますよね。そして不安が溜まってしまった結果、最終的に引きこもりの手段をとる人もいます。

引きこもりになってしまう原因とは

ママ友の関係

ママ友との関係悪化も、引きこもりの1つの原因です。

子どもがまだ小学生だったり、幼いうちは、何かと親が行事に参加したり、地区の集まりで、他のお母さんたちと仲良くしないといけない事がありますよね。

そんな時、他のお母さんたちと馴染めなかったり、自分だけ除け者にされるような扱いを受けた事がきっかけとなり、心に傷を負ってしまうのです。

こんな環境に居たくないと思っても、子どもの学校も変えるわけにもいかず、結局その地域に住み続けてしまう事が多いです。そして徐々に、周りの人と会いたくない生活をつづけた結果、引きこもりになってしまいます。

子ども

子どもがきっかけで引きこもりになってしまう事もあります。

子どもが赤ちゃんだと、子どもから目を話せない状態がずっと続き、知らず知らずの間に、一日中家に引きこもっていたという事がよくあります。それが何日も続き、気づけば何か月も家に引きこもりっぱなしだった、ということにもなりかねません。

また子どもの進学や、子どもの人間関係、子どもの成績などがきっかけとなり、そういったことに頭を悩ませストレスを抱え、外との関係を遮断すべく引きこもりになることもあります。

主婦の引きこもりが長引きやすいのは、家族が気づきにくいから

主婦の引きこもりは、長期にわたってという事も多いです。

その理由は、引きこもり状態であることが家族に気づかれにくいからです。昼間、家族は学校や仕事に行ってしまうため、家にずっといたかどうかを確認されることもありません。

食材もネットで買うことができるので、家の中で特に変わった様子もないと、引きこもり状態に家族でさえ気づかなかったなんて事もあります。

また子どもが大きくなっていくと、役員などの仕事もなくなっていき、徐々に外に出ないといけない機会もなくなっていくことが、引きこもりが長引く原因にもなります。

引きこもり主婦をやめたい時に意識すべきこと

完璧を求めない

引きこもりを改善するには、完璧を求めすぎない事が大切です。なぜなら、完璧であろうとすればするほど、外の世界で生きづらくなってしまうからです。

「私、完璧なんて意識したことない。家の中もぐちゃぐちゃだし。」と思った人もいるかもしれません。この完璧は、そう言った家の中のことだけではなく、人間関係などでも言えることです。

例えば人と話している時に、「良い印象を持ってもらわないと」「ちゃんと返事をしないと」といった、完璧な自分を追い求めるほど、体力を消耗していきます。そして必然的に、外に行く=人と会話しないといけない、という負の感情が生まれ、家にでることが億劫になることがあります。

こんな時は、「私は完璧を求めている」と開き直ってしまうことが大切です。なぜなら体は完璧じゃないと、という強い思いを抱いていたり、こうしないとと強く思っていると、逆にそれがプレッシャーに感じ、疲れてしまうからです。

人と話す時に疲れている自分がいると気づいたら、「今人からよく見られようとしているな」と認識し、良く見てもらわなくてもいい、と気持ちを軽くもつことが大切です。

好きな仕事や興味のあるものを探してみる

あなたは今、どんな状態ですか。もし「外には出られないけど、家にいるとすることがない」と家の中の生活を退屈に感じているのであれば、在宅で仕事をしてみるのがおすすめです。

家の中にいれば安心はできるけど、外に行くのは億劫。そんな場合は、ぜひ仕事や興味のあるものを探してみましょう。最近はネットを使えば、沢山の仕事が探せます。そこで興味のあるもの、気になるものを始めてみましょう。

小さな仕事や興味のあるものでも、やってみたり、続けることで、私ってこんな事もできるんだ、ととても前向きな気持ちになれます。

そして引きこもり改善には、何かできることがあるというのは、とても大切です。なぜなら、できることがあると自信につながるのはもちろん、これらの事がきっかけとなり、また外に出てみようという気持ちにもなれるからなんです。

趣味を持つ

趣味を持つこともとても大切です。なぜなら、好きな事、興味のあることは、気持ちまで明るくしてくれるからです。

あなたは何かに没頭していた時、気が付くとあたりが暗くなっていたという経験はありませんか。これは、好きな事に集中していたため、周りが暗くなっていった事に気づかなかったために起こりますよね。こうなると、時間が経つのも速く感じたりします。

こういったことが、引きこもり改善には大切です。なぜなら引きこもりを続けているときは、将来の不安であったり、すぐ暗い方に物事を考えてしまうことが多いからです。

実際に家でじっとしていると、「もし~になったらどうしよう」と次々に、まだ起こってもいないことを想像し、怖くなってしまう時はありませんか。

趣味を持つと、この負の気持ちを考える時間を減らすことができるようになります。また、趣味を持つことで、ストレスを感じても「趣味をやって忘れよう」と、前向きな気持ちになることができます。

なので自分の好きなもの、興味のあることを、趣味として取り入れてみましょう。映画鑑賞だったり、音楽を聞くこと、楽器を触ること、なんでも自分が好きなものをやってみます。

こういった趣味や仕事から初めて、ゆっくりで自分のペースで、外に出られるようになっていきましょう。

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